フレッシュプリキュア!第12話「みんな変身!フサフサ大作戦!!」
とうとうあと三日に迫った「フレッシュプリキュア!」第22話「せつなとラブ あなたがイースなの!?」、スタッフが発表されてから約一ヶ月間、河野宏之さん作監の回を見返して予習をしてきました。今回は演出です。
アバンタイトル
cut1。シフォンの頭からカメラT.D.と共にシフォンが入ってきて正面バストショットです。
cut2。リンクルンからピルンが飛び出します。カメラが傾いています。
cut3。リンクルンにピルンが挿入されます。普通だと蓋が開く方から見せるところを反対からカメラを向けています。「飛び出す」ということを補完しているのでしょう。
cut4。画面の中心にシチューです。
cut5。ラブの家の外観です。外の暗い中カーテンから見える光を画面左に見せ、そちらにPANしていくことで、時刻と状況を分かり易く見せています。
cut6。ロングの室内です。cut5の主要モティーフだったカーテンから連想されるのは室内ですから、なじみが強く繋げて、室内の空間を獲得するカットです。画面左の扉が動きます。位置関係シフォン左、ラブ右とします。
cut7。画面右を向いてシフォンがアップで喜びます。位置関係の反復です。
cut8。画面左を向いたラブがアップでさじをフーフーしているところからズームアウトして、cut6からは少し寄っているものの基本的なカメラの位置は同じ真横のカットです。タルトの有無で時間を見せて決してマスターショットを無駄にしません。
cut9。前カット直前でタルトが喋り、ラブはタルトの方を向きました。それを受けてのラブの主観風カットで、俯瞰でタルトの方向からカメラを向けています。今回の主題はラブですから、視聴者をラブと似た状況に置いてやることで、自然に物語へ導入するとか。
cut10。切り返して俯瞰のラブリアクション(非作画的な意味で)です。ふうん。
cut11。引きでラブの家がゆらゆらします。カーテンから漏れる光が画面左、夜で月が出ていることからcut5が効いています。右の柱ももしかしたらcut5の柱と繋げているのかもしれない。
cut12。タルト正面俯瞰です。俯瞰はやはりラブを意識させます。
cut13。タルト手前真ん中に置いてアオって奥にラブとシフォンを見せます。タルトの位置がcut9から変化したため、新たな位置関係を見せつつcut10・11の主題であるラブを見せておくことも忘れません。
cut14から16。ラブの「何なのその格好」というセリフを受けて監視カメラ風に様々な方向からタルトが写されます。ラブの一言でそれを補完する特異な効果が挿入され、ラブ主導であることをさり気なく示しています。示していますというかラブに視聴者が同調してもらうのが目的だと思います。
cut17。手前タルト奥ラブ・シフォンというcut13と同じようなカメラポジションにして、ラブの位置移動後の新たな位置関係を分かり易く見せています。また、移動している様子を見せなくても、カットが重なることで無意識に時間を感じて、位置移動に違和感を持たないのです。
cut18タルトPAN UPです。画面右を向いています。タルト初の方向性の明示です。
cut19。cut6同ポジでお父さんが入ってきます。状況説明です。マスターショットの再再利用です。
cut20。右タルトとラブ左にお父さんがインしてきます。cut18のポジションを意識させつつ二人と父親との位置関係を見せています。
cut21。ソファにもたれかかったラブ正面バストショット、お父さんが立ち上がったところにズームインしてアップショット。
cut22。タルトを持った父親のアクションです。ふうん。
cut23。ポン寄り(ここではカットズームインのこと。東映のコンテで使われていました。だからのんも真似するのれす!)でお父さんアップショットです。それでなんかごちゃごちゃアクションしてアウト、PANしていってラブの後頭部です。
cut24。cut6・19同ポジです。状況説明です。再再再利用です。
cut25。俯瞰でテレビ。物語にあまり関係ないので俯瞰でしょう。
アバンは空間を全く掴めずに終わりました。テレビ側からのカメラのカットが状況説明のcut6・19・24をはじめcut12・21、その反対側、台所側のカメラのカットがcut10・13・17・22・23。それぞれのカメラポジションのカットから得られた情報は、キャラクターや家具は手前ないし奥に存在するということ。ただしそれは反対のカメラポジションになったときひっくり返りますから、10/25カット、つまり単純に見て40%は相対的な位置関係の描写で、また、室内の引きのカットに至っては3/4(4カットのうち1カットはサーモグラフィ)もの高い割合を占めています。そんなシークエンスに空間など存在し得ません。空間がなくて何が作劇でしょう。地面がないのにどうして人が立てるのですか。空間の扱いに無頓着な演出は嫌いです。腹が立ったので予習終了とさせていただきます。口直しに芝田浩樹様の演出回を見て予習の代わりにしておくことにします。
アバンタイトル
cut1。シフォンの頭からカメラT.D.と共にシフォンが入ってきて正面バストショットです。
cut2。リンクルンからピルンが飛び出します。カメラが傾いています。
cut3。リンクルンにピルンが挿入されます。普通だと蓋が開く方から見せるところを反対からカメラを向けています。「飛び出す」ということを補完しているのでしょう。
cut4。画面の中心にシチューです。
cut5。ラブの家の外観です。外の暗い中カーテンから見える光を画面左に見せ、そちらにPANしていくことで、時刻と状況を分かり易く見せています。
cut6。ロングの室内です。cut5の主要モティーフだったカーテンから連想されるのは室内ですから、なじみが強く繋げて、室内の空間を獲得するカットです。画面左の扉が動きます。位置関係シフォン左、ラブ右とします。
cut7。画面右を向いてシフォンがアップで喜びます。位置関係の反復です。
cut8。画面左を向いたラブがアップでさじをフーフーしているところからズームアウトして、cut6からは少し寄っているものの基本的なカメラの位置は同じ真横のカットです。タルトの有無で時間を見せて決してマスターショットを無駄にしません。
cut9。前カット直前でタルトが喋り、ラブはタルトの方を向きました。それを受けてのラブの主観風カットで、俯瞰でタルトの方向からカメラを向けています。今回の主題はラブですから、視聴者をラブと似た状況に置いてやることで、自然に物語へ導入するとか。
cut10。切り返して俯瞰のラブリアクション(非作画的な意味で)です。ふうん。
cut11。引きでラブの家がゆらゆらします。カーテンから漏れる光が画面左、夜で月が出ていることからcut5が効いています。右の柱ももしかしたらcut5の柱と繋げているのかもしれない。
cut12。タルト正面俯瞰です。俯瞰はやはりラブを意識させます。
cut13。タルト手前真ん中に置いてアオって奥にラブとシフォンを見せます。タルトの位置がcut9から変化したため、新たな位置関係を見せつつcut10・11の主題であるラブを見せておくことも忘れません。
cut14から16。ラブの「何なのその格好」というセリフを受けて監視カメラ風に様々な方向からタルトが写されます。ラブの一言でそれを補完する特異な効果が挿入され、ラブ主導であることをさり気なく示しています。示していますというかラブに視聴者が同調してもらうのが目的だと思います。
cut17。手前タルト奥ラブ・シフォンというcut13と同じようなカメラポジションにして、ラブの位置移動後の新たな位置関係を分かり易く見せています。また、移動している様子を見せなくても、カットが重なることで無意識に時間を感じて、位置移動に違和感を持たないのです。
cut18タルトPAN UPです。画面右を向いています。タルト初の方向性の明示です。
cut19。cut6同ポジでお父さんが入ってきます。状況説明です。マスターショットの再再利用です。
cut20。右タルトとラブ左にお父さんがインしてきます。cut18のポジションを意識させつつ二人と父親との位置関係を見せています。
cut21。ソファにもたれかかったラブ正面バストショット、お父さんが立ち上がったところにズームインしてアップショット。
cut22。タルトを持った父親のアクションです。ふうん。
cut23。ポン寄り(ここではカットズームインのこと。東映のコンテで使われていました。だからのんも真似するのれす!)でお父さんアップショットです。それでなんかごちゃごちゃアクションしてアウト、PANしていってラブの後頭部です。
cut24。cut6・19同ポジです。状況説明です。再再再利用です。
cut25。俯瞰でテレビ。物語にあまり関係ないので俯瞰でしょう。
アバンは空間を全く掴めずに終わりました。テレビ側からのカメラのカットが状況説明のcut6・19・24をはじめcut12・21、その反対側、台所側のカメラのカットがcut10・13・17・22・23。それぞれのカメラポジションのカットから得られた情報は、キャラクターや家具は手前ないし奥に存在するということ。ただしそれは反対のカメラポジションになったときひっくり返りますから、10/25カット、つまり単純に見て40%は相対的な位置関係の描写で、また、室内の引きのカットに至っては3/4(4カットのうち1カットはサーモグラフィ)もの高い割合を占めています。そんなシークエンスに空間など存在し得ません。空間がなくて何が作劇でしょう。地面がないのにどうして人が立てるのですか。空間の扱いに無頓着な演出は嫌いです。腹が立ったので予習終了とさせていただきます。口直しに芝田浩樹様の演出回を見て予習の代わりにしておくことにします。
テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
