まじかる☆タルるートくん第9話「友情のタコ焼き!」
当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くに当たって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。
原画が河野さんと梨沢さんの二人しかいないため、残念ながら粗いです。ただし粗いといっても河野さんなので、偏差値68くらいはありますけど。
Aパート
cut3。本丸の正面フォロー走りです。たこ焼きを両手で持ちながら急いで走る本丸というのが主題です。1枚目両手のみを上げます。2枚目手に身体が追従します。すなわち身体が上へ動くということです。それに伴い足がインしてきます。3枚目身体と手が下へ戻ります。4から6枚目は1から3枚目の反対方向への動きです。このような計6枚の2コマリピートで主題を見事に表現しています。
まず1・2枚目のようにパーツを順に動かす、つまり先行動作に追従するというのは良いアニメートの基本です。ただし、このカットで追従するアクションは1枚で、しかも2コマ打ちなので、先行動作に釣り合うだけの動きではありません。一応書いておくと、こういうのは追従する動作がメインなので、比率は一対一にはなりません。ここではあえて一対一にして安定を崩すことで、落ち着かないアニメートにしている訳です。そして5枚目のみ口が開いたり、2・5枚目で突然足がインしてくるのも普通なら何らかの予兆があって然るべきなのに、そんなの一切ありません。これもあえて崩しているんです。スペーシングが狭いのも、2コマ打ち6枚リピートという短い時間内ではアクションがガタガタするので主題を表すのに相応しく(スペーシングが広いとパカパカして変)、よりガタガタさせるために身体を左右斜めに傾けています。
cut4。昔のアニメを見ていると、扉を勢いよく閉めるとき扉がビョイーンと変形するのをよく見ます。ここでもそれが使われていて、初見ではマニエリスムだなあと思ったのですが、よく観てみるとさすがの河野さんでした。本丸が扉を開けるとき、ロングのアクションなので誇張して、ノブを引くときに身体も一緒に倒します。そのエクストリームで2コマ空いています。このカットはここ以外全て2コマ打ちです。一つ読点を入れて落ち着かせておくのはさすがです。また、そのアクションの後、本丸が家に入っていきます。そこでノブへと掛かっている腕が「∨」から「∧」へと変化します。こんなのはどこでも見かけるマニエラです。エレメントハンターですらやっていました。主要な扉を閉めるアクションに入る一枚前にこれが変化するのがアニメーション大国のトップに君臨する方のアニメートです。このマニエラは動きを強めます。予備動作としてそれを使うことで、単純な扉の開閉のアニメートに強烈なアクセントが付きます。そんな予備動作の後に、スペーシングをきちんと操作してやって、勢いよく閉まった扉が変形すると、アクションに因果関係が生まれ、アニメートが生命を持ちます。
cut5。キャラクターが顔を出すときに、開いた手が先ずインしてきて、そこからキャラクターの顔が入ってくるというのもどこでも見かけます。河野さんはそれを、1枚目で開いた手がインして2コマ空けて、2枚目で頭がインして、ここから2コマ打ちにして、3枚目で頭の位置をエクストリームにして、この後リアクションを2枚しています。時間の差や、アクセントとリアクションの関係を使っています。その点でやはり一歩抜けています。
cut6。たこ焼きの煙は90年代初頭の河野エフェクトでしょう。後で出てくる河野さんが描いたと思われる先生でオナニーしたら、僕の精子もこんな輪郭で飛んでいったよ。
cut9。タルの舌に掬われるたこ焼きです。ギャグシーンですから、こういうアニメートは出来るだけ滞りなく見せたいでしょう。必要なところ以外で広いスペーシングがないのと全て3コマ打ちであることでその意図を叶えながら、アニメート足りうるものを見せます。一つずつ順番にするというのはアニメートの基本のようです。それは河野さんが常にそうしているからです。アクションを裁断することでメリハリが出るんでしょう。1・2枚目で真っ直ぐインしてまずきちんと見せ、3・4枚目で舌を曲げて掬うための先行動作をして、5枚目で一気にたこ焼きの下に舌を滑り込ませて、6・7枚目でたこ焼きがきちんと乗るようバランスを取って、8枚目でスペーシング広く掬い上げて、9枚目舌できちんと巻き込んで、10・11枚目で真っ直ぐアウトさせます。
cut10。本丸の怒り。6から9枚目で上体を上げてエクストリームにしています。副次的なアクセントです。それは勿論マニエラが補完して、コマ打ちがそれぞれ3コマ打ち・2コマ打ちとなっていることや、エクストリームで3コマ空けていることで分かります。10枚目で正面に顔が大きくきてここがアクセントです。何故ならこの段落の一文目が主題だからです。このカットは今回の話のポイントなので、アクセントの連続で仰々しいアクションにしています。アクセントの後には、張っていた肩を下ろしてリアクションをしています。
本シークエンス、この後はしばらくギャグで、アニメートが(描画と混同しないように)大幅にデフォルマシオンされます。そんな中でも違いを見せるのが河野さんのはずですが、何せ原画が二人なので、無難にこなしてしまっています。故に少し飛ばします。
cut37。このタルるートが本丸の部屋を飛び出した後のシークエンスからしばらくは梨沢さんでしょうか。cut5のようなこのタルるートのアクションも、エクストリームの描画や前後のスペーシング・タイミング・コマ打ちがやや大人しいため、cut5と比べるとイマイチです。
cut40。タルが頭に手をやるこのカットを下手糞フィリピン人にやらせると、先ず間違いなく手と共に目線が段々上へと移動していくんでしょうね。TAPの動画マンが集団自殺すればいいのに。ゴミ映画やゴミTVアニメ(ここ3ヶ月以内に見られる出来のプリキュアはありませんでした、勿論河野さんの回を含めて)を作ったり、動画教育をしなかったりするところを見ると、東映は手描きから離脱しようとしているようにしか思えません。
cut48。ここも河野さんっぽくない。タルがATMに飛び乗るときにフォロースルーが一切ないところが手掛かりです。またさっきと同じcut5を見れば違いが分かりますし、同シリーズ第4話の河野さんと予想したところでもきちんと入っていました。まあ、この銀行のシークエンスでは煙のエフェクトが違うことで簡単に分かるんですけど。
cut60。首を振るアクション時、このカットののように目線は対象に向けていていいんでしょうか。そうすると、アニメーションのキャラクターの目は大きい為、目の玉の移動のスペーシングが広くなって不安になります。
cut76。振り向きを変になっていないかどうかチェックしないで済むなんで、何て素晴らしいことなんだろう。たまたま目に付いたこの銀行員さんの振り向きを見てみても、何ら問題はありません。それどころか、普通なら1枚目で瞬きないし目線の移動を開始させるところを、銃を突きつけられたという状況を考慮して、まず銃をぐっと見てから振り向かせています。フィリピン人にこういう動画が描けるのか。お前ら正直言って邪魔だから死んでくれない?
以下cut133まででAパートが終わります。一気にすっ飛ばしましたけど、何か特筆すべきところはありましたか。パート判別ごときにご執心の貴方には判断出来ないでしょうけどね。
Bパート
いよいよ時間がなくなってきたのか、Bパートに入ってからの河野さんと思われるところは、殆どが3コマのベタ打ちになっています。時折ハッとさせるアニメートはあるんですけど、リミテッドなアニメートの相対性を体現するには程遠いです。
cut170。下着ドロの足がアップになるここからは河野さんだと思います。
cut171。のんも河野キャラのおっぱいを吸いたいのれす。
例えば上半身裸の今野宏美さんと河野さんが描いた上半身裸の女性の絵が同時に目の前に現れたとしても、絶対に河野さんの絵の乳に吸い付きます。いやその前に、アニメーションと違って河野さん自身の線のはずなので、それを隅々まで観察してから吸い付きます。こんな頭が変な人に好きなことでの審美眼で差を付けられて、作画に詳しい気取りの人達はどうやって合理化するんだろう。想像しただけで笑える。
cut175。cut170からが河野さんだという一番の根拠はこのタオルを取るアクションです。手首と前腕で作られるラインが、タオルにコンタクトしているときには「∨」になっていますが、タオルを引くと「∧」へと変化します。その間手はオーバーラップさせ、その変化が終わるとスペーシング広くタオルが引かれ手はアウトしていきます。したがって、この狙いはcut4と同じでしょう。
ただし2コマでスペーシングを広く取ってコミカルな印象を与えることに成功していたcut4とは異なり、ここは3コマですが、別に1コマでも変わりません。環境を考慮しなければ3コマである意味がありません。その点でリミテッドなアニメートの相対性を体現しているには程遠いので残念です。
cut178。河野パンチです。僕の中でのパンチアニメートのベストは、フレッシュプリキュア!第14話の藤井さんパートだと思われる1コマディレイパンチなんですけど、これもなかなか良いです。
まず画面には先生の頭があります。アクションのどこかは関係なく、画面外にあった顔をインさせるというのは河野さんならお馴染みです。先生の顔が画面一杯に入ったら作画T.Dしていって腰辺りまでインします。アオっています。そしたら次は3枚使ってパンチしない方の左手が画面を覆います。この3枚目の右手のエクストリーム具合が最高です。要するに副次的なアクセントを作っている訳ですけど、そんなのよりその右手から肩へと続くライン、それに突き刺さる身体のライン、それらに呼応する親指を除くライン、総てを右斜めが支配する恐ろしいほどに勇ましい画面をご覧下さい。こういう見方をすべきなのは、手前の左手の親指から人差し指へと続く輪郭線が先生の上半身を切り取っているからで、手前と奥とでは圧倒的な明暗対比が取られているからです。これでもうお腹一杯なのに、殴るアクションに入る右手への物凄いスペーシングの作画T.U4枚なんてさながら焼肉の後の豚骨ラーメンで、幸せ過ぎるけど胃がもたれて死にそう。1枚目に先生の顔が正面アップでドン、2枚目でその恐ろしい顔が右端に見切れていて、奥に効果線と共に物凄いパースを利かせて小さくなっている右手、3枚目で一気に右手に寄って、4枚目は拳のアップで終わり。あーあ、結局ラーメン屋を出た瞬間店の前で吐いちゃった、みたいなアニメートでした。
cut184。下着ドロが「快楽ズゴビューだ」と名乗るアクションなんて河野さんの独壇場のはずなのに、勿体無いなあ。手に持っているブラが風になびくところなんか最高なのに、全体的なアニメートとしてはちょっと。時間があればもっと出来たはずです。
cut189・190。快楽ズゴビューのアクションも悉くベタ打ちなんですよねえ。本当に勿体無い。
cut195。手すりに走ってくる先生です。ナージャの6話でもこんなのありました。でもベタ打ちだとなあ。
cut207。先生の口が色パカしています。タルるートくんの前の河野さんの回もそうでしたが、必ず明らかな色パカがあります。
cut221・235。先生が感じているこれらのカットは、当然の抜きどころです。
後は見所が無いので、そしていっぱい出たので、ここで終わりにします。
この河野さんの回のアニメートより、永島さんが参加されていた次の回の方が凄まじかったです。今日放送された次の次の回も良くて、ANIMAXでこの間まで放送されていた1992年のセーラームーンのアニメートが古臭すぎてまともに観られないのに対し、1990年のタルるートくんのこの強固さはどうでしょう。やはり正しい技術は20年程度の年月なんて簡単に超えるということです。白雪姫を観ていない(白雪姫も観ていない人にバカにされる気分はいかが?逆に白雪姫を観ておいてあの程度のことしか考えられない人って(笑))ので、これで初めて実感しました。
原画が河野さんと梨沢さんの二人しかいないため、残念ながら粗いです。ただし粗いといっても河野さんなので、偏差値68くらいはありますけど。
Aパート
cut3。本丸の正面フォロー走りです。たこ焼きを両手で持ちながら急いで走る本丸というのが主題です。1枚目両手のみを上げます。2枚目手に身体が追従します。すなわち身体が上へ動くということです。それに伴い足がインしてきます。3枚目身体と手が下へ戻ります。4から6枚目は1から3枚目の反対方向への動きです。このような計6枚の2コマリピートで主題を見事に表現しています。
まず1・2枚目のようにパーツを順に動かす、つまり先行動作に追従するというのは良いアニメートの基本です。ただし、このカットで追従するアクションは1枚で、しかも2コマ打ちなので、先行動作に釣り合うだけの動きではありません。一応書いておくと、こういうのは追従する動作がメインなので、比率は一対一にはなりません。ここではあえて一対一にして安定を崩すことで、落ち着かないアニメートにしている訳です。そして5枚目のみ口が開いたり、2・5枚目で突然足がインしてくるのも普通なら何らかの予兆があって然るべきなのに、そんなの一切ありません。これもあえて崩しているんです。スペーシングが狭いのも、2コマ打ち6枚リピートという短い時間内ではアクションがガタガタするので主題を表すのに相応しく(スペーシングが広いとパカパカして変)、よりガタガタさせるために身体を左右斜めに傾けています。
cut4。昔のアニメを見ていると、扉を勢いよく閉めるとき扉がビョイーンと変形するのをよく見ます。ここでもそれが使われていて、初見ではマニエリスムだなあと思ったのですが、よく観てみるとさすがの河野さんでした。本丸が扉を開けるとき、ロングのアクションなので誇張して、ノブを引くときに身体も一緒に倒します。そのエクストリームで2コマ空いています。このカットはここ以外全て2コマ打ちです。一つ読点を入れて落ち着かせておくのはさすがです。また、そのアクションの後、本丸が家に入っていきます。そこでノブへと掛かっている腕が「∨」から「∧」へと変化します。こんなのはどこでも見かけるマニエラです。エレメントハンターですらやっていました。主要な扉を閉めるアクションに入る一枚前にこれが変化するのがアニメーション大国のトップに君臨する方のアニメートです。このマニエラは動きを強めます。予備動作としてそれを使うことで、単純な扉の開閉のアニメートに強烈なアクセントが付きます。そんな予備動作の後に、スペーシングをきちんと操作してやって、勢いよく閉まった扉が変形すると、アクションに因果関係が生まれ、アニメートが生命を持ちます。
cut5。キャラクターが顔を出すときに、開いた手が先ずインしてきて、そこからキャラクターの顔が入ってくるというのもどこでも見かけます。河野さんはそれを、1枚目で開いた手がインして2コマ空けて、2枚目で頭がインして、ここから2コマ打ちにして、3枚目で頭の位置をエクストリームにして、この後リアクションを2枚しています。時間の差や、アクセントとリアクションの関係を使っています。その点でやはり一歩抜けています。
cut6。たこ焼きの煙は90年代初頭の河野エフェクトでしょう。後で出てくる河野さんが描いたと思われる先生でオナニーしたら、僕の精子もこんな輪郭で飛んでいったよ。
cut9。タルの舌に掬われるたこ焼きです。ギャグシーンですから、こういうアニメートは出来るだけ滞りなく見せたいでしょう。必要なところ以外で広いスペーシングがないのと全て3コマ打ちであることでその意図を叶えながら、アニメート足りうるものを見せます。一つずつ順番にするというのはアニメートの基本のようです。それは河野さんが常にそうしているからです。アクションを裁断することでメリハリが出るんでしょう。1・2枚目で真っ直ぐインしてまずきちんと見せ、3・4枚目で舌を曲げて掬うための先行動作をして、5枚目で一気にたこ焼きの下に舌を滑り込ませて、6・7枚目でたこ焼きがきちんと乗るようバランスを取って、8枚目でスペーシング広く掬い上げて、9枚目舌できちんと巻き込んで、10・11枚目で真っ直ぐアウトさせます。
cut10。本丸の怒り。6から9枚目で上体を上げてエクストリームにしています。副次的なアクセントです。それは勿論マニエラが補完して、コマ打ちがそれぞれ3コマ打ち・2コマ打ちとなっていることや、エクストリームで3コマ空けていることで分かります。10枚目で正面に顔が大きくきてここがアクセントです。何故ならこの段落の一文目が主題だからです。このカットは今回の話のポイントなので、アクセントの連続で仰々しいアクションにしています。アクセントの後には、張っていた肩を下ろしてリアクションをしています。
本シークエンス、この後はしばらくギャグで、アニメートが(描画と混同しないように)大幅にデフォルマシオンされます。そんな中でも違いを見せるのが河野さんのはずですが、何せ原画が二人なので、無難にこなしてしまっています。故に少し飛ばします。
cut37。このタルるートが本丸の部屋を飛び出した後のシークエンスからしばらくは梨沢さんでしょうか。cut5のようなこのタルるートのアクションも、エクストリームの描画や前後のスペーシング・タイミング・コマ打ちがやや大人しいため、cut5と比べるとイマイチです。
cut40。タルが頭に手をやるこのカットを下手糞フィリピン人にやらせると、先ず間違いなく手と共に目線が段々上へと移動していくんでしょうね。TAPの動画マンが集団自殺すればいいのに。ゴミ映画やゴミTVアニメ(ここ3ヶ月以内に見られる出来のプリキュアはありませんでした、勿論河野さんの回を含めて)を作ったり、動画教育をしなかったりするところを見ると、東映は手描きから離脱しようとしているようにしか思えません。
cut48。ここも河野さんっぽくない。タルがATMに飛び乗るときにフォロースルーが一切ないところが手掛かりです。またさっきと同じcut5を見れば違いが分かりますし、同シリーズ第4話の河野さんと予想したところでもきちんと入っていました。まあ、この銀行のシークエンスでは煙のエフェクトが違うことで簡単に分かるんですけど。
cut60。首を振るアクション時、このカットののように目線は対象に向けていていいんでしょうか。そうすると、アニメーションのキャラクターの目は大きい為、目の玉の移動のスペーシングが広くなって不安になります。
cut76。振り向きを変になっていないかどうかチェックしないで済むなんで、何て素晴らしいことなんだろう。たまたま目に付いたこの銀行員さんの振り向きを見てみても、何ら問題はありません。それどころか、普通なら1枚目で瞬きないし目線の移動を開始させるところを、銃を突きつけられたという状況を考慮して、まず銃をぐっと見てから振り向かせています。フィリピン人にこういう動画が描けるのか。お前ら正直言って邪魔だから死んでくれない?
以下cut133まででAパートが終わります。一気にすっ飛ばしましたけど、何か特筆すべきところはありましたか。パート判別ごときにご執心の貴方には判断出来ないでしょうけどね。
Bパート
いよいよ時間がなくなってきたのか、Bパートに入ってからの河野さんと思われるところは、殆どが3コマのベタ打ちになっています。時折ハッとさせるアニメートはあるんですけど、リミテッドなアニメートの相対性を体現するには程遠いです。
cut170。下着ドロの足がアップになるここからは河野さんだと思います。
cut171。のんも河野キャラのおっぱいを吸いたいのれす。
例えば上半身裸の今野宏美さんと河野さんが描いた上半身裸の女性の絵が同時に目の前に現れたとしても、絶対に河野さんの絵の乳に吸い付きます。いやその前に、アニメーションと違って河野さん自身の線のはずなので、それを隅々まで観察してから吸い付きます。こんな頭が変な人に好きなことでの審美眼で差を付けられて、作画に詳しい気取りの人達はどうやって合理化するんだろう。想像しただけで笑える。
cut175。cut170からが河野さんだという一番の根拠はこのタオルを取るアクションです。手首と前腕で作られるラインが、タオルにコンタクトしているときには「∨」になっていますが、タオルを引くと「∧」へと変化します。その間手はオーバーラップさせ、その変化が終わるとスペーシング広くタオルが引かれ手はアウトしていきます。したがって、この狙いはcut4と同じでしょう。
ただし2コマでスペーシングを広く取ってコミカルな印象を与えることに成功していたcut4とは異なり、ここは3コマですが、別に1コマでも変わりません。環境を考慮しなければ3コマである意味がありません。その点でリミテッドなアニメートの相対性を体現しているには程遠いので残念です。
cut178。河野パンチです。僕の中でのパンチアニメートのベストは、フレッシュプリキュア!第14話の藤井さんパートだと思われる1コマディレイパンチなんですけど、これもなかなか良いです。
まず画面には先生の頭があります。アクションのどこかは関係なく、画面外にあった顔をインさせるというのは河野さんならお馴染みです。先生の顔が画面一杯に入ったら作画T.Dしていって腰辺りまでインします。アオっています。そしたら次は3枚使ってパンチしない方の左手が画面を覆います。この3枚目の右手のエクストリーム具合が最高です。要するに副次的なアクセントを作っている訳ですけど、そんなのよりその右手から肩へと続くライン、それに突き刺さる身体のライン、それらに呼応する親指を除くライン、総てを右斜めが支配する恐ろしいほどに勇ましい画面をご覧下さい。こういう見方をすべきなのは、手前の左手の親指から人差し指へと続く輪郭線が先生の上半身を切り取っているからで、手前と奥とでは圧倒的な明暗対比が取られているからです。これでもうお腹一杯なのに、殴るアクションに入る右手への物凄いスペーシングの作画T.U4枚なんてさながら焼肉の後の豚骨ラーメンで、幸せ過ぎるけど胃がもたれて死にそう。1枚目に先生の顔が正面アップでドン、2枚目でその恐ろしい顔が右端に見切れていて、奥に効果線と共に物凄いパースを利かせて小さくなっている右手、3枚目で一気に右手に寄って、4枚目は拳のアップで終わり。あーあ、結局ラーメン屋を出た瞬間店の前で吐いちゃった、みたいなアニメートでした。
cut184。下着ドロが「快楽ズゴビューだ」と名乗るアクションなんて河野さんの独壇場のはずなのに、勿体無いなあ。手に持っているブラが風になびくところなんか最高なのに、全体的なアニメートとしてはちょっと。時間があればもっと出来たはずです。
cut189・190。快楽ズゴビューのアクションも悉くベタ打ちなんですよねえ。本当に勿体無い。
cut195。手すりに走ってくる先生です。ナージャの6話でもこんなのありました。でもベタ打ちだとなあ。
cut207。先生の口が色パカしています。タルるートくんの前の河野さんの回もそうでしたが、必ず明らかな色パカがあります。
cut221・235。先生が感じているこれらのカットは、当然の抜きどころです。
後は見所が無いので、そしていっぱい出たので、ここで終わりにします。
この河野さんの回のアニメートより、永島さんが参加されていた次の回の方が凄まじかったです。今日放送された次の次の回も良くて、ANIMAXでこの間まで放送されていた1992年のセーラームーンのアニメートが古臭すぎてまともに観られないのに対し、1990年のタルるートくんのこの強固さはどうでしょう。やはり正しい技術は20年程度の年月なんて簡単に超えるということです。白雪姫を観ていない(白雪姫も観ていない人にバカにされる気分はいかが?逆に白雪姫を観ておいてあの程度のことしか考えられない人って(笑))ので、これで初めて実感しました。
テーマ:まじかる☆タルるートくん - ジャンル:アニメ・コミック
