シュルマニエリスム概論
当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くに当たって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。
「良いアニメートは悪いアニメートではない」とするのは、賢いとは思われないけれども間違いにはならないでしょう。個人的に考える悪いアニメートとは「動かすために動かす」というもので、僕はそれをマニエリスムと呼びました。昨日丁度いい例を拝見しまして、ハルヒのライブアライブがぴったり当て嵌まります。とりあえずツメとけ、みたいな。ツメとけばアクションのリズムが変わるから良いだろう、みたいな。しかし、ツメたことで獲得したのはツマる動きの面白さだけでした。手法を目的化したことで、創作活動を放棄するに至った訳です。
形式的な手法に依存しないシュルマニエリスムはマニエリスムに対しています。したがって良いアニメートです。それなのに、訳が分からないとか言ってずっと具体的な言及を避けてきました。そこで今回はシュルマニエリスムの先駆である藤井孝博さんの「映画YES!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険」における原画パートと思われる箇所を詳しく観て、その本質に迫ろうと思います。
うららとダークレモネードの最後の戦闘のシークエンスです。便宜上ここのファーストカットをcut1とします。
cut1。何も書いていなければここはダークレモネードのことです。後でうららがインしてきますが、コマ打ち・スペーシング・タイミングは変わりませんし見所もあまりありません。2コマベースです。カットの頭(0枚目)が肩辺りのクローズアップ、そして5枚でカメラから遠ざかります。1枚目で顔をインさせます。その恐ろしい顔が映るのはたった2コマの間なのできちんと認識することは出来ないはずですが、実用性ではないのです。これは良いアニメート全般に言えることで、彼らは「表現するために動かす」のです。このとき動きが一般的な動画手法を用いていないならば、シュルマニエリスムに分類されます。その概念は、既存のマニエラを用いずに新たなマニエラを提示していることがマニエリスムへの強烈なアンチテーゼである他方で、そのマニエラがあらゆるアニメートに対する問題提起となっているという二重構造です。アクションの中に前後の絵とやや馴染みが薄くかつインパクトの強い絵を入れることでアクセントとし、スペーシングの操作はあるとは言え均質的な2コマ打ちに動きを与えようとするのがここの目的でしょう。うららの9・10枚目も同じです。
6から8枚目は藤井蹴りです。藤井さん=シュルマニエリスムみたいなところがありますが、ここは普通に上手いアニメートでした。やや左向きの同じようなポーズでスペーシング狭く4枚移動した後の6枚目で、身体と顔を一気に左に捻ります。このとき手はあまり変わりませんし、足も軽くギザギザが見えるだけで殆ど確認できません。身体のパーツを順番に動かすのは普通なマニエラです。インしてくるとは言えうららは背を向けていますから、2から5枚目は大体ダークレモネードを見ることになります。しかも全然動かないので、まず確認出来ないことはないでしょう。こうしてダークレモネードを推しておいて6枚目で身体だけをギュッと捻ると、アクションが変質した印象が残ります。7枚目で身体をオーバーラップさせながら左上に動かし、ギザギザがたくさん入った左足が脛までインします。6枚目とポーズをほぼ変えないで身体をアップポジションにしているので、運動の方向性が感じられます。スペーシング広く8枚目でうららに左足がヒットします。スペーシングの広狭というアクセント(の絵)を強調するのに一番普通なマニエラを使っています。ただし、7・8枚目間が普通じゃないくらいに広すぎるのが藤井蹴りのアイデンティティです。
9・10枚目で足を戻し、11枚目から14枚目までで右回転をします。15から23枚目までは地面から浮いた状態でほぼ止まっています。先ほどの上手いアニメートとここは正反対と言ってもいいような感じです。10枚目で全く気配がなかったのに11枚目でいきなり回り始めますし、15枚目をみると浮いているようですが、このステージの重力が小さいことを考慮しても、他のうららのシークエンスを見ると全く予備動作なしに飛び上がるというのは変です。整合性よりもアニメートの価値を重視するシュルマニエリスムの志向がこれに表れています。どうせ2コマ打ちなので、2から7枚目のようにきちんと強調出来る環境に無いと、どんな繊細な体重の描写でも確認できません。故にややこしい装飾を省いて右に左にアクションが交錯する視覚効果に賭けたのです。
24・25枚目でパンチ、スペーシングは普通に23小24大25です。3コマ空いてリアクション3枚、又3コマ空いて1コマ打ち2枚で手を戻します。1コマ空いて31枚目で一気にパンチ、3コマ空いてリアクションを3枚します。1コマ打ち2枚スペーシング狭く次のパンチに移り、1コマ空いてうららのパンチをガート、2枚でリアクションをしてカットが終わります。普通に上手い1コマ打ちと2コマ打ちの対比です。シュルマニエリスムと関係ないので省きますが、スペーシングと時間の対比は見事です。頭が弱い人にとっては、ピカソを認めるのは「ああ見えて実は絵が上手いから」だそうですから、藤井さんが上手いということを書いておけば、簡単にシュルマニエリスムを支持するようになるに違いありません。
cut5。本シークエンスのハイライトと言うべきカットです。コマ打ち・スペーシング・タイミングは至って平凡ですが、見るべきはうららの顔に入ったギザギザであることは異論の無いところでしょう。ギザギザ、業界では「溶かす」や「ブレ」と言うこともあるそうで、動きを強調することが出来ます。その形態の異質さによって、単なるアクションの過程ではなく、アクションにおける副次的なアクセントとして描かれることもあります。藤井さんもそのようなギザギザの使い手でした。足や手には勿論、作画T.Uしてギザギザのみが画面を覆うようなアニメートで魅せていましたが、アクションの過程として、ときには顔にでさえギザギザを入れるという点で異彩を放っていました。いとも簡単に顔を凌辱して見せることで、顔も手も動くものとしてアニメーションでは同価値であることを示し、キャラクター主義の浅薄さをまざまざと提示したのでした。
しかし、上記のいずれもギザギザがアクションの従者という構図は変わっていません。これをcut5はひっくり返したのです。一旦しゃがんだうららが「ハアアアアアア」と叫びながら立ち上がるとき、クローズアップになった顔全体にギザギザが入っています。そんな常軌を逸した描画に顔の輪郭に基づく河野の逆三角ががっちり嵌って、恐ろしいまでに力強い、しかしながらも乱雑さは無く、線の一本も容易には消せないような感動的なまでに完成されたアニメートとなっています。
アニメートのマニエラという立場から見れば、ギザギザの用途を転化したに過ぎません。cut1のアクセントも然り、シュルマニエリスムに一切の革新性はないのです。与えられた積み木で塔を作るのがマニエリスムで、聖母マリアを作るのがシュルマニエリスムです。聖母マリアを作ったのは素晴らしいですけど、そのために自分で木を切って新しいを積み木を作ることはしませんでした。つまり手法に依存しているのです。彼が次に作るであろう磔刑後のキリストも積み木の組み方を変えただけになるに違いありません。シュルマニエリスムは、マニエラの言わば敬虔なる信徒なのです。むしろマニエリスムよりマニエラを信仰していると言えるでしょう。マニエリスムのアンチテーゼなのですから、その先にはやはりマニエラしかありません。ならばこそマニエラを作り続け、マニエラを問いかけ続けるのです。
河野宏之氏など抜きん出た才能のある人のアニメートには必ず、創造性とマニエラが同居しています。既存のマニエラを用いながら、それを当て嵌める箇所の驚くべき的確さによって、至上なひと時を作り上げます。それも創造性に含まれるのですが、ここではむしろアクションを構成するセンスのことを指します。これはなかなか後天的に獲得し得ないものらしく、トップクラスのアニメーターは必ず若いうちから注目を集めています。そこで、平凡なアニメーターが選ぶべき道がシュルマニエリスムなのです。無いものはしょうがないので、既存のマニエラに頼っているものと差を付けるには、マニエラを洗練するしかありません。この積極的な採用によって日本のアニメートが豊かな混沌を呈し、文化的な成熟が成し遂げられることを期待します。
ここからは余談です。「映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」のDVDに入っていた「プリキュアオールスターズGOGOドリームライブ!ディレクターズカット版」を参考のために観たところ、出来の悪さが目に付きました。スプラッシュスター組が俯瞰でスタジアムに走っていくカットで動画のミス、伊東仁美とかいう娘の身長が3mくらいありました。最後皆で踊っているところをカメラが左から右に移動するところで色パカ、りんちゃんの目がのぞみと同じ色になっていました。
劇場版でこんな明らかなミスなんて考えられません。エンディングテロップに動画と仕上の欄がないのも当然です。まあでもどうせ南国産だったんでしょう。出来て15年以上経っているのに、未だに劇場本編の動画・仕上げも任せられないようなところの存在価値がイマイチ解りません。早く潰れればいいのに。
まーた一週間勉強しませんでした。もう今週から絶対やる。でも今日はもう遅いから明日から頑張る。明日から。
「良いアニメートは悪いアニメートではない」とするのは、賢いとは思われないけれども間違いにはならないでしょう。個人的に考える悪いアニメートとは「動かすために動かす」というもので、僕はそれをマニエリスムと呼びました。昨日丁度いい例を拝見しまして、ハルヒのライブアライブがぴったり当て嵌まります。とりあえずツメとけ、みたいな。ツメとけばアクションのリズムが変わるから良いだろう、みたいな。しかし、ツメたことで獲得したのはツマる動きの面白さだけでした。手法を目的化したことで、創作活動を放棄するに至った訳です。
形式的な手法に依存しないシュルマニエリスムはマニエリスムに対しています。したがって良いアニメートです。それなのに、訳が分からないとか言ってずっと具体的な言及を避けてきました。そこで今回はシュルマニエリスムの先駆である藤井孝博さんの「映画YES!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険」における原画パートと思われる箇所を詳しく観て、その本質に迫ろうと思います。
うららとダークレモネードの最後の戦闘のシークエンスです。便宜上ここのファーストカットをcut1とします。
cut1。何も書いていなければここはダークレモネードのことです。後でうららがインしてきますが、コマ打ち・スペーシング・タイミングは変わりませんし見所もあまりありません。2コマベースです。カットの頭(0枚目)が肩辺りのクローズアップ、そして5枚でカメラから遠ざかります。1枚目で顔をインさせます。その恐ろしい顔が映るのはたった2コマの間なのできちんと認識することは出来ないはずですが、実用性ではないのです。これは良いアニメート全般に言えることで、彼らは「表現するために動かす」のです。このとき動きが一般的な動画手法を用いていないならば、シュルマニエリスムに分類されます。その概念は、既存のマニエラを用いずに新たなマニエラを提示していることがマニエリスムへの強烈なアンチテーゼである他方で、そのマニエラがあらゆるアニメートに対する問題提起となっているという二重構造です。アクションの中に前後の絵とやや馴染みが薄くかつインパクトの強い絵を入れることでアクセントとし、スペーシングの操作はあるとは言え均質的な2コマ打ちに動きを与えようとするのがここの目的でしょう。うららの9・10枚目も同じです。
6から8枚目は藤井蹴りです。藤井さん=シュルマニエリスムみたいなところがありますが、ここは普通に上手いアニメートでした。やや左向きの同じようなポーズでスペーシング狭く4枚移動した後の6枚目で、身体と顔を一気に左に捻ります。このとき手はあまり変わりませんし、足も軽くギザギザが見えるだけで殆ど確認できません。身体のパーツを順番に動かすのは普通なマニエラです。インしてくるとは言えうららは背を向けていますから、2から5枚目は大体ダークレモネードを見ることになります。しかも全然動かないので、まず確認出来ないことはないでしょう。こうしてダークレモネードを推しておいて6枚目で身体だけをギュッと捻ると、アクションが変質した印象が残ります。7枚目で身体をオーバーラップさせながら左上に動かし、ギザギザがたくさん入った左足が脛までインします。6枚目とポーズをほぼ変えないで身体をアップポジションにしているので、運動の方向性が感じられます。スペーシング広く8枚目でうららに左足がヒットします。スペーシングの広狭というアクセント(の絵)を強調するのに一番普通なマニエラを使っています。ただし、7・8枚目間が普通じゃないくらいに広すぎるのが藤井蹴りのアイデンティティです。
9・10枚目で足を戻し、11枚目から14枚目までで右回転をします。15から23枚目までは地面から浮いた状態でほぼ止まっています。先ほどの上手いアニメートとここは正反対と言ってもいいような感じです。10枚目で全く気配がなかったのに11枚目でいきなり回り始めますし、15枚目をみると浮いているようですが、このステージの重力が小さいことを考慮しても、他のうららのシークエンスを見ると全く予備動作なしに飛び上がるというのは変です。整合性よりもアニメートの価値を重視するシュルマニエリスムの志向がこれに表れています。どうせ2コマ打ちなので、2から7枚目のようにきちんと強調出来る環境に無いと、どんな繊細な体重の描写でも確認できません。故にややこしい装飾を省いて右に左にアクションが交錯する視覚効果に賭けたのです。
24・25枚目でパンチ、スペーシングは普通に23小24大25です。3コマ空いてリアクション3枚、又3コマ空いて1コマ打ち2枚で手を戻します。1コマ空いて31枚目で一気にパンチ、3コマ空いてリアクションを3枚します。1コマ打ち2枚スペーシング狭く次のパンチに移り、1コマ空いてうららのパンチをガート、2枚でリアクションをしてカットが終わります。普通に上手い1コマ打ちと2コマ打ちの対比です。シュルマニエリスムと関係ないので省きますが、スペーシングと時間の対比は見事です。頭が弱い人にとっては、ピカソを認めるのは「ああ見えて実は絵が上手いから」だそうですから、藤井さんが上手いということを書いておけば、簡単にシュルマニエリスムを支持するようになるに違いありません。
cut5。本シークエンスのハイライトと言うべきカットです。コマ打ち・スペーシング・タイミングは至って平凡ですが、見るべきはうららの顔に入ったギザギザであることは異論の無いところでしょう。ギザギザ、業界では「溶かす」や「ブレ」と言うこともあるそうで、動きを強調することが出来ます。その形態の異質さによって、単なるアクションの過程ではなく、アクションにおける副次的なアクセントとして描かれることもあります。藤井さんもそのようなギザギザの使い手でした。足や手には勿論、作画T.Uしてギザギザのみが画面を覆うようなアニメートで魅せていましたが、アクションの過程として、ときには顔にでさえギザギザを入れるという点で異彩を放っていました。いとも簡単に顔を凌辱して見せることで、顔も手も動くものとしてアニメーションでは同価値であることを示し、キャラクター主義の浅薄さをまざまざと提示したのでした。
しかし、上記のいずれもギザギザがアクションの従者という構図は変わっていません。これをcut5はひっくり返したのです。一旦しゃがんだうららが「ハアアアアアア」と叫びながら立ち上がるとき、クローズアップになった顔全体にギザギザが入っています。そんな常軌を逸した描画に顔の輪郭に基づく河野の逆三角ががっちり嵌って、恐ろしいまでに力強い、しかしながらも乱雑さは無く、線の一本も容易には消せないような感動的なまでに完成されたアニメートとなっています。
アニメートのマニエラという立場から見れば、ギザギザの用途を転化したに過ぎません。cut1のアクセントも然り、シュルマニエリスムに一切の革新性はないのです。与えられた積み木で塔を作るのがマニエリスムで、聖母マリアを作るのがシュルマニエリスムです。聖母マリアを作ったのは素晴らしいですけど、そのために自分で木を切って新しいを積み木を作ることはしませんでした。つまり手法に依存しているのです。彼が次に作るであろう磔刑後のキリストも積み木の組み方を変えただけになるに違いありません。シュルマニエリスムは、マニエラの言わば敬虔なる信徒なのです。むしろマニエリスムよりマニエラを信仰していると言えるでしょう。マニエリスムのアンチテーゼなのですから、その先にはやはりマニエラしかありません。ならばこそマニエラを作り続け、マニエラを問いかけ続けるのです。
河野宏之氏など抜きん出た才能のある人のアニメートには必ず、創造性とマニエラが同居しています。既存のマニエラを用いながら、それを当て嵌める箇所の驚くべき的確さによって、至上なひと時を作り上げます。それも創造性に含まれるのですが、ここではむしろアクションを構成するセンスのことを指します。これはなかなか後天的に獲得し得ないものらしく、トップクラスのアニメーターは必ず若いうちから注目を集めています。そこで、平凡なアニメーターが選ぶべき道がシュルマニエリスムなのです。無いものはしょうがないので、既存のマニエラに頼っているものと差を付けるには、マニエラを洗練するしかありません。この積極的な採用によって日本のアニメートが豊かな混沌を呈し、文化的な成熟が成し遂げられることを期待します。
ここからは余談です。「映画プリキュアオールスターズDXみんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」のDVDに入っていた「プリキュアオールスターズGOGOドリームライブ!ディレクターズカット版」を参考のために観たところ、出来の悪さが目に付きました。スプラッシュスター組が俯瞰でスタジアムに走っていくカットで動画のミス、伊東仁美とかいう娘の身長が3mくらいありました。最後皆で踊っているところをカメラが左から右に移動するところで色パカ、りんちゃんの目がのぞみと同じ色になっていました。
劇場版でこんな明らかなミスなんて考えられません。エンディングテロップに動画と仕上の欄がないのも当然です。まあでもどうせ南国産だったんでしょう。出来て15年以上経っているのに、未だに劇場本編の動画・仕上げも任せられないようなところの存在価値がイマイチ解りません。早く潰れればいいのに。
まーた一週間勉強しませんでした。もう今週から絶対やる。でも今日はもう遅いから明日から頑張る。明日から。
Yes!プリキュア5第34話「ミルクを守れ!白馬の騎士かれん」
当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くにあたって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。
この回の感想を一言で表すとしたら悲しいになるでしょうか。演出の大塚隆史さんがタイムシートをいじっているために、全体的に河野さん達らしくないのが悲しい。今回も抜群に上手いアニメートがいくつもあるのに「5での河野は駄目だったけど、フレッシュでは・・・・」とか「最終回に河野って」みたいに言われて悲しい。TAPの悪行が悲しい。怒りを通り越してむしろ悲しい。川村さんの修正らしいところが悲しい。子供が喜ぶアニメーションを作ることが大塚さんの信条らしいだけに何も言えません。
アバンタイトル
cut1・3。走る馬の前足のアップフォローショットで、それぞれ、やや俯瞰で前面からと、ややアオリで後面からのカットです。前足はどちらも2コマ打ち7枚のリピートですが、同じような絵の構成ではないところがあります。cut1の2枚目とcut3の3枚目では、前者は左足が踏み込んだ絵・右足は前へ移動している、後者は両足とも地面から離れています。他にもcut1の3枚目と4枚目の間にあたるところにcut3では前へ移動する両足が描写されていたり(5枚目)、cut3の7枚目と1枚目の間にあたるところにcut1では着地寸前の左足と曲がった右足が描かれています(7枚目)。馬の動きを勉強していないので憶測なんですけど、これらはどちらが正しいかではなく何を選ぶかの問題だと思います。馬の走りを1秒12枚に還元するときに何を取捨するかということです。ここでは、足元まで入った俯瞰では着地前後に枚数を使うことで馬の力強さを見せ、アオリでは足の移動に枚数を使うことで優雅な走りを表現していました。
cut3で足が遠のいたり近づいたりし、遠のいたときに後足がインしてきます。速度の変化を捉えることでフィルムに臨場感を与えた素晴らしいアクションです。
前後しますがここでcut2です。恐らくアバンは河野さんと思われます。可愛い可愛い河野顔ののぞみ・りんちゃん・うららです。その三人で三角形を作っているんですけど、のぞみの頭を切って頂点を画面内に設定しないことで堂々としながらも型に嵌らない洒脱さを持っています。抽象的なcut1を受けるに相応しい強烈なカットです。
cut7。ここのT.Uのスペーシングが凄く大塚さんっぽい。悲しい。
cut8。ここのかれんさんのスペーシングは凄く河野さんっぽい。嬉しい。1から3枚目で下方へ予備動作をして4・5枚目で上方へのアクションをします。1・2間が1コマ打ち、2・3間が2コマ打ち、3・4間が3コマ打ちとなっており減速しています。スペーシングも段々狭まることでそれを補完しています。3枚目で顔が殆ど切れるのですが、4枚目では口から上が切れています。1から4枚目間のスペーシングが効いているのは当然です。アップショットなのに最初以外全然顔を見せようとしないこの大胆なスペーシング、でもそうすることによって画面外の拡がりを視聴者により意識させることが出来るでしょう。河野さんのアニメートは上手すぎるので一発で分かります。そして見返す度に2コマ3コマだからと言って卑下することはないと元気付けられます。リミテッドなアニメートの相対性を体現しているという点で傑出したアニメーター、それが河野宏之氏なのです。でもインターネット上では僕以外に誰も上手いと言わない。悲しい。
cut18。ここののぞみも大塚さんっぽいなあ。特に最後の1コマ打ちの手が。悲しい。
Aパート
cut43。Aパートのここから動画が怪しくなってきます。手前のかれんさんの右手がよく分かりません。きちんと線拾ってよぉ。悲しい。
cut45。アクセントポジションが弱いのでのぞみの立ちが中途半端です。振り向く際のりんちゃんの視線があらぬ方向を向いています。あと特に指定がなかったら振り向きは後ヅメにした方がいいんじゃない。僕の言うこと間違っていますか。悲しい。
cut46。振り向き1枚目のりんちゃんとうららの視線が怪しい。2枚目のりんちゃんがロンパってる。昔ロンパリのクラスメイトについはずみで「おい、テリー伊藤」って呼びかけたらボコボコにされた。悲しい。
cut48のこまちさんの視線が怪しい。こまちをキモく描くくせに、こまちの動画を担当するから悲しいものです。
cut51。かれんさんの振り向きが酷い。目線の他には、何と4枚目で眉毛が無くなっています。眉毛の描き忘れです。つまりフィリピン人によってかれんさんが凌辱されたんですよ。のんきに「ババア、結婚してくれ」とか言ってる場合じゃないでしょうが。だいたい何でフィリピン人はまともな仕事をしないのよぉ。そんなに難しいこと要求していないでしょう。ねえ。かれんさん・・・・・。泣きそう。
cut112。かれんさんが指を組む様子をアップで見せます。左方向からのカメラが俯瞰でかれんさんを捉えて上は顎、下はお腹で切っています。何より力を持つ顔が見えないことで若干不安な構図ですが、肘と手首に浮き出る尺骨、そして回外筋と屈筋を誇張して描いていることで、手に目がいくように誘導しています。
cut113。ここは川村さんだろう。ふうん、河野さん達が描く顔を子供達に見せたくないんだ。悲しい。
cut120。リンゴの皮むきです。アップでやれば相当な難易度でしょうが、このサイズなら並くらいですか。
5の倍数コマをスキップする方法が使えないときが稀にあります。ここがそうで、原因は分かりません。悲しい。
アイキャッチ。まだこの回では変わっていないので、花に水をあげているかれんさんです。お花にお水。かわいい。
Bパート
cut165。ハデーニャさんが仮面を投げます。一見派手ですけど、よく見ると普通のアニメートです。先ず画面外で行われている仮面を取り出すアクションを意識させるために、身体を傾かせながら左肩を動かします。続いて身体を戻しながら仮面を左下から右上へと移動させます。仮面の位置が最終的に顔の前にあることで顔と仮面のイメージが結びつき、非常に分かり易い構図になっています。一旦仮面を右に傾けた後投げる予備動作に入るのは、方向性の対比で動きを強めたかったからでしょうか。ちょっとイマイチです。スペーシングの広狭と2コマ3コマ打ちを使うことで予備動作内に速度の変化を作っています。当然、遅くなっていきます。続いて顔が近づいてきます。投げる動作が開始されようとしています。ここでもスペーシングとコマ打ちで速度を変化させています。予備動作を受けるので早くなっていきます。ここからのスペーシングは広くて、顔が寄った後は一気に引いて仮面を持っていた左手が2時45分くらいまで上がっています。つまりもう仮面を投げてしまったのです。その次の絵では身体が右側へ大きく傾き左手は11時45分へいっています。それからは散々使った広いスペーシングの後始末としてスペーシングを狭めてリアクションをします。
cut172。コワイナーの前足が飛び出します。1コマ打ちで6枚スペーシング狭く動かした後2コマ打ち2枚で足を出すのは面白い静動対比ですね。
cut173。コワイナーの後足が飛び出します。1コマ打ち6枚は同じですが、そこから2コマ空いて1コマ打ち2枚で足を出した後4コマ空けるのが前カットとの違いです。こちらの方がはっきりした対比で、荒々しさが増しています。
cut174。ハデーニャさんが飛び上がります。またまた予備動作におけるスペーシングとコマ打ちによる速度の変化を使っています。
飛び上がってからは2コマ打ちで、1枚目でもう太腿の半分までアウトしています。2枚目で画面内にあるのは残像だけで、3枚目でそれも消えます。河野さんの回ではあまり記憶にない結構大胆なスペーシングです。
cut177。コワイナーが落ちてきて永島エフェクトらしきものが発生します。地面にコンタクトしてから次のアクションまで一応3コマ空いているんですけど、あんなにスペーシング広く落ちてきてしかもエフェクトも立ち昇っているにしてはちょっと足らない気がします。首をもたげるアクションはあってもいいんですけど、やるとしたらリアクションを3コマ打ちで3枚くらい入れてからの方が重さが感じられて良かったと思います。
cut181。「さあ、いくよ。」から走りだすコワイナーです。一通りT.Uし終えた後の8枚目でハデーニャさんが頭を傾けるのは、小さい動作なんですけど、次の3枚の作画T.Dに対して抜群の効果を発揮しています。右斜めから左斜めへ、動きを強めるXの対比です。また、只のT.Dとハデーニャさんの意思が介入するT.Dとでは緊張感が全然違います。殆どが単なるT.U・T.Dだから変化を持たせたかった大塚さんかなあ、まあ河野さんなら納得、永島さんなら素晴らしい、誰にせよこれを考えた人は物凄いと思います。
そんなアニメートに同居しているにも関わらず、コワイナーはイマイチです。首を右に左に振りますが、アクセントポジションの絵が弱いので格好よくありません。
cut183。4枚リピート正面のコワイナー走りです。コワイナー走りは、後で藤井さんが描いた凄まじいのが出てきます。それを見た後だとどうしてもここは普通に見えてしまいます。アクセントを左前足が前に出る一枚に絞ったのは正しいと思います。2コマ打ちなので、派手なアクセントの絵が短時間で繰り返し出てきて印象に残ったはずです。
cut187。1コマ回転蹴りは大塚さんのセンスでしょう。悲しい。
cut188。かれんさんの蹴りです。一瞬で終わるの画面に構図など無意味です。したがって通常は顔ないし真ん中にあるものを主役とするのですが、顔は半分以上アウトし真ん中にはかれんさんの左鎖骨辺りがあって、7から14枚目まで画面内に主役となるものがありません。その主役の不在を15枚目以降大きく描かれる足が埋めることで、足の存在感が揺るぎないものとなり、かれんさんの蹴りという主題を完璧に表現しています。ここで使われた動画的な手法は単なるスペーシングの広狭のみなんですけど、絵の構成がしっかりしていれば充分素晴らしいものになります。これは河野さんの修正でしょう。上手いところは大体河野というのは忍びないんですけど、cut165・174の動画的な手法をこれでもかと詰め込み、それに依存しているところとは全く比較になりません。
アニメートは、やはり創造性が技術に優先します。創造性を失い形骸化したアニメートを、その手法に溺れた様を哀れみ、マニエリスムと呼んで以後差別することにします。えー、だって新語を作るの楽しいじゃないですか。じゃあ良いアニメートは神・駄目なアニメートは糞というような幼稚なスラングをこれからも使い続ける気ですか。そうですか、ふうん。
cut201。ハデーニャさんのパンチです。これは描画の勝利でしょう。ただし、顔アップから引いて又アップになってというのは少し芸がないかなと思います。
cut211。ハデーニャさんが手綱を引きます。典型的なマニエリスムです。肘を開いて手綱を持ち上げる・右腕を引き上げる・右腕を戻して構える・走り出す、というアクションに分けて見てみると、各2コマ打ち・3コマ打ち・2コマ打ち・2コマベースと何故かアクション毎に統一されていて、スペーシングはと言うとコマ打ちに呼応しておらず、広狭を交互に入れているだけです。で、肝心の動いているのを見ると何がしたいのか分からないという、困ったアニメートです。
何か辛口になってきました。現在、書き始めから14時間を経過した朝の5時なのれ許してくらさい。
cut217。フラフラなのに歩こうとするミルクです。3コマ打ち6枚も使ってゆっくり身体を前に倒した後、2コマ打ちにして速度を上げて7から9枚目で左足を出します。9・10枚目間は3コマ打ちです。前後が2コマ打ちの主要な動作なので、ここでさり気なく調子を変えておくのが効きます。10・11枚目間がまた2コマ打ちで、先ほどの左足では支えきれなかったので続いて素早く右足を出します。2コマ空いて12枚目で右足がコンタクトすると、16枚目まで左足を出そうとしたことで支えが無くなった身体が後ろに傾きます。これを受けてバランスを取ろうと前に重心を掛けますが、平衡感覚を失っているので加減が分からず前に倒れてしまいます。これが25枚目まで。以下は29枚目までリアクションとフォロースルです。絵の構成は全く問題ありません。ミルクの状態がよく伝わります。そしてここではマニエラ(手法)がそれを引き立てます。9・10間の3コマ打ちの発想は見事ですし、11・12枚間の3コマ打ちもグロッキー状態でのアクションのランダムさを表現していて素晴らしい、絶妙な重量感を見せた17から25枚目までのスペーシングも挙げておきましょう。
cut229。顔面に張り付いたココ・ナッツをハデーニャさんが剥がし取ります。ココ・ナッツを掴むと、身体を左斜めに倒していく予備動作に入るのは1アイデアですね。
のぞみ達の変身バンクが終わってcut234。さあ、とうとう藤井さんです。ここからは、僕が藤井さんに愛を告白しているだけなので、はっきり言って読まなくていいと思います。
ハデーニャさんが力を溜めます。広いスペーシングで手を上にギューンと上げてリアクション、それから広いスペーシングで手をビュイーンと振ってリアクションです。いきなりカッコええ。動かし尽し止め尽していますね。まずは対象を恣意に解体、変形することで、動くものだけが価値を持つ異質な世界を作り出します。アニメートにおける止めとは当然リアクションで、これが動きをマニエラの鋳型の中に無理矢理押し込めて、いびつな、でもそれ故に魅力的な一つのアクションを鋳造します。
cut238。ハデーニャさんアップの1コマフォローショット!レベルが違います。圧倒されて笑うしかありません。そこからT.Dしていってコワイナーの走りがまた。前述したのは正面走りですからこれではありませんけど、それに勝るとも劣らない猛烈なアニメートです。たった2コマ4枚リピートなのに、その中で馬が激しく前傾後傾するものだから、ガタガタガタガタなっていてもう何か物凄いとしか言えません。
cut243。りんちゃんがコワイナーに蹴りを入れるところは画面動でよく分かりません。良さそうなのに残念。
cut244。ここは田中さんにしか見えません。他の回のを流用しているんでしょう。田中さんなんかより絶対格好いい藤井さんを差し置くなんて酷い。悲しい。
cut246。ハデーニャさんが剣を振りかざして風を起こします。どうしてこのコマ打ちなのかが全然わかりません。藤井さんを完全に理解することは誰一人出来ません。
cut249。手綱を引くハデーニャさんです。主要な動作はコワイナー馬が飛び上がってアウトするだけなので、ここは予備動作に力を注いでいます。一旦左へ引いてから下へ溜める二段階の予備動作、下へ溜めに入るときにたわむ手綱、予備動作エクストリーム時のハデーニャさんの表情、良いですね。
cut251。アクションなのに川村さんの修正が入っている。悲しい。
cut262・263。余程優秀なアニメーターでない限り、マニエリスムに陥ることを回避出来ません。ハデーニャさんとかれんさんがそれぞれ手綱を引くこれらのアクションを見ても、それらしいコマ打ち・スペーシング・タイミングが当て嵌められているだけで、ただ絵が続いているとしか認識できません。ただし、同じようなアクションをモティーフにしたカットが後のヤマ場に出てくるので、ここは敢て大人しいアニメートにした可能性もあります。
cut264。二回も前述した馬コワイナーの正面走りはここでした。2コマ打ち4枚リピートです。1枚目なら右前足、2枚目は右手方向に傾いた頭、3枚目は最高位置になった頭、4枚目はアップポジションといった具合に4枚全てに何かしらのエクストリーム(≒アクセント)が設定されています。アクセントはアクションの根幹ですから、一枚で11枚くらいの絵を束ねる力があるので、全ての絵にエクストリームがあるこのアクションの破壊力は凄まじいものがあります。
cut269。ハデーニャさんです。インした勢いそのままに画面左手方向へ予備動作を行います。顔を予備動作方向に向けて補完しているのは良いですけど、それを強調するために正面向きの顔をもっと見せる方が好きです。アニメーターズサバイバルキットによると「4フレームよりも短い動きは、目で追えない。」そうで、一応きちんと2コマ打ち2枚で4フレーム顔を正面向きにしているのですが、短すぎてあまり分かりません。
前段落の予備動作と、最後の刀を振る主要なアクションに対する予備動作のどちらも、刀、手綱、身体、腕で斜めのラインを作り、スペーシングの狭い中でも動きを失わないようにしています。
cut270。かれんさんです。0枚目(カットが変わって最初の絵)は藤井顔ですなあ。恐ろしい。肝心のアニメートは訳が分からないので、このカットは以上です。
ああ、だめだ。藤井さんの本粋のアニメートで使われている技法の意図を僕は理解できません。何て言うか凄く抒情的なアニメートをしている気がします。スペーシングがタイミングがって考えていたら、全部エクストリームとかキャラクターが右に左にグラグラ揺れるとか絶対出来ないでしょう。だから始めから動画技法なんて当てにしていないんです。シュルマニエリスムと名付けた方がいいかも知れません(自分用語作りもいい加減にしないと美術批評をやっている奴に因縁つけられるぞ)。だから氏のアニメートを見るときは感覚で見るのが正しいです。オバケを見て手を叩いて喜んだり、藤井エフェクトで鳥肌を立てたり、常識外れの動き方に呆然としたり、藤井顔で失禁したりするべきなんです。
疲れたからおしまいです。原画パート予想を纏めると、アバンが河野さんで、AパートからBパートのぞみ達が変身するまでが永島さん。永島さん多いな。残りの戦闘が藤井さん、ラストは河野さん。
そうは見えないでしょうけど、アニメートの記事って物凄く時間が掛かるんです。今日のだと殆どのアクションのコマ打ちと簡単にスペーシング・タイミングを見る作業が8時間、詳しく観返しながら文章にするのに多分24時間、合計32時間も使っています。大体こんなことやってる場合じゃないんですよ。全然勉強していませんしね。LALATVのsex and the cityも終わったことですし、そろそろやらないとまずいと思い始めました。だから明日から勉強ブログにします。ご了承ください。
この回の感想を一言で表すとしたら悲しいになるでしょうか。演出の大塚隆史さんがタイムシートをいじっているために、全体的に河野さん達らしくないのが悲しい。今回も抜群に上手いアニメートがいくつもあるのに「5での河野は駄目だったけど、フレッシュでは・・・・」とか「最終回に河野って」みたいに言われて悲しい。TAPの悪行が悲しい。怒りを通り越してむしろ悲しい。川村さんの修正らしいところが悲しい。子供が喜ぶアニメーションを作ることが大塚さんの信条らしいだけに何も言えません。
アバンタイトル
cut1・3。走る馬の前足のアップフォローショットで、それぞれ、やや俯瞰で前面からと、ややアオリで後面からのカットです。前足はどちらも2コマ打ち7枚のリピートですが、同じような絵の構成ではないところがあります。cut1の2枚目とcut3の3枚目では、前者は左足が踏み込んだ絵・右足は前へ移動している、後者は両足とも地面から離れています。他にもcut1の3枚目と4枚目の間にあたるところにcut3では前へ移動する両足が描写されていたり(5枚目)、cut3の7枚目と1枚目の間にあたるところにcut1では着地寸前の左足と曲がった右足が描かれています(7枚目)。馬の動きを勉強していないので憶測なんですけど、これらはどちらが正しいかではなく何を選ぶかの問題だと思います。馬の走りを1秒12枚に還元するときに何を取捨するかということです。ここでは、足元まで入った俯瞰では着地前後に枚数を使うことで馬の力強さを見せ、アオリでは足の移動に枚数を使うことで優雅な走りを表現していました。
cut3で足が遠のいたり近づいたりし、遠のいたときに後足がインしてきます。速度の変化を捉えることでフィルムに臨場感を与えた素晴らしいアクションです。
前後しますがここでcut2です。恐らくアバンは河野さんと思われます。可愛い可愛い河野顔ののぞみ・りんちゃん・うららです。その三人で三角形を作っているんですけど、のぞみの頭を切って頂点を画面内に設定しないことで堂々としながらも型に嵌らない洒脱さを持っています。抽象的なcut1を受けるに相応しい強烈なカットです。
cut7。ここのT.Uのスペーシングが凄く大塚さんっぽい。悲しい。
cut8。ここのかれんさんのスペーシングは凄く河野さんっぽい。嬉しい。1から3枚目で下方へ予備動作をして4・5枚目で上方へのアクションをします。1・2間が1コマ打ち、2・3間が2コマ打ち、3・4間が3コマ打ちとなっており減速しています。スペーシングも段々狭まることでそれを補完しています。3枚目で顔が殆ど切れるのですが、4枚目では口から上が切れています。1から4枚目間のスペーシングが効いているのは当然です。アップショットなのに最初以外全然顔を見せようとしないこの大胆なスペーシング、でもそうすることによって画面外の拡がりを視聴者により意識させることが出来るでしょう。河野さんのアニメートは上手すぎるので一発で分かります。そして見返す度に2コマ3コマだからと言って卑下することはないと元気付けられます。リミテッドなアニメートの相対性を体現しているという点で傑出したアニメーター、それが河野宏之氏なのです。でもインターネット上では僕以外に誰も上手いと言わない。悲しい。
cut18。ここののぞみも大塚さんっぽいなあ。特に最後の1コマ打ちの手が。悲しい。
Aパート
cut43。Aパートのここから動画が怪しくなってきます。手前のかれんさんの右手がよく分かりません。きちんと線拾ってよぉ。悲しい。
cut45。アクセントポジションが弱いのでのぞみの立ちが中途半端です。振り向く際のりんちゃんの視線があらぬ方向を向いています。あと特に指定がなかったら振り向きは後ヅメにした方がいいんじゃない。僕の言うこと間違っていますか。悲しい。
cut46。振り向き1枚目のりんちゃんとうららの視線が怪しい。2枚目のりんちゃんがロンパってる。昔ロンパリのクラスメイトについはずみで「おい、テリー伊藤」って呼びかけたらボコボコにされた。悲しい。
cut48のこまちさんの視線が怪しい。こまちをキモく描くくせに、こまちの動画を担当するから悲しいものです。
cut51。かれんさんの振り向きが酷い。目線の他には、何と4枚目で眉毛が無くなっています。眉毛の描き忘れです。つまりフィリピン人によってかれんさんが凌辱されたんですよ。のんきに「ババア、結婚してくれ」とか言ってる場合じゃないでしょうが。だいたい何でフィリピン人はまともな仕事をしないのよぉ。そんなに難しいこと要求していないでしょう。ねえ。かれんさん・・・・・。泣きそう。
cut112。かれんさんが指を組む様子をアップで見せます。左方向からのカメラが俯瞰でかれんさんを捉えて上は顎、下はお腹で切っています。何より力を持つ顔が見えないことで若干不安な構図ですが、肘と手首に浮き出る尺骨、そして回外筋と屈筋を誇張して描いていることで、手に目がいくように誘導しています。
cut113。ここは川村さんだろう。ふうん、河野さん達が描く顔を子供達に見せたくないんだ。悲しい。
cut120。リンゴの皮むきです。アップでやれば相当な難易度でしょうが、このサイズなら並くらいですか。
5の倍数コマをスキップする方法が使えないときが稀にあります。ここがそうで、原因は分かりません。悲しい。
アイキャッチ。まだこの回では変わっていないので、花に水をあげているかれんさんです。お花にお水。かわいい。
Bパート
cut165。ハデーニャさんが仮面を投げます。一見派手ですけど、よく見ると普通のアニメートです。先ず画面外で行われている仮面を取り出すアクションを意識させるために、身体を傾かせながら左肩を動かします。続いて身体を戻しながら仮面を左下から右上へと移動させます。仮面の位置が最終的に顔の前にあることで顔と仮面のイメージが結びつき、非常に分かり易い構図になっています。一旦仮面を右に傾けた後投げる予備動作に入るのは、方向性の対比で動きを強めたかったからでしょうか。ちょっとイマイチです。スペーシングの広狭と2コマ3コマ打ちを使うことで予備動作内に速度の変化を作っています。当然、遅くなっていきます。続いて顔が近づいてきます。投げる動作が開始されようとしています。ここでもスペーシングとコマ打ちで速度を変化させています。予備動作を受けるので早くなっていきます。ここからのスペーシングは広くて、顔が寄った後は一気に引いて仮面を持っていた左手が2時45分くらいまで上がっています。つまりもう仮面を投げてしまったのです。その次の絵では身体が右側へ大きく傾き左手は11時45分へいっています。それからは散々使った広いスペーシングの後始末としてスペーシングを狭めてリアクションをします。
cut172。コワイナーの前足が飛び出します。1コマ打ちで6枚スペーシング狭く動かした後2コマ打ち2枚で足を出すのは面白い静動対比ですね。
cut173。コワイナーの後足が飛び出します。1コマ打ち6枚は同じですが、そこから2コマ空いて1コマ打ち2枚で足を出した後4コマ空けるのが前カットとの違いです。こちらの方がはっきりした対比で、荒々しさが増しています。
cut174。ハデーニャさんが飛び上がります。またまた予備動作におけるスペーシングとコマ打ちによる速度の変化を使っています。
飛び上がってからは2コマ打ちで、1枚目でもう太腿の半分までアウトしています。2枚目で画面内にあるのは残像だけで、3枚目でそれも消えます。河野さんの回ではあまり記憶にない結構大胆なスペーシングです。
cut177。コワイナーが落ちてきて永島エフェクトらしきものが発生します。地面にコンタクトしてから次のアクションまで一応3コマ空いているんですけど、あんなにスペーシング広く落ちてきてしかもエフェクトも立ち昇っているにしてはちょっと足らない気がします。首をもたげるアクションはあってもいいんですけど、やるとしたらリアクションを3コマ打ちで3枚くらい入れてからの方が重さが感じられて良かったと思います。
cut181。「さあ、いくよ。」から走りだすコワイナーです。一通りT.Uし終えた後の8枚目でハデーニャさんが頭を傾けるのは、小さい動作なんですけど、次の3枚の作画T.Dに対して抜群の効果を発揮しています。右斜めから左斜めへ、動きを強めるXの対比です。また、只のT.Dとハデーニャさんの意思が介入するT.Dとでは緊張感が全然違います。殆どが単なるT.U・T.Dだから変化を持たせたかった大塚さんかなあ、まあ河野さんなら納得、永島さんなら素晴らしい、誰にせよこれを考えた人は物凄いと思います。
そんなアニメートに同居しているにも関わらず、コワイナーはイマイチです。首を右に左に振りますが、アクセントポジションの絵が弱いので格好よくありません。
cut183。4枚リピート正面のコワイナー走りです。コワイナー走りは、後で藤井さんが描いた凄まじいのが出てきます。それを見た後だとどうしてもここは普通に見えてしまいます。アクセントを左前足が前に出る一枚に絞ったのは正しいと思います。2コマ打ちなので、派手なアクセントの絵が短時間で繰り返し出てきて印象に残ったはずです。
cut187。1コマ回転蹴りは大塚さんのセンスでしょう。悲しい。
cut188。かれんさんの蹴りです。一瞬で終わるの画面に構図など無意味です。したがって通常は顔ないし真ん中にあるものを主役とするのですが、顔は半分以上アウトし真ん中にはかれんさんの左鎖骨辺りがあって、7から14枚目まで画面内に主役となるものがありません。その主役の不在を15枚目以降大きく描かれる足が埋めることで、足の存在感が揺るぎないものとなり、かれんさんの蹴りという主題を完璧に表現しています。ここで使われた動画的な手法は単なるスペーシングの広狭のみなんですけど、絵の構成がしっかりしていれば充分素晴らしいものになります。これは河野さんの修正でしょう。上手いところは大体河野というのは忍びないんですけど、cut165・174の動画的な手法をこれでもかと詰め込み、それに依存しているところとは全く比較になりません。
アニメートは、やはり創造性が技術に優先します。創造性を失い形骸化したアニメートを、その手法に溺れた様を哀れみ、マニエリスムと呼んで以後差別することにします。えー、だって新語を作るの楽しいじゃないですか。じゃあ良いアニメートは神・駄目なアニメートは糞というような幼稚なスラングをこれからも使い続ける気ですか。そうですか、ふうん。
cut201。ハデーニャさんのパンチです。これは描画の勝利でしょう。ただし、顔アップから引いて又アップになってというのは少し芸がないかなと思います。
cut211。ハデーニャさんが手綱を引きます。典型的なマニエリスムです。肘を開いて手綱を持ち上げる・右腕を引き上げる・右腕を戻して構える・走り出す、というアクションに分けて見てみると、各2コマ打ち・3コマ打ち・2コマ打ち・2コマベースと何故かアクション毎に統一されていて、スペーシングはと言うとコマ打ちに呼応しておらず、広狭を交互に入れているだけです。で、肝心の動いているのを見ると何がしたいのか分からないという、困ったアニメートです。
何か辛口になってきました。現在、書き始めから14時間を経過した朝の5時なのれ許してくらさい。
cut217。フラフラなのに歩こうとするミルクです。3コマ打ち6枚も使ってゆっくり身体を前に倒した後、2コマ打ちにして速度を上げて7から9枚目で左足を出します。9・10枚目間は3コマ打ちです。前後が2コマ打ちの主要な動作なので、ここでさり気なく調子を変えておくのが効きます。10・11枚目間がまた2コマ打ちで、先ほどの左足では支えきれなかったので続いて素早く右足を出します。2コマ空いて12枚目で右足がコンタクトすると、16枚目まで左足を出そうとしたことで支えが無くなった身体が後ろに傾きます。これを受けてバランスを取ろうと前に重心を掛けますが、平衡感覚を失っているので加減が分からず前に倒れてしまいます。これが25枚目まで。以下は29枚目までリアクションとフォロースルです。絵の構成は全く問題ありません。ミルクの状態がよく伝わります。そしてここではマニエラ(手法)がそれを引き立てます。9・10間の3コマ打ちの発想は見事ですし、11・12枚間の3コマ打ちもグロッキー状態でのアクションのランダムさを表現していて素晴らしい、絶妙な重量感を見せた17から25枚目までのスペーシングも挙げておきましょう。
cut229。顔面に張り付いたココ・ナッツをハデーニャさんが剥がし取ります。ココ・ナッツを掴むと、身体を左斜めに倒していく予備動作に入るのは1アイデアですね。
のぞみ達の変身バンクが終わってcut234。さあ、とうとう藤井さんです。ここからは、僕が藤井さんに愛を告白しているだけなので、はっきり言って読まなくていいと思います。
ハデーニャさんが力を溜めます。広いスペーシングで手を上にギューンと上げてリアクション、それから広いスペーシングで手をビュイーンと振ってリアクションです。いきなりカッコええ。動かし尽し止め尽していますね。まずは対象を恣意に解体、変形することで、動くものだけが価値を持つ異質な世界を作り出します。アニメートにおける止めとは当然リアクションで、これが動きをマニエラの鋳型の中に無理矢理押し込めて、いびつな、でもそれ故に魅力的な一つのアクションを鋳造します。
cut238。ハデーニャさんアップの1コマフォローショット!レベルが違います。圧倒されて笑うしかありません。そこからT.Dしていってコワイナーの走りがまた。前述したのは正面走りですからこれではありませんけど、それに勝るとも劣らない猛烈なアニメートです。たった2コマ4枚リピートなのに、その中で馬が激しく前傾後傾するものだから、ガタガタガタガタなっていてもう何か物凄いとしか言えません。
cut243。りんちゃんがコワイナーに蹴りを入れるところは画面動でよく分かりません。良さそうなのに残念。
cut244。ここは田中さんにしか見えません。他の回のを流用しているんでしょう。田中さんなんかより絶対格好いい藤井さんを差し置くなんて酷い。悲しい。
cut246。ハデーニャさんが剣を振りかざして風を起こします。どうしてこのコマ打ちなのかが全然わかりません。藤井さんを完全に理解することは誰一人出来ません。
cut249。手綱を引くハデーニャさんです。主要な動作はコワイナー馬が飛び上がってアウトするだけなので、ここは予備動作に力を注いでいます。一旦左へ引いてから下へ溜める二段階の予備動作、下へ溜めに入るときにたわむ手綱、予備動作エクストリーム時のハデーニャさんの表情、良いですね。
cut251。アクションなのに川村さんの修正が入っている。悲しい。
cut262・263。余程優秀なアニメーターでない限り、マニエリスムに陥ることを回避出来ません。ハデーニャさんとかれんさんがそれぞれ手綱を引くこれらのアクションを見ても、それらしいコマ打ち・スペーシング・タイミングが当て嵌められているだけで、ただ絵が続いているとしか認識できません。ただし、同じようなアクションをモティーフにしたカットが後のヤマ場に出てくるので、ここは敢て大人しいアニメートにした可能性もあります。
cut264。二回も前述した馬コワイナーの正面走りはここでした。2コマ打ち4枚リピートです。1枚目なら右前足、2枚目は右手方向に傾いた頭、3枚目は最高位置になった頭、4枚目はアップポジションといった具合に4枚全てに何かしらのエクストリーム(≒アクセント)が設定されています。アクセントはアクションの根幹ですから、一枚で11枚くらいの絵を束ねる力があるので、全ての絵にエクストリームがあるこのアクションの破壊力は凄まじいものがあります。
cut269。ハデーニャさんです。インした勢いそのままに画面左手方向へ予備動作を行います。顔を予備動作方向に向けて補完しているのは良いですけど、それを強調するために正面向きの顔をもっと見せる方が好きです。アニメーターズサバイバルキットによると「4フレームよりも短い動きは、目で追えない。」そうで、一応きちんと2コマ打ち2枚で4フレーム顔を正面向きにしているのですが、短すぎてあまり分かりません。
前段落の予備動作と、最後の刀を振る主要なアクションに対する予備動作のどちらも、刀、手綱、身体、腕で斜めのラインを作り、スペーシングの狭い中でも動きを失わないようにしています。
cut270。かれんさんです。0枚目(カットが変わって最初の絵)は藤井顔ですなあ。恐ろしい。肝心のアニメートは訳が分からないので、このカットは以上です。
ああ、だめだ。藤井さんの本粋のアニメートで使われている技法の意図を僕は理解できません。何て言うか凄く抒情的なアニメートをしている気がします。スペーシングがタイミングがって考えていたら、全部エクストリームとかキャラクターが右に左にグラグラ揺れるとか絶対出来ないでしょう。だから始めから動画技法なんて当てにしていないんです。シュルマニエリスムと名付けた方がいいかも知れません(自分用語作りもいい加減にしないと美術批評をやっている奴に因縁つけられるぞ)。だから氏のアニメートを見るときは感覚で見るのが正しいです。オバケを見て手を叩いて喜んだり、藤井エフェクトで鳥肌を立てたり、常識外れの動き方に呆然としたり、藤井顔で失禁したりするべきなんです。
疲れたからおしまいです。原画パート予想を纏めると、アバンが河野さんで、AパートからBパートのぞみ達が変身するまでが永島さん。永島さん多いな。残りの戦闘が藤井さん、ラストは河野さん。
そうは見えないでしょうけど、アニメートの記事って物凄く時間が掛かるんです。今日のだと殆どのアクションのコマ打ちと簡単にスペーシング・タイミングを見る作業が8時間、詳しく観返しながら文章にするのに多分24時間、合計32時間も使っています。大体こんなことやってる場合じゃないんですよ。全然勉強していませんしね。LALATVのsex and the cityも終わったことですし、そろそろやらないとまずいと思い始めました。だから明日から勉強ブログにします。ご了承ください。
テーマ:YES!プリキュア5 - ジャンル:アニメ・コミック
フレッシュプリキュア!第31話「ラブと大輔 仲直りのしかた!」
当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くにあたって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。
アバンタイトル
cut4。ラブとシフォンが3コマ打ち4枚で振り向く。
cut5。頭を上げているタルトが3コマ打ち3枚で腕組みに移行する。
cut7。3コマ打ち。3枚で手を口にもってきて2枚で身体を前に出す。
cut8。3コマ打ちのタルトのしっぽアクション。0枚目左にカーブしている。1枚目で右へ。2・3枚目で山の部分が少し上がって、4枚目で山が右へ移動する。5で左に反りあがって6枚目で0枚目に戻る。以下リピート。
cut11。パン屋さんが3コマ打ち4枚で頭を上げる。
cut12。せつながパン屋さんに礼をするアクションは3コマベース。3枚で身体をパン屋さんの方へ向ける。4コマ空いて4から7枚目で礼、24コマ空いて8から11枚目で戻る。ただし8枚目=6枚目、9枚目=5枚目、10枚目=4枚目、11枚目=3枚目となっている。そのため、礼をするときに頭の重さを感じさせる役割を果たしていた3・4枚目間の広いスペーシングが頭を起こすアクション中の10・11枚目間にも存在しており、何故か突然勢いよく頭を上げたということになっている。
cut16。ラブの表情芝居である。2コマ打ち2枚で笑う。少し空いて3枚目で画面左の方へ目線を遣る。8コマ空いた後4から6枚目で顔を目線の方へ向ける。4・5間は4コマ打ち、5・6間は2コマ打ちである。先ず動作の方向に目線を遣るという最低限の常識すら身につけていないTAP対策であろう。
cut17。美希ちゃんとブッキーちゃんが3コマ打ちで手を振る。1から4枚目で左へ、4から8枚目で右へ。美希ちゃんはあんなに大きく手を振っているのに身体が一切動かないことと、ブッキーちゃんの前腕以外が固定されているということから彼女たちは人ではないようだ。
cut18。美希ちゃんとブッキーちゃんが3コマ打ち6枚で腕を下げる。ラブは3コマ打ち4枚で腕を上げたあと7枚で腕を下ろし、3枚でせつなの方を見る。
cut23。大介が1枚目で手と頭をエクストリームにしたあと2・3枚目で拳を握り頭を上げる。1・2間は3コマ打ち、2・3間は2コマ打ちである。
cut25。せつなが2コマ打ち3枚で軽く振り向く。
cut26。せつながラブの方を見る。3コマベースである。2枚でラブの方へ視線を遣ると同時に軽く頭を戻す。11コマ空いて3枚で頭を戻す。cu16同様のうんこフィリピン人対策である。
Aパート
cut29。3コマベースでせつなが礼をする。5枚で頭を下に、5コマ空いて5枚で戻す。
cut31。せつなは3コマ打ち3枚で、先生は3コマ打ち4枚で頭を振る。
cut33。ラブが3コマ打ちで手を振る。2枚で机の上に置いていた手を上げると、左へ2枚・右へ2枚で手を振る。
cut34。3コマ打ち4枚でせつなが振り向く。
cut35。大介が3コマ打ち4枚でラブの方を見る。
cut36。左3枚・右3枚で手を振る。13コマ空いて4枚で手を机の上に置く。1・2枚間のみ2コマ打ちで、他は3コマベースである。
cut41。大介が3コマ打ち3枚で振り向く。0・1枚間で顔を右から左に向けるのでスペーシングが非常に広い。この回は振り向きを多用しているが、ここのような3コマ打ち3枚の振り向きは全く絵が足りていない。フレッシュ第22話で華々しいにわかデビューを飾りなさった枚数不足キチガイは、当然途中で憤慨してチャンネルを変えただろう。そうでないとおかしい。
cut42。せつなが3コマ打ち4枚で振り返る。
cut43。1・2枚目で0枚目で大介の顎に当たっていた右側の人の肩がのく。3から6枚目で左側の人に押される。7から10枚目で左側の人を押しのける。11枚目は0枚目となり以下リピート。3・4枚間と5・6枚間8から10枚間は2コマ打ちで、他は3コマ打ちである。
cut47。3コマ打ち4枚で大介がラブの方を向く。ラブは3コマ打ち3枚で反応する。
cut48。3コマ打ち3枚でせつなが振り向く。
cut53。大介の手が3コマ打ち4枚でインしてくる。
cut54。3コマ打ち4枚でラブが振り向く。
cut55。大介の正面芝居は3コマベースである。2枚で肩を下げて、少し空いて3枚で手をアウトさせると同時に頭を左下へ、少し空いて2枚でちょっと頭を戻し、少し空いて2枚で頭を真正面に戻し、少し空いて2コマ打ち3枚で軽いテイクを行う。
cut56。せつなが3コマベースで頭を下げる。3枚で下へ、8コマ空いて3枚で上へ。
cut57。3コマ打ち6枚で大介が頭に手をやる。
cut58。正面を見ていたラブとせつなが、それぞれ3コマ打ち3枚・3コマ打ち4枚で頭を振ってお互いを見る。
cut60。大介のテイク。2コマ打ち2枚で先行動作、3コマ打ち3枚でアクセントへ。
cut61。3コマ打ち4枚でラブとせつなが戻る。少し空いて3コマ打ち2枚でラブがせつなの方に寄る。せつなは3コマ打ち3枚で予備動作の後、3コマ打ち5枚で立つ。
cut62。3コマ打ち7枚で大介がラブ達を見る。
cut63。ハゲがくる。インしてきた後2コマ空いて、以下2コマ打ち3枚でアクセントにいく。
cut64。ハゲの2コマ肩たたき。3枚で肩にコンタクト、3枚でリアクション。それからハゲは3コマ2枚で頭を上に、続いて2コマ2枚で視線を大介にやってキチガイTAP対策の後、3コマ4枚で頭を振る。
cut66。大介が3コマ打ち5枚で振り向きぞうきんを握り、2枚でリアクション。床を掃いているのに身体が微動だにしないラブは人ではないようだ。
cut67。3コマ打ち3枚でつと寄る。この後3枚で咳きの予備動作・2枚でアクセントへ、3・4間が4コマ打ち、4・5間が2コマ打ち。それから3枚で腕を水平に・2枚でアウトさせる。人ではないラブが3コマ打ち3枚で振り向く。
cut69。大介が1から3枚目で立ち上がり、4・5枚目で腕を戻し、6から8枚目でリアクション。3・4間が4コマ打ち、4・5間が2コマ打ち、他は3コマ打ち。ラブは1から6枚目で頭を上げ、7から9枚目で戻す。7・8間のみ2コマ打ちで他は3コマ打ち。
cut70。大介「そう!」は3枚で上へ・3枚で下へ。3コマ打ち。
cut72。3コマ打ち5枚でラブが振り返る。
cut73。3コマ打ちのアオリ長回し。2枚でせつなが手を乳にやると、ラブが6枚でほうきを押し付け、威圧感を感じたせつながラブの6枚目と同じタイミングで3枚でほうきを受け取る準備をする。4枚でせつながほうきにコンタクトし、3枚で握り3枚で引き寄せる。しめたとばかりにせつなの最後3枚と同じタイミングでラブが3枚で手を放す。
cut76。3コマ打ち6枚でぞうきんを絞る。4・5間のスペーシングが広くなっている。
cut77。2コマ打ち2枚でテイクの後9枚空いて4枚で振り向き。3・4枚間が2コマ打ちで他は3コマ打ち。
cut79。大介が3コマ打ち3枚で頭を振る。続いてラブが3コマ打ち3枚で振り向く。以下cut101まで口がパクパク動くだけの喧嘩。
cut102・103。ただアップ・コンタクト・ダウンを繰り返すだけの走り。
cut106。3コマ打ち4枚のバット。
cut107。6枚目まで予備動作、7から9枚目までスイングで、10から13枚目までリアクション代わりのフォロースルー。スイング時のみ2コマ打ちで後は3コマ打ち。予備動作時2・3・4間のスペーシングが広くなっている。
cut108。6枚で組んでいた足を下ろして、9から11枚目で立つ。8・9間のみ4コマ打ちであとは3コマ打ち。
cut109。サウラーが3コマ打ち4枚で振り返る。
cut110。サウラーが3コマ打ち5枚で振り返る。
cut112。大介の投球。5枚で手を胸のところまで上げて3枚で下げる。その後2枚で顎を引く。続いて3枚で再び手を胸までやってから、4枚で手を左にやりつつ足を上げて、3枚で上体はあまり動かさず体重を徐々に右側に掛けていって、4枚で投球、1枚でリアクション。最後の5枚は2コマ打ち、それ以外は3コマ打ち。
cut113。ボールが2コマ打ち4枚でミットにコンタクトする。キャッチャーはボールの1枚目の次のコマで1枚目である。その後2コマ空いて2枚目となりボールの動きに同調する。ボールがミットにコンタクトした後は3コマベースで4枚リアクションをする。リアクションの2・3枚間のみ2コマ打ちである。
cut114。大介が3枚で右足をコンタクトして手を上げる。4から6枚目までで身体を後ろに倒す。7から9枚目までで身体を戻す。1から4枚目間まで2コマ打ち、4・5枚目間は4コマ空いて、後は3コマ打ち。そして3コマ打ち6枚で足を戻す。捕手は3枚で前カットのリアクションをして、4から9枚目までで身体を起こす。1から4枚目間まで2コマ打ち、その他は3コマ打ち。
cut116。ラブのダンス。7枚で手が左から右へ、8から11枚目で右から左へ戻る。2・3、7・8枚間が3コマ打ち、他は2コマ打ち。
cut117。4人でのダンス。片道5枚の往復。5・6間、つまり手のアクセント時のみ3コマ打ち、後は2コマ打ち。
cut119。ドーナツを食べる口元のクローズアップ。5枚で口を開けて2枚でドーナツに口がコンタクト、2枚で粉が飛ぶ。1から6間まで3コマ打ち、後は2コマ打ち。
cut120。ドーナツを食べているところから2コマ打ち4枚で手を上げるラブ。
cut121。カオルちゃんが3コマ打ち芝居。まず6枚で手を広げる。1から4枚目まで頭を下げ、5・6枚目で上げる。少し空いて4枚で予備動作スペーシング広く2枚で腕を左から右へ。少し空いておどける。3枚で腕を戻しながら頭下へ、2枚で上へ。
cut122。ブッキーちゃんが4枚でせつなに近寄る。ブッキーちゃんの4枚目同じコマからせつなが振り向きを開始する。これにも4枚使う。その後3枚でせつなの顔が動き、4枚でブッキーちゃんが手を下ろす。すべて3コマ打ちである。
cut123。4枚でミユキさんが美希ちゃんの方を見る。続いて4枚で美希ちゃんがミユキさんの方を見る。いずれも3コマ打ちである。
cut124。美希ちゃんとミユキさんが3コマ打ち3枚でブッキーちゃんの方を見る。
cut131。「しあいー、すっかり忘れてたー。」は3コマベース5枚のアニメートで、2・3枚間のみ2コマ打ちである。3・4・5間のスペーシングが狭い。
cut132から155。ハゲるから見たくない。
cut157。大介がドーナツを食っている。3枚で口の中へ4枚目でドーナツを噛み切っている。5から9枚で口から手を離す。4・5間のみ2コマ打ち、他は3コマ打ち。
cut158。ミユキさんアオリ9枚のアクション。4枚目から腕組み開始。
cut159。大介のテイク。1枚でアクセントにいって後は3コマ打ち5枚で戻る。
cut160。ミユキさん3コマ打ちの反転。3枚で180°身体の向きを変えて、4から6枚目で足を引きつつ髪の毛のフォロースルー、7枚目で顎を引いて髪の毛が広がると、8から10枚目まで髪の毛のフォロースルー。
cut162。大介が3コマ打ち5枚で立つ。
cut163。大介が4枚で重心を左に掛け5枚目から移動を開始する。6・7枚目でゆっくり左へいった後8枚目で急に反転する。後は歩くだけ。ミユキさんは3枚プラス3枚で振り向く。全アクション3コマ打ちである。
cut164。立ち止まる大介は3コマ打ちである。左足がインして3枚目で爪先がコンタクトし同時に右足がインする。右足は3枚目で踵がコンタクトする。続いて左足が3枚目までは普通に移動していたが、スペーシング狭く4枚目に移ると5枚目で足が少し右へいく。6枚目で足が下へ移動を開始し8枚目でコンタクトする。
Bパート
cut167。2コマ打ち5枚の足の動き。
cut168。1枚で手が左を向く。2・3枚目で手左上へ、4・5枚目で右下へ。3・4枚間のみ3コマ空いて、他は2コマ打ち。
cut170。ミユキさんが6枚でOKサインを出す。3コマベースで5・6枚間のみ2コマ打ち。
cut171。ここら辺がゴミカスフィリピン動画であることは容易に分かるはず。だってどう考えても絵が下手すぎる。コマ送りすると生気の全くない醜い絵が次から次へと現れて気持ち悪くなった。その他振り向きでもここまでは頭を回転させるときにはしばしば「中目パチ」とやらが入っていて安心だったのに、このキチガイ動画マンはそんなに自分の個性を世間に公開したいのか、約180°も視線の向きを変えるこのカットのアクションでも一切まばたきをさせようとしない。この動画が腕を切断しなければいけない状況になればいいのに。もちろん事故でズバッといってもらっても構わないけど。
cut173。ミユキさんが2枚でラブの方を見た後、4枚で身体を起こします。3コマ打ちです。
cut174。間もなく身体障害者になるかもしれないフィリピン人がとうとう本領を発揮した。ラブが相手の方向に目線を一切やらないまま振り向いている。TAP潰れろ〜潰れろ〜。
ミユキさんが3コマ打ち3枚で頭を上げる。
cut177。ラブのアクション。2コマ打ち3枚で、3枚目がアクセントのテイクの後、3コマ打ち6枚も使ってゆっくり顎を引いて、3コマ打ちで下へ2枚・上へ2枚使って頷いて終わり。
cut178。ラブの河野走り。まずは礼。下へ3枚・上へ3枚。絵の使い方がcut12と同じだが、ここはラブだから問題ない。礼のみ3コマ打ちで以下は2コマ打ち。7から9枚目で身体を後ろに引く予備動作の後走り出す。10・11枚目で躓き、12枚目で立て直そうとする。13枚目で普通に戻る。14枚目で左足がコンタクトし、15から17枚目はジャンプの予備動作、18枚目で身体が上へ移動開始し、20枚目で足が地面を離れて左足が前に出る。24枚目で左足コンタクト、25枚目でジャンプの予備動作、28枚目で足が地面を離れる。30枚目で空中で右足が着地態勢に入って32枚目で右足コンタクト、33枚目はリアクション、34枚目はダウンポジション。35枚目がアップポジションになって、36枚目でコンタクト、37がダウン、38がアップ39で左足がコンタクト、40枚目で身体が殆どアウトする。
雛型のような河野走りである。これを重視して推測するに、Bパートに入ってからは河野さんなのだろうが走り以外は全然面白くない。ハゲそう。
cut181。ミットにボールが収まるまでの5枚は1コマ打ちである。0・1・2間のスペーシングが狭い。リアクションが2コマで2枚。
cut182。アンパイアが3コマ打ち4枚で立ち上がってフォアボールを宣告する。打者は体を曲げて7枚でバットを捨てて、8・9枚目で身体を起こし走り出そうとする。10枚目で走り出す。11枚目で左足がコンタクト、12枚目がダウンポジション、13枚目がアップポジション、14枚目で右足がコンタクト。以下15ダウン、16アップ、17左足コンタクトの繰り返し。6・7枚間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ちである。
cut183。ラブが来る。最初の5枚のみ2コマ打ちで後は3コマ打ち。
cut184。キャッチャーが大介の元へ駆け寄る。3枚で下へ、残り3枚で身体を起こす。1から3枚目まで2コマ打ちで、後は3コマ打ちである。
cut185。3コマ打ち4枚で打者の足元クローズアップ。3・4枚間のスペーシングが狭い。
cut186。打者が7枚でバットを回して3枚で構える。最後の2枚の間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ち。
cut187。大介の投球。まず3コマ打ち6枚で身体を起こす。そしてメインのアクションに入る。7枚で予備動作、グラブを持ち上げ身体を倒す。8・9で身体を前に、10枚目で腕が上がる。11から13で腕を一旦上に吊り上げて14から17枚目で投球、18枚目でリアクション。1から8間まで3コマ打ち、8から16間が2コマ打ち、16・17間が1コマ打ちで、17・18間が2コマ打ち。
cut190。2コマ打ち3枚で顔を上げ、3コマ打ち3枚でラブの方を見る大介。
cut193。4枚で下を見て、5から8枚目で顔を上げる大介。5・6間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ち。
cut197。大介のグラブにボールが納まった次のコマでリアクションに入り、1コマ空いてその続きをする。
cut198。3コマ打ち3枚ずつの頭の回転の往復運動。
cut215。3コマ打ち6枚でしゃがむ大輔。
cut218。3コマ打ち5枚で帽子に手をかけて、3枚でつばを下ろして目を隠す大介。
cut219。サウラーが3コマ打ちで立つ。予備動作3枚、5枚で主要な動作。
cut221。サウラーがナケワメーケのやつを投げる。3枚でカメラに寄って、4から17枚目まで予備動作しつつ作画T.D.、18から26枚目で投球をして、27・28枚目がフォロースルー。1から9間が2コマ打ち、9から17間が3コマ打ち、18・19間が2コマ打ち、19から22間が3コマ打ち、22から27間が2コマ打ち、27・28間が3コマ打ちとなっている。
cut226。右へ左へ3コマ打ちで3枚ずつでラブを探す大介。
cut227。ロング。ラブは、躓いて2コマ空いて2コマ打ち3枚で体勢を立て直す。
cut229から261までの戦闘は今までのカーペンター回の戦闘で最もしょぼいから飛ばす。こんなのをまともに見てたら確実に禿げ上がる。
美希ちゃんが衣装チェンジをさせたcut262からは、藤井孝博さんパートだと思われます。河野さんも永島さんも倒れたこの絶望的な状況で登場した僕らの大将が、引っ繰り返したとまではいかなくても一矢は報いました。
cut265。ラブのアップショットです。4枚目、何なんだこのアオリは。帽子や顔のパーツだけで顎がアオられていません。皆が言う河野顔とやら(おそらく「河野さんの河野顔」や藤井さんパートの顔のことを指す)を形容する際によく使われる能面・お面、まさにそれを倒した感じです。顔に関して殆ど解剖学を持ち込まない最先端の(伝統的な?)アニメーションキャラクター表現です。これを表す言葉がないようなので、能面派(nomenism)とでもしておきましょう。ただし河野さんはアオリのときには影で顎を設定しますから、語源になったとは言え能面派には属しません。
ここで藤井さんが素晴らしいのは、単に能面派を追従するだけではなく、アオられることで引き伸ばされ強調された顎を生かして、「河野の逆三角」を構成しているところです。キュアピーチはあの奇怪なツインテールのせいで構図が決まりづらく、特にアップショットでは散漫な画面になりがちなのですが、4枚目のみで言えば、両目(ここでは耳も含めてよいでしょう)・顎で構成された逆三角形がど真ん中で不落の陣形を構えており、画面に秩序と緊張感を与えています。
7枚目からバットを振り上げる主要なアクションに入っていきます。オバケの入ったバットがインしてくると同時にラブの顔が右に振られます。これはキャラクターに重心を与えているということと、顔を見せる、つまり河野の逆三角を見せることでアクションを盛り上げているという二点で良いです。
その後はバットを振り上げながらカメラを引いていき、カメラが止まると一回アウトしていたバットが異様に大きさで、しかもオバケまで付いてインしてきます。どうだ、大将の力を見たか。
cut273。「二番、キュアベリー。」のこのカットで美希ちゃんの顔と、2を表すピースサインの人差し指と中指が逆三角形を構成しています。同じ形が二つある構図は安定します。河野の逆三角の応用です。ここは一応ヤマ場のようなので、河野の逆三角を少し傾けることで完全に安定させてはいません。両肩も吊り上げてV字を作り出し、少し上の河野の逆三角をなぞるようにして動きを補強しています。
cut283。ブッキーちゃんは「三番、キュアパイン。」のcut279もまあ可愛いんですけど、「当たったー。」のここの方がより可愛いでしょう。
最近調子をこいていたのに誰も咎めてくれないので、河野さん達の原画を適当に割る人以外とは友好的であろうと自制することに決めたのですが、最後に思想表明だけしておきます。絶対評価が出来ない人は嫌いです。「似てない」とか「崩れている」とか言うんじゃなくて自分で判断すればいいのにと思います。キャラ表なんか無視して、絵としてどうかを判断するべきです。バーディだってDVDで修正されたからじゃなくて、TV放送版を観て下手だと思ったらそれでいいでしょう。
原画パート当てだって大概は名前の陰に隠れることで絶対評価から逃げているんでしょう。何で逃げるかというと出来ないから逃げるんだ。アニメートを見ていて感銘を受けたのに、例えそれが無教養ゆえの幻想であったとしても、その本質に肉薄しようとしないなんて有り得ない。それはアニメートを1秒間に8枚から12枚程度の絵に解体したところで「絵が続いている」としか考えられないからで、自称や蔑称でない作画オタクであったとしても作画の巧拙が分からないという非常に奇妙な事態が起こっているように思えます。またいやらしいのが、アニメーターの名前なんて普通は知らないので逃げていることが分かりにくいんです。こんなことも彼らは当然分かっていて、分かっているからこそ同じような内容を何年にも渡って自らのサイトから発信しているんであって、計算高いまあ詐欺師みたいな奴らです。
アンチTAPも東映論壇で一切見たことがありませんから、これもまた作画詐欺師の負の遺産ですね。したがって僕は、反・TAPを包含する反・作画オタクの立場であることをご理解下さい。
cut294。バットを構えたアップのせつなです。今回の彼女のベストショットです。
どんなしょぼい回でも全部見てるぞというストーカー気質を示すために藤井さんの前まで無機質につらつら書いていたんですけど、氏のパートを見たら元気が出たからもうこのあとはいいや。基本的に藤井さんは描画に優れている一方でスペーシング・タイミングは平凡なので、あまり仰々しく1枚目2枚目と書けないんですよね。でも今回も素晴らしかったです。
パート予想もしておきます。アバン・Aパートが永島さん、Bパート頭から変身バンクまでが河野さん、戦闘は大胆にノンクレ外注(害虫)の誰かさん、美希ちゃんの後から戦闘直後ラブと大介との会話までが藤井さんで、ラストシークエンスは永島さんかなあ。でも大概しょぼかったのであまりわかりません。
アバンタイトル
cut4。ラブとシフォンが3コマ打ち4枚で振り向く。
cut5。頭を上げているタルトが3コマ打ち3枚で腕組みに移行する。
cut7。3コマ打ち。3枚で手を口にもってきて2枚で身体を前に出す。
cut8。3コマ打ちのタルトのしっぽアクション。0枚目左にカーブしている。1枚目で右へ。2・3枚目で山の部分が少し上がって、4枚目で山が右へ移動する。5で左に反りあがって6枚目で0枚目に戻る。以下リピート。
cut11。パン屋さんが3コマ打ち4枚で頭を上げる。
cut12。せつながパン屋さんに礼をするアクションは3コマベース。3枚で身体をパン屋さんの方へ向ける。4コマ空いて4から7枚目で礼、24コマ空いて8から11枚目で戻る。ただし8枚目=6枚目、9枚目=5枚目、10枚目=4枚目、11枚目=3枚目となっている。そのため、礼をするときに頭の重さを感じさせる役割を果たしていた3・4枚目間の広いスペーシングが頭を起こすアクション中の10・11枚目間にも存在しており、何故か突然勢いよく頭を上げたということになっている。
cut16。ラブの表情芝居である。2コマ打ち2枚で笑う。少し空いて3枚目で画面左の方へ目線を遣る。8コマ空いた後4から6枚目で顔を目線の方へ向ける。4・5間は4コマ打ち、5・6間は2コマ打ちである。先ず動作の方向に目線を遣るという最低限の常識すら身につけていないTAP対策であろう。
cut17。美希ちゃんとブッキーちゃんが3コマ打ちで手を振る。1から4枚目で左へ、4から8枚目で右へ。美希ちゃんはあんなに大きく手を振っているのに身体が一切動かないことと、ブッキーちゃんの前腕以外が固定されているということから彼女たちは人ではないようだ。
cut18。美希ちゃんとブッキーちゃんが3コマ打ち6枚で腕を下げる。ラブは3コマ打ち4枚で腕を上げたあと7枚で腕を下ろし、3枚でせつなの方を見る。
cut23。大介が1枚目で手と頭をエクストリームにしたあと2・3枚目で拳を握り頭を上げる。1・2間は3コマ打ち、2・3間は2コマ打ちである。
cut25。せつなが2コマ打ち3枚で軽く振り向く。
cut26。せつながラブの方を見る。3コマベースである。2枚でラブの方へ視線を遣ると同時に軽く頭を戻す。11コマ空いて3枚で頭を戻す。cu16同様のうんこフィリピン人対策である。
Aパート
cut29。3コマベースでせつなが礼をする。5枚で頭を下に、5コマ空いて5枚で戻す。
cut31。せつなは3コマ打ち3枚で、先生は3コマ打ち4枚で頭を振る。
cut33。ラブが3コマ打ちで手を振る。2枚で机の上に置いていた手を上げると、左へ2枚・右へ2枚で手を振る。
cut34。3コマ打ち4枚でせつなが振り向く。
cut35。大介が3コマ打ち4枚でラブの方を見る。
cut36。左3枚・右3枚で手を振る。13コマ空いて4枚で手を机の上に置く。1・2枚間のみ2コマ打ちで、他は3コマベースである。
cut41。大介が3コマ打ち3枚で振り向く。0・1枚間で顔を右から左に向けるのでスペーシングが非常に広い。この回は振り向きを多用しているが、ここのような3コマ打ち3枚の振り向きは全く絵が足りていない。フレッシュ第22話で華々しいにわかデビューを飾りなさった枚数不足キチガイは、当然途中で憤慨してチャンネルを変えただろう。そうでないとおかしい。
cut42。せつなが3コマ打ち4枚で振り返る。
cut43。1・2枚目で0枚目で大介の顎に当たっていた右側の人の肩がのく。3から6枚目で左側の人に押される。7から10枚目で左側の人を押しのける。11枚目は0枚目となり以下リピート。3・4枚間と5・6枚間8から10枚間は2コマ打ちで、他は3コマ打ちである。
cut47。3コマ打ち4枚で大介がラブの方を向く。ラブは3コマ打ち3枚で反応する。
cut48。3コマ打ち3枚でせつなが振り向く。
cut53。大介の手が3コマ打ち4枚でインしてくる。
cut54。3コマ打ち4枚でラブが振り向く。
cut55。大介の正面芝居は3コマベースである。2枚で肩を下げて、少し空いて3枚で手をアウトさせると同時に頭を左下へ、少し空いて2枚でちょっと頭を戻し、少し空いて2枚で頭を真正面に戻し、少し空いて2コマ打ち3枚で軽いテイクを行う。
cut56。せつなが3コマベースで頭を下げる。3枚で下へ、8コマ空いて3枚で上へ。
cut57。3コマ打ち6枚で大介が頭に手をやる。
cut58。正面を見ていたラブとせつなが、それぞれ3コマ打ち3枚・3コマ打ち4枚で頭を振ってお互いを見る。
cut60。大介のテイク。2コマ打ち2枚で先行動作、3コマ打ち3枚でアクセントへ。
cut61。3コマ打ち4枚でラブとせつなが戻る。少し空いて3コマ打ち2枚でラブがせつなの方に寄る。せつなは3コマ打ち3枚で予備動作の後、3コマ打ち5枚で立つ。
cut62。3コマ打ち7枚で大介がラブ達を見る。
cut63。ハゲがくる。インしてきた後2コマ空いて、以下2コマ打ち3枚でアクセントにいく。
cut64。ハゲの2コマ肩たたき。3枚で肩にコンタクト、3枚でリアクション。それからハゲは3コマ2枚で頭を上に、続いて2コマ2枚で視線を大介にやってキチガイTAP対策の後、3コマ4枚で頭を振る。
cut66。大介が3コマ打ち5枚で振り向きぞうきんを握り、2枚でリアクション。床を掃いているのに身体が微動だにしないラブは人ではないようだ。
cut67。3コマ打ち3枚でつと寄る。この後3枚で咳きの予備動作・2枚でアクセントへ、3・4間が4コマ打ち、4・5間が2コマ打ち。それから3枚で腕を水平に・2枚でアウトさせる。人ではないラブが3コマ打ち3枚で振り向く。
cut69。大介が1から3枚目で立ち上がり、4・5枚目で腕を戻し、6から8枚目でリアクション。3・4間が4コマ打ち、4・5間が2コマ打ち、他は3コマ打ち。ラブは1から6枚目で頭を上げ、7から9枚目で戻す。7・8間のみ2コマ打ちで他は3コマ打ち。
cut70。大介「そう!」は3枚で上へ・3枚で下へ。3コマ打ち。
cut72。3コマ打ち5枚でラブが振り返る。
cut73。3コマ打ちのアオリ長回し。2枚でせつなが手を乳にやると、ラブが6枚でほうきを押し付け、威圧感を感じたせつながラブの6枚目と同じタイミングで3枚でほうきを受け取る準備をする。4枚でせつながほうきにコンタクトし、3枚で握り3枚で引き寄せる。しめたとばかりにせつなの最後3枚と同じタイミングでラブが3枚で手を放す。
cut76。3コマ打ち6枚でぞうきんを絞る。4・5間のスペーシングが広くなっている。
cut77。2コマ打ち2枚でテイクの後9枚空いて4枚で振り向き。3・4枚間が2コマ打ちで他は3コマ打ち。
cut79。大介が3コマ打ち3枚で頭を振る。続いてラブが3コマ打ち3枚で振り向く。以下cut101まで口がパクパク動くだけの喧嘩。
cut102・103。ただアップ・コンタクト・ダウンを繰り返すだけの走り。
cut106。3コマ打ち4枚のバット。
cut107。6枚目まで予備動作、7から9枚目までスイングで、10から13枚目までリアクション代わりのフォロースルー。スイング時のみ2コマ打ちで後は3コマ打ち。予備動作時2・3・4間のスペーシングが広くなっている。
cut108。6枚で組んでいた足を下ろして、9から11枚目で立つ。8・9間のみ4コマ打ちであとは3コマ打ち。
cut109。サウラーが3コマ打ち4枚で振り返る。
cut110。サウラーが3コマ打ち5枚で振り返る。
cut112。大介の投球。5枚で手を胸のところまで上げて3枚で下げる。その後2枚で顎を引く。続いて3枚で再び手を胸までやってから、4枚で手を左にやりつつ足を上げて、3枚で上体はあまり動かさず体重を徐々に右側に掛けていって、4枚で投球、1枚でリアクション。最後の5枚は2コマ打ち、それ以外は3コマ打ち。
cut113。ボールが2コマ打ち4枚でミットにコンタクトする。キャッチャーはボールの1枚目の次のコマで1枚目である。その後2コマ空いて2枚目となりボールの動きに同調する。ボールがミットにコンタクトした後は3コマベースで4枚リアクションをする。リアクションの2・3枚間のみ2コマ打ちである。
cut114。大介が3枚で右足をコンタクトして手を上げる。4から6枚目までで身体を後ろに倒す。7から9枚目までで身体を戻す。1から4枚目間まで2コマ打ち、4・5枚目間は4コマ空いて、後は3コマ打ち。そして3コマ打ち6枚で足を戻す。捕手は3枚で前カットのリアクションをして、4から9枚目までで身体を起こす。1から4枚目間まで2コマ打ち、その他は3コマ打ち。
cut116。ラブのダンス。7枚で手が左から右へ、8から11枚目で右から左へ戻る。2・3、7・8枚間が3コマ打ち、他は2コマ打ち。
cut117。4人でのダンス。片道5枚の往復。5・6間、つまり手のアクセント時のみ3コマ打ち、後は2コマ打ち。
cut119。ドーナツを食べる口元のクローズアップ。5枚で口を開けて2枚でドーナツに口がコンタクト、2枚で粉が飛ぶ。1から6間まで3コマ打ち、後は2コマ打ち。
cut120。ドーナツを食べているところから2コマ打ち4枚で手を上げるラブ。
cut121。カオルちゃんが3コマ打ち芝居。まず6枚で手を広げる。1から4枚目まで頭を下げ、5・6枚目で上げる。少し空いて4枚で予備動作スペーシング広く2枚で腕を左から右へ。少し空いておどける。3枚で腕を戻しながら頭下へ、2枚で上へ。
cut122。ブッキーちゃんが4枚でせつなに近寄る。ブッキーちゃんの4枚目同じコマからせつなが振り向きを開始する。これにも4枚使う。その後3枚でせつなの顔が動き、4枚でブッキーちゃんが手を下ろす。すべて3コマ打ちである。
cut123。4枚でミユキさんが美希ちゃんの方を見る。続いて4枚で美希ちゃんがミユキさんの方を見る。いずれも3コマ打ちである。
cut124。美希ちゃんとミユキさんが3コマ打ち3枚でブッキーちゃんの方を見る。
cut131。「しあいー、すっかり忘れてたー。」は3コマベース5枚のアニメートで、2・3枚間のみ2コマ打ちである。3・4・5間のスペーシングが狭い。
cut132から155。ハゲるから見たくない。
cut157。大介がドーナツを食っている。3枚で口の中へ4枚目でドーナツを噛み切っている。5から9枚で口から手を離す。4・5間のみ2コマ打ち、他は3コマ打ち。
cut158。ミユキさんアオリ9枚のアクション。4枚目から腕組み開始。
cut159。大介のテイク。1枚でアクセントにいって後は3コマ打ち5枚で戻る。
cut160。ミユキさん3コマ打ちの反転。3枚で180°身体の向きを変えて、4から6枚目で足を引きつつ髪の毛のフォロースルー、7枚目で顎を引いて髪の毛が広がると、8から10枚目まで髪の毛のフォロースルー。
cut162。大介が3コマ打ち5枚で立つ。
cut163。大介が4枚で重心を左に掛け5枚目から移動を開始する。6・7枚目でゆっくり左へいった後8枚目で急に反転する。後は歩くだけ。ミユキさんは3枚プラス3枚で振り向く。全アクション3コマ打ちである。
cut164。立ち止まる大介は3コマ打ちである。左足がインして3枚目で爪先がコンタクトし同時に右足がインする。右足は3枚目で踵がコンタクトする。続いて左足が3枚目までは普通に移動していたが、スペーシング狭く4枚目に移ると5枚目で足が少し右へいく。6枚目で足が下へ移動を開始し8枚目でコンタクトする。
Bパート
cut167。2コマ打ち5枚の足の動き。
cut168。1枚で手が左を向く。2・3枚目で手左上へ、4・5枚目で右下へ。3・4枚間のみ3コマ空いて、他は2コマ打ち。
cut170。ミユキさんが6枚でOKサインを出す。3コマベースで5・6枚間のみ2コマ打ち。
cut171。ここら辺がゴミカスフィリピン動画であることは容易に分かるはず。だってどう考えても絵が下手すぎる。コマ送りすると生気の全くない醜い絵が次から次へと現れて気持ち悪くなった。その他振り向きでもここまでは頭を回転させるときにはしばしば「中目パチ」とやらが入っていて安心だったのに、このキチガイ動画マンはそんなに自分の個性を世間に公開したいのか、約180°も視線の向きを変えるこのカットのアクションでも一切まばたきをさせようとしない。この動画が腕を切断しなければいけない状況になればいいのに。もちろん事故でズバッといってもらっても構わないけど。
cut173。ミユキさんが2枚でラブの方を見た後、4枚で身体を起こします。3コマ打ちです。
cut174。間もなく身体障害者になるかもしれないフィリピン人がとうとう本領を発揮した。ラブが相手の方向に目線を一切やらないまま振り向いている。TAP潰れろ〜潰れろ〜。
ミユキさんが3コマ打ち3枚で頭を上げる。
cut177。ラブのアクション。2コマ打ち3枚で、3枚目がアクセントのテイクの後、3コマ打ち6枚も使ってゆっくり顎を引いて、3コマ打ちで下へ2枚・上へ2枚使って頷いて終わり。
cut178。ラブの河野走り。まずは礼。下へ3枚・上へ3枚。絵の使い方がcut12と同じだが、ここはラブだから問題ない。礼のみ3コマ打ちで以下は2コマ打ち。7から9枚目で身体を後ろに引く予備動作の後走り出す。10・11枚目で躓き、12枚目で立て直そうとする。13枚目で普通に戻る。14枚目で左足がコンタクトし、15から17枚目はジャンプの予備動作、18枚目で身体が上へ移動開始し、20枚目で足が地面を離れて左足が前に出る。24枚目で左足コンタクト、25枚目でジャンプの予備動作、28枚目で足が地面を離れる。30枚目で空中で右足が着地態勢に入って32枚目で右足コンタクト、33枚目はリアクション、34枚目はダウンポジション。35枚目がアップポジションになって、36枚目でコンタクト、37がダウン、38がアップ39で左足がコンタクト、40枚目で身体が殆どアウトする。
雛型のような河野走りである。これを重視して推測するに、Bパートに入ってからは河野さんなのだろうが走り以外は全然面白くない。ハゲそう。
cut181。ミットにボールが収まるまでの5枚は1コマ打ちである。0・1・2間のスペーシングが狭い。リアクションが2コマで2枚。
cut182。アンパイアが3コマ打ち4枚で立ち上がってフォアボールを宣告する。打者は体を曲げて7枚でバットを捨てて、8・9枚目で身体を起こし走り出そうとする。10枚目で走り出す。11枚目で左足がコンタクト、12枚目がダウンポジション、13枚目がアップポジション、14枚目で右足がコンタクト。以下15ダウン、16アップ、17左足コンタクトの繰り返し。6・7枚間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ちである。
cut183。ラブが来る。最初の5枚のみ2コマ打ちで後は3コマ打ち。
cut184。キャッチャーが大介の元へ駆け寄る。3枚で下へ、残り3枚で身体を起こす。1から3枚目まで2コマ打ちで、後は3コマ打ちである。
cut185。3コマ打ち4枚で打者の足元クローズアップ。3・4枚間のスペーシングが狭い。
cut186。打者が7枚でバットを回して3枚で構える。最後の2枚の間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ち。
cut187。大介の投球。まず3コマ打ち6枚で身体を起こす。そしてメインのアクションに入る。7枚で予備動作、グラブを持ち上げ身体を倒す。8・9で身体を前に、10枚目で腕が上がる。11から13で腕を一旦上に吊り上げて14から17枚目で投球、18枚目でリアクション。1から8間まで3コマ打ち、8から16間が2コマ打ち、16・17間が1コマ打ちで、17・18間が2コマ打ち。
cut190。2コマ打ち3枚で顔を上げ、3コマ打ち3枚でラブの方を見る大介。
cut193。4枚で下を見て、5から8枚目で顔を上げる大介。5・6間のみ2コマ打ちで、他は3コマ打ち。
cut197。大介のグラブにボールが納まった次のコマでリアクションに入り、1コマ空いてその続きをする。
cut198。3コマ打ち3枚ずつの頭の回転の往復運動。
cut215。3コマ打ち6枚でしゃがむ大輔。
cut218。3コマ打ち5枚で帽子に手をかけて、3枚でつばを下ろして目を隠す大介。
cut219。サウラーが3コマ打ちで立つ。予備動作3枚、5枚で主要な動作。
cut221。サウラーがナケワメーケのやつを投げる。3枚でカメラに寄って、4から17枚目まで予備動作しつつ作画T.D.、18から26枚目で投球をして、27・28枚目がフォロースルー。1から9間が2コマ打ち、9から17間が3コマ打ち、18・19間が2コマ打ち、19から22間が3コマ打ち、22から27間が2コマ打ち、27・28間が3コマ打ちとなっている。
cut226。右へ左へ3コマ打ちで3枚ずつでラブを探す大介。
cut227。ロング。ラブは、躓いて2コマ空いて2コマ打ち3枚で体勢を立て直す。
cut229から261までの戦闘は今までのカーペンター回の戦闘で最もしょぼいから飛ばす。こんなのをまともに見てたら確実に禿げ上がる。
美希ちゃんが衣装チェンジをさせたcut262からは、藤井孝博さんパートだと思われます。河野さんも永島さんも倒れたこの絶望的な状況で登場した僕らの大将が、引っ繰り返したとまではいかなくても一矢は報いました。
cut265。ラブのアップショットです。4枚目、何なんだこのアオリは。帽子や顔のパーツだけで顎がアオられていません。皆が言う河野顔とやら(おそらく「河野さんの河野顔」や藤井さんパートの顔のことを指す)を形容する際によく使われる能面・お面、まさにそれを倒した感じです。顔に関して殆ど解剖学を持ち込まない最先端の(伝統的な?)アニメーションキャラクター表現です。これを表す言葉がないようなので、能面派(nomenism)とでもしておきましょう。ただし河野さんはアオリのときには影で顎を設定しますから、語源になったとは言え能面派には属しません。
ここで藤井さんが素晴らしいのは、単に能面派を追従するだけではなく、アオられることで引き伸ばされ強調された顎を生かして、「河野の逆三角」を構成しているところです。キュアピーチはあの奇怪なツインテールのせいで構図が決まりづらく、特にアップショットでは散漫な画面になりがちなのですが、4枚目のみで言えば、両目(ここでは耳も含めてよいでしょう)・顎で構成された逆三角形がど真ん中で不落の陣形を構えており、画面に秩序と緊張感を与えています。
7枚目からバットを振り上げる主要なアクションに入っていきます。オバケの入ったバットがインしてくると同時にラブの顔が右に振られます。これはキャラクターに重心を与えているということと、顔を見せる、つまり河野の逆三角を見せることでアクションを盛り上げているという二点で良いです。
その後はバットを振り上げながらカメラを引いていき、カメラが止まると一回アウトしていたバットが異様に大きさで、しかもオバケまで付いてインしてきます。どうだ、大将の力を見たか。
cut273。「二番、キュアベリー。」のこのカットで美希ちゃんの顔と、2を表すピースサインの人差し指と中指が逆三角形を構成しています。同じ形が二つある構図は安定します。河野の逆三角の応用です。ここは一応ヤマ場のようなので、河野の逆三角を少し傾けることで完全に安定させてはいません。両肩も吊り上げてV字を作り出し、少し上の河野の逆三角をなぞるようにして動きを補強しています。
cut283。ブッキーちゃんは「三番、キュアパイン。」のcut279もまあ可愛いんですけど、「当たったー。」のここの方がより可愛いでしょう。
最近調子をこいていたのに誰も咎めてくれないので、河野さん達の原画を適当に割る人以外とは友好的であろうと自制することに決めたのですが、最後に思想表明だけしておきます。絶対評価が出来ない人は嫌いです。「似てない」とか「崩れている」とか言うんじゃなくて自分で判断すればいいのにと思います。キャラ表なんか無視して、絵としてどうかを判断するべきです。バーディだってDVDで修正されたからじゃなくて、TV放送版を観て下手だと思ったらそれでいいでしょう。
原画パート当てだって大概は名前の陰に隠れることで絶対評価から逃げているんでしょう。何で逃げるかというと出来ないから逃げるんだ。アニメートを見ていて感銘を受けたのに、例えそれが無教養ゆえの幻想であったとしても、その本質に肉薄しようとしないなんて有り得ない。それはアニメートを1秒間に8枚から12枚程度の絵に解体したところで「絵が続いている」としか考えられないからで、自称や蔑称でない作画オタクであったとしても作画の巧拙が分からないという非常に奇妙な事態が起こっているように思えます。またいやらしいのが、アニメーターの名前なんて普通は知らないので逃げていることが分かりにくいんです。こんなことも彼らは当然分かっていて、分かっているからこそ同じような内容を何年にも渡って自らのサイトから発信しているんであって、計算高いまあ詐欺師みたいな奴らです。
アンチTAPも東映論壇で一切見たことがありませんから、これもまた作画詐欺師の負の遺産ですね。したがって僕は、反・TAPを包含する反・作画オタクの立場であることをご理解下さい。
cut294。バットを構えたアップのせつなです。今回の彼女のベストショットです。
どんなしょぼい回でも全部見てるぞというストーカー気質を示すために藤井さんの前まで無機質につらつら書いていたんですけど、氏のパートを見たら元気が出たからもうこのあとはいいや。基本的に藤井さんは描画に優れている一方でスペーシング・タイミングは平凡なので、あまり仰々しく1枚目2枚目と書けないんですよね。でも今回も素晴らしかったです。
パート予想もしておきます。アバン・Aパートが永島さん、Bパート頭から変身バンクまでが河野さん、戦闘は大胆にノンクレ外注(害虫)の誰かさん、美希ちゃんの後から戦闘直後ラブと大介との会話までが藤井さんで、ラストシークエンスは永島さんかなあ。でも大概しょぼかったのであまりわかりません。
テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
今日のプリキュア
しょぼすぎてハゲそう。
野球のアニメートは全然駄目だし、Bパート頭の河野走りもキレが悪いし、戦闘はエフェクトで見せる粗末な構成だし、顔は藤井さんパート以外全然可愛くないし、デフォルマシオンも規格内だし。スプラッシュスター42話と並ぶ河野さんのワースト回となりました。
野球のアニメートは全然駄目だし、Bパート頭の河野走りもキレが悪いし、戦闘はエフェクトで見せる粗末な構成だし、顔は藤井さんパート以外全然可愛くないし、デフォルマシオンも規格内だし。スプラッシュスター42話と並ぶ河野さんのワースト回となりました。
テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
