2009-06

ふたりはプリキュアMax Heart第17話「どうする!?悩めるほのかの研究発表会」

 当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くにあたって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。

 放送までとうとう一週間を切った「フレッシュプリキュア!」第22話、演出松本理恵・作画監督河野宏之回に向けての予習第三弾です。不本意ながら作画の予習は今回が最後となるでしょう。
  予告をご覧になりましたか。きてますね。テンションが上がっているので、予告なのに我慢できずにパート予想をしてしまいます。戦闘全部が藤井さん、イースちゃんの格好いいところと私服のイースちゃんが河野さん。その他の静止画は不明です。藤井さんはエフェクト、スペーシング、オバケ、フレプリにおける藤井 顔と思われるところ、長い指が根拠です。河野さんのところは「河野さんの河野顔」といわゆる「溶かす」という技法が根拠です。
 某所で話題になっていたイースちゃんのアップアクションは林祐己さんには見えません。ああいったアクションのとき林さんは、2コマ打ちで基本的にはスペーシングのコントラストを極端に効かせ、時には スペーシング広く→へ動かした次の絵で再びスペーシング広く←へいくことも厭いません。このアクションは、林さんにしてはスペーシングが大人しく感じます。河野さんお得意の輪郭を緩めにギザギザさせ(=溶かす)ていることも考慮すると、少なくとも河野さんの修正はきちんと入っているようです。
  だだ気になったのは、予告では藤井さんのポテンシャルが2%くらいしか発揮されていなかったこと。これは本編で物凄いのがあると期待していいんでしょう。ますます楽しみになってきました。だから今日以降第22話のことを記事にせずにブログの更新が止まったら僕が死んだと判断していいです。

 ブログでは旬な話題を取り上げるといいそうなので、次回予告で盛り上がっている今のうちに上げておきます。未完成箇所は追記していきます。文体がメモ調なのに関しては時間が掛かるので直しません。


アバンタイトル
 cut1。3コマ打ち4枚のラクロス部員ジャンプです。スペーシング小さく予備動作2枚、それからジャンプをします。4枚目で顔が切れ、ジャンプのスペーシングに極端なアクセントはありません。4枚目に描かれた曲がった右膝でアクションを補完しています。
  cut2。スティックに収まるボールです。速度の違いを効果的に使ってアクションの中に「動き」を与えていました。まず、視聴者の意識は当然インしてきた ボールに向けられたはずです。というより積極的にそちらへ向けてもらわなくてはいけないので、スティックは最初から画面内にありますし、スペーシング狭く、ときには3 コマ打ちで動きます。対してボールの方は2コマ打ちでスペーシングを広くとっています。そして、手前のスティックにボールが収まると、ボールのアクション の主導権を引き継いだそのスティックへと視聴者の意識が移ります。そこで2コマ打ちでスペーシング広くスティックが画面左下へ移動した後、その動きの続き は2コマ空けて速度が落ちたことが示されました。
 cut3。突破2枚目で着地3枚目でリアクション身体左へ4・5で右足に体重掛けて6枚目で反動 7枚目で左足コンタクト8枚目で方向転換開始9で右足で蹴って移動開始10で左足コンタクト11リアクションしつつ思考時間12左に体重乗って13もっと 14突破開始15続き。アクションが落ち着かないのは8から14枚目間のスペーシングが広過ぎるから。オーバーラップさせ続けることが必要6・7枚目間は美しい
 cut4。0は頭だけ1・2でスペーシング広く身体向けて3・4・5でリアクションとタメ6で一気に7で続き。6枚目でグンとこちらにくるので勢いがよく描写されている。結果的にほのかとの対比となっている。髪の毛のフォロースルーがあるが、オーバーラップさせていないのでしょぼい。cut6ではその髪の毛が消えているミス有。原画のミスだとすると動画がフォローすべきだし、動画のミスなら糞フィリピン人は処刑されるべき。
 cut7。応援と走り。なぎさ達コンタクト、ダウン、アップ、コンタクトの3コマ3枚リピート走り。素早く走っている感じが出ていてよい。コンタクト時の歩幅が広い
 後輩は3コマ打ち3枚で腕を上げ下げ。スペーシングの最も広いところをを腕上げ開始のアクション、腕を最も高いところ(=エクストリーム≒アップポジション)に上げる前のアクション2種類用意している。でもまあ普通。
 cut8。振り向いて黒板1開始2半顔3三分の二4五分の四5ほぼ終了し右手上げ開始6完全終了右手目の上7右手黒板つかむ前頭視線の描写のため少し上へ8手が掛かる頭移動有。もうちょっと頭の振りが早くて、身体の追従が遅い方がいいと思うんですけどこんなもんなのか。
  cut11。メガネちゃん。1手上げ開始手上げないほうの肩を下げている2手乳の下あたり3手めくらい4手頭の上5手ピンと伸び6手が緩まって頭振り開始 7もっと8終了。手を上げないほうの肩が下がったことでアクションが強調され+表情も相まって今回のキーの一人であるメガネちゃんが際立つ。

Aパート
 cut24。なぎさのテイク。1頭上げ2・3と上へ4視線右へ5もっと。まあ永島さんお得意の頭上げテイク。
  cut29。いすにもたれかかる。1予備動作からだ前へ傾け2続き3続き4アクション開始スペーシング小5体垂直6もたれかかる7もっと5枚目でなぎさが もたれかかってないのに背もたれが傾いてる。糞フィリピン野郎大概にしとけよ。このシークエンスの手。手が判別に関してイマイチ決め手に欠くのは、糞動画が線を拾うことを面倒くさがって個性を出そうとするときがあるから。個性は工夫を凝らした中割で見せろクズ。
 cut31。なぎさ起き上がり。 2・3枚目間のスペーシング広し。5枚で終了。2枚目まで顔を見せず、3枚目で一気に見せて、スペーシング小さく残りの2枚だったのでメリハリのあるいいアクション。4枚で妖精さんの方へ向くのは1・2枚目で視線を妖精の方にやっていないから論外。
 cut33。なぎさが立ち上がる前の予備動作の3枚目、机に突っ伏している体勢のままPAN UPしたので、下半身を切断されたなぎさが空中を浮遊しています。ひどいミス。永島さんは滅多にトラックアップ/ダウンをされないのにぶち壊し。

 cut54。ビブリスが机を叩く。3コマで歩いてきて、予備動作手を曲げ頭を下げ両肩を吊り上げる3枚。手を下ろして机を叩き頭を上げ両肩を少し上へ3枚。大げさな頭の上下動がアクションを補完している。
  cut55。河野さんの走りの素晴らしさ。執事ザケンナーA。1足の裏が半分イン。2全部イン。3ももまでイン。4前傾で手がつきそう、尻までイン。5右足がコンタクト、と言うか完全に着地している。右手下。左手後ろへ振ってバランスをとろうとする体勢。燕尾のフォロースルーひらっと広がっている6ダウンポジション身体前へ7アップポジション両手開いて8棒立ちで左足コンタクト両手広げている。9ダウンポジション普通の走り10アップポジション普通11 コンタクト以下9から11リピート
 執事ザケンナーB.1靴端っこだけイン。2左足コンタクト、3ダウンポジション4アップポジション5右足コンタクト身体左に傾き、足が高く上がっている。6ダウンポジション7アップ8左足コンタクト以下6から8リピート。
  Aの走りはこけそうになりながらです。同シリーズ第2話cut104なんかと比べるとよく分かると思う。全然違う。上手い。微妙に状況は違うが。バランスを立て直す絵の入れ方。こけるアクションを補完する燕尾のフォロースルーが素晴らしい。タイミングもインしてからコンタクトまで5枚、5枚目が一般的なコンタクトの絵では無い為、不安定さがよくわかるようになっている。しつこいAに対してBはスマート。コンタクトダウンアップの繰り返し。2コマ打ちでスペーシング広くパタパタ走っていて面白い。5枚目の傾きがBの慌てている気持ちを見せている。
 cut61。サーキュラスの揺れ1上へ2もっと3髪が広がる4手がコンタクトし軽く逆立つ5戻る6完全に7もっと戻る×2
 cut62。扉1少し2もっと34スペーシング小さくなる5閉じる
 cut63。サーキュラスの揺れ2。1cut61より身体上へ2・3スペーシング小上へ4少し戻る5手が机に付くと同時に髪が逆立つ7〜10で戻る

 cut67。幕開け2枚で少しずつ明け3枚目で一気に開く2枚でスペーシング小さなリアクション3枚でアウト。リアクションがあることでスペーシングが非常に広いのに気にならない。
  cut75。メガネちゃんグッ。1予備動作頭下げ両肩を上げ右手の肘を90度にする2アクション開始4腕最大値頭も54の体勢そのままに左手を少し下げ拳をにぎり始める。6腕が下がり拳が握られる78腕少し下げ顎少し引きのリアクション9頭手下へ12まで13振り向き開始17まで何で頭の振りと一緒に身体 が回転していくの。意図してやってるの。12・13間の身体のスペーシングが非常に広い下手糞動画。人間の振り向きなら頭が動いてから身体が追従するから 12のポーズから自然に振り向きまでいけるんだが、何せ下手糞(バカ?)だから頭と一緒に身体を動かす。ゆえにスペーシングが意味もなく広くそれを補完するリアクションもないため気持ち悪いという具合。文化後進国の分際でナメた真似しやがって。僕らの東映をダメにするのはTAPの底辺動画マンだな。こいつら何とかしないと本当にマズイ。こんなふざけたことばっかやってると不況云々関係なく本当にアニメーションは廃れるよ。
 cut78。「ハー」メガネちゃん。1予備動作右肘を上に左手を机から離して。23続き4から6手を腰に頭を上げる。一見過剰にも思える3枚の予備動作ですが、ここではいい具合に芝居チックになっていてハマっています。

  cut109。TAKOCAFEで座るなぎさ。3コマ打ちです。1・2右手を上げる3・4身体を前に曲げる5ラクロスのスティックを立てかけるため少し右手が出る6右手出しつつスペーシング小さく身体が曲がる7続き8から10スティックを立てかける11から13身体の曲がりが戻りつつ右手を再び上げる。 14カバンに手が掛かる15・16スペーシング非常に小さく身体が動く17前傾して座り開始、カバンを下ろし始める18前傾>座り19前傾>座り、カバンが机にコンタクト20前傾<座り21座り23椅子に尻がコンタクト24手を机から離す25手椅子の方へ27手椅子にコンタクト28身体を前傾させる29前 傾させながら椅子を引く30から32身体を戻して椅子を引く33手を机の方へ、脚を戻す35手が机の上にくる36机の上で肘を曲げる・・・・あとは VHS3倍録画じゃわからない。こんなややこしいの。お疲れ様です。無論TAPにはこのような平均レベルの動画マンもいる。
 cut110。のどを詰まらせるなぎさ。1頭下へ2・3もっとスペーシング段々小4顔上げてまん丸目、肩下げて5・6続き。永島さんお得意のテイク、明記するのは二回目だが、もっと使われている。
  cut112。なぎさ胸をトントン。3コマ打ち。1手外へ2から4もっと、スペーシング段々小5スペーシング広く手を胸へ6続き7手が胸に当たり頭が上が る8から11まで頭・肩が上がる12頭・肩が下がる13・14もっと下がる15から18頭上がる。12から14までスペーシング広く頭が下がるのに、頭を 上げるアクションのラスト10・11のスペーシングまで広いから落ち着かない。後ヅメにして速度の差を強調すべき。頭上げ4枚・頭下げ3枚にしてタイミングの時点で速度の差を出しているのに、その意図すら読み取れないフィリピン人アニメーター。やっぱこいつも平均以下。
 cut118。ひかりさんから機械を奪うなぎさ。なぎさ。1から3で手を上げて、4手をリモコンの方へ5手がリモコンに被る6右手がペンの方へ7ペンに右手がコンタクト8リモコ ン・ペンを引き寄せる9・10リモコン・ペンを上に上げたまま身体を正面へ11から14手を下げる15から18まで頭を下げる。いつも手を強調して分かりやすくしてくれる永島さんだけれど、下手するとここのようにアクションがクドく感じてしまうきらいもある。1から3枚目。意図は明確に伝わるのでこれは好みの問題ではあるが。
 ひかり。なぎさと同じタイミング8枚目からアクション開始。1頭と手を引き2・3頭引き肩を上げて上品に驚きを表現4ポーズ少し戻って手を下に5から7で上体を直す。均等なスペーシングねえ。うーん。
 cut125。まばたきするなぎさ。0全開け1全閉じ2三分の二開け3全開け4全閉じ5三分の二開け6全開け。2コマ打ちベースなのだが、4枚目で2コマ開けている。アクセントを入れるなら普通じゃないところにすべき、となるとやはり閉じ目のところ。
  cut138。立ち上がり走り去るほのか。3コマ打ち。1・2立ち上がるための予備動作、身体を前に倒す3から6で立ち上がる7から10で顔を下に向けつつ身体を捻る11で前に体重掛かって12左足を出す13身体を移動させる動作は継続しつつ頭を上げる14ダウンポジションへの移行15ダウンポジション 16アップポジション17右足コンタクト全着地18ダウン19アップへ20アウト。ロングだと普通に観られる。スペーシングの問題が回避されるからか。3 コマ片足3枚走りがほのかの明るい心理状況を補完している。
 cut142。ほのか3コマ打ちスキップ。0右足上がり1右足完全に着地し左足引き 上げ開始2左足踏み出し右手を引き上げる3足曲げて手がやや戻るアップポジション4手が戻り左足下がる5左足完全に着地し右足引き上げ開始6左手上げ右足 を上げる7左手もっと上げて右足が曲がるアップポジション8手が戻り右足を踏み出す9で1の絵へ。左足を出してのスキップにおいて2枚目の手がエクストリームになっている。右足でのスキップはアップポジションの絵が手もエクストリームなのに。確かに右手にはカバンを持ってはいるが、正しいのか知らん。

Bパート
  cut147。設計図を見せるほのか。3コマ打ち。1頭を上げるこのアクションは継続する、右手の移動開始2・3両肘が開く、2・3間のスペーシング大4 右手を回して設計図イン5手を回して設計図垂直に左肘が戻る6・7設計図上へ左肘戻る。直接の手の描写ではないものの2・3のスペーシングのお陰でこの後 の手のアクションが強調されている。こういう風に割ってくれれば何の問題もない。漸くまともな動画がきた。
 cut153。メガネちゃんの頷き。頭の上下動共に4枚だが、上下それぞれ2コマ打ち・3コマ打ちとなっている。「ほのかが元気を取り戻してよかった」ということで落ち着いてゆっくり頷かせ、そのアクションを強調するために速度を上げてを頭を戻したんでしょうか。
 cut154。ほのか指差し。1首をかしげ肘を曲げ肩が動いて動作開始2手がイン乳のあたり、3指差し完成。まともまとも。
  cut163。メガネちゃん3コマ大爆発です。メガネちゃん。1から3筒を回す4・5肘を張り頭が下に移動して6運動の軌道を表す線と共に筒を持った手が 上へ、体は後ろへ7筒を持った手上へ軌道を表す線と今度はオバケ付き、バランスを崩す、奥歯8から13倒れる10から13までスペーシング小さく14体ア ウト足が見える15・16足がほぼ垂直に上がってアクション終了。
 右の二つ結びの娘。メガネちゃんの6からアクション開始、タイミングは同じ。 1肩にオバケ顔が変わる2のけぞり、肘を張ったことで肩が張り、顔!こういうのをやるのは河野さんでしょう。3力が抜けて体が戻り肩が丸まり肘が曲がる4 から10前傾しつつメガネちゃんのアクションを見る11・12足を見るために頭が動く。
 メガネちゃんの7・もう一人の娘の2の奥歯やらオバケや ら顔やらでもう個人的にはお腹一杯ですけど、さすがだと思うのは、もう一人の娘の肘と肩が張っていることです。アクセントと言っても頭だけではなく、身体のパーツまでもエクストリームにするというのはさすが。本当に発想力が抜きん出てる。畏怖すら覚えます。
 cut168。動物の不思議。まず大きく伸びて、1コマ空いて伸びて、1コマ空いてもっと伸びて、4コマ空いて少し下がって、2コマ空いて下がって、2コマ空いて潰れて、4コマ空いて始めから繰り返しです。すべてはタイミングとスペーシングだ。

 cut171。なぎさ走りから静止。3コマ打ち。1右足コンタクト2ダウン3アップ4左足コンタクト5左足完全に着地6から8で静止、6・7間の右足のスペーシングが広い。へえ。
 cut173。ひかりさん駆け寄り。3コマ走りで絵の構成はcut171と同じ。へえ。
 cut180。6枚の蓋閉め。5までスペーシングはどれもそんなに変わらない。4・5間2コマ、5・6間5コマそれぞれ空いている。ゆっくりということ。

 cut199。ほのか・メガネちゃん俯瞰3コマ走り。コンタクト→ダウン→アップ→コンタクト。5GoGo!第38話等の永島さんパートと思われる箇所で見られる人の形の影が確認できます。
  cut200。ほのかテイク。3コマベース。1顔イン2バストショット3・4頭が前へ動く、予備動作5・6頭上げる7から11フォロースルー。10・11 間のみ2コマ打ち。10からフォロースルーの方向が変わって、だたでさえ狭いスペーシングがますます狭くなる上に4枚もフォロースルーしてるのに次も3コマ だと時間が掛かりすぎだと思ったとか。
 cut204。ザケンナー初出。まず下のほうだけインしてから、1コマ空いて溶かし+効果線でもっとイン、1コマ空いてコンタクト(完全着地)、次のコマでエフェクト発生、1コマ空いてエフェクトが広がり、後は3コマ。丸いエフェクトは永島さんだが、タイミングは河野さんの修正が入ってそう。プリキュアSS第2話でも永島さんは敵の攻撃を描いているようだが、そこはベタ打ちになっている。
  cut205。飛んでいくリモコン。1手左上へ2手画面真ん中へ3リモコンから手が離れる4飛んでいくリモコン、それを追う手、ここまで2コマ打ち。5以 降は4と同じ動きで3コマ打ち。6・7で手が手前に来るアクションが効いていて、飛んでいくリモコンがより印象付けられる。とうとう出た伝家の宝刀永島ハンド。
  cut208。スローモーションでバラバラになるリモコン。3コマ打ち。0二分の一くらいイン1五分の四くらいイン2全部イン3コンタクト4蓋が少しひら く5左の方へ回る6もっと7蓋が開く、五時の方向8蓋が四時の方向に9蓋は三時半、本体は十一時10本体がひっくりかえる12続き13から17までスペーシング小の続き。主題は「壊れるリモコン」10以降でバラバラになるため、それをきちんと見せるために9までしつこくオーバーラップさせていた。それが功を奏し非常に印象に残るカットとなった。
 cut211。ザケンナー追いかけ。ほのか。コンタクト→ダウン→アップ→コンタクトの2コマ走り。
  ザケンナー。片足6枚の4コマ歩き。1コンタクト、反対の足は左に開いている2身体を前傾させ膝下が尻のほうまで上がり見えなくなる3身体を上に、上がっている足が前に来る4アップポジション身体を反る5踏み潰し開始、ますます付いている足の方へ重心が乗って6足の裏が見えて踏み潰しその二。非常に格好いいが、何故4コマなのかは全く不明。
 cut212。なぎさ・ひかりコンタクト→ダウン→アップ→コンタクトの3コマ走り。
 cut214。ウラガノス登場。またまた糞フィリピン人のミス。空中に浮いている絵のとき、着地している絵で描かれるべき影が足のすぐ下に描かれている。頼むから今すぐ んでくれ。
 cut219。ウラガノス「ザケンナー」。3コマ打ち。1から6スペーシング小さな予備動作7から9右手上げ。藤井さんはこのように予備動作を時間を掛ける傾向がある。
 cut220。ザケンナーミサイル。1から4で身体を捻って予備動作5でミサイル発射、身体も少し戻る、ここまで3コマ打ち、後は2コマ打ち6ミサイルと身体の戻りの続き7でギザギザ、藤井さんのは溶かすとか言うよりギザギザの方がしっくりくる、まぁ「溶かす」は通ぶって威圧感を出すために使っただけなので重要なのは「ギザギザ=溶かす」ということ8画面に大きく9ミサイルの頭がアウト(次のコマで10ズームインしているだけ?)10´ミサイルのケツとエフェクト11から13エフェクト。7以降空いているコマのときにカメラが動くので、常に画面が動いている。演出の工夫か知らん。
 cut221。吹っ飛ばされるほのか。0身体・顔共に画面左向き1もっと左へ2捻りすぎて後ろ向き3は1の兼用?4顔左真横5顔少し右へ向ける6顔正面、ここまで3コマ打ち、ここから2コマ打ち7爆風を受けて髪がなびき身体が右へ8飛翔開始9から11身体が反る12では11の体勢で画面手前へ飛んでくる13・14続き15顔が見える16・17大きさ変わらず下へ18・19頭下へ
 ミサイル+エフェクト、ミサイルはほのかの5の次のコマでイン、以下2コマ打ちでほのかのタイミングと同調する。1ギザギザの付いた頭だけイン2全体イン、ギザギザ3着弾、煙発生4ミサイルの軌道を表す一本太い煙が複数の細い煙になり、ミサイルの着弾によって発生した煙は・・・エフェクト説明しきらん。終了。
 無難。ほのかが手前に飛んでくるときのスペーシングは、12枚目から大小小大小小となっており、可哀想なほのかのと魅力的な動き、どちらも表現しようとしていた。
 cut224。ザケンナー。1から3身体を前に倒して予備動作。ここまで3コマ打ち、ここから2コマ打ち。4右手がインしてきて9時半くらいまで上がる。身体も傾く5右手10時半くらい。以下6から3コマ打ち。6から9リアクション。タイミングとスペーシングの差が見事。
 やっぱ作画はリアクションよねー。最近観たのだと(リアクションという概念を最近知ったので最近観たのしか挙げられない)「けいおん!」の堀口さんの前の回が凄かった。この回で同アニメを初めて観て興奮したんですが、次の週の堀口さんの回はクドくて受け付けなかった。そして視聴をやめました。おしまい。あ?巷に蔓延している作画語りなんてこの程度だろ?したり顔で「強調された体重移動」とか言っちゃうにも関わらず、それがどのような絵とコマ打ちによって表されたのかを言わない。リアクションという言葉を使っただけでも賞賛されるべき。やっぱ人を見下すの気持ちいいわ。もっともっと作画に詳しくなってどんどん見下すぞ。
 cut227。ザケンナー歩き。おっ、体重移動が強調されてるねぇ。あ?どのような絵とコマ打ちによって表されたなんか言う訳ねーだろ。下手なことを書いてボロが出たらかなわん。だってアニメスタイルを読んで得たうわべだけの知識なんだもん!得意なことはアニメ制作者の名前を大量に挙げて威圧すること。むらた雅彦、村田和也、山内重保、水野知則、寺本幸代、松本理恵、荒木哲郎、石平信司、福田道生、原恵一、佐藤順一、河森正治、高山文彦、押井守、谷口悟郎、今敏、山口晋、米谷良知、今川泰宏、古橋一浩、京田一巳、芝山努。うん、こいつらのコンテ良いよ。どう良いかはあんま具体的に言わないけど。
 cut229。攻撃
 cut230。ひかり回避
 cut232。ザケンナーゲロ
 cut233。ひかり回避2
 cut234。埋まるひかり

 cut236。ウラガノス背中
 cut237。ザケンナーミサイル連射
 cut238。ひかり側転回避
 cut239。見つめ合うなぎさとひかり
 cut240。足元ジャンプ
 cut242。車輪を動かす
 cut243。ザケンナーグルグル
 cut244。グルグルからプリキュア登場
 cut246。ウラガノス対プリキュア
 cut247。なぎさ攻撃
 cut248。ウラガノス対なぎさ
 cut249。ウラガノス対なぎさ2ウラガノスのマント
 cut250。なぎさアップ攻撃
 cut251。ウラガノスアップ防御
 cut252。ウラガノスの肩を飛び越えるなぎさ
 cut253。なぎさ着地
 cut254。ウラガノス笑い
 cut255。俯瞰なぎさジャンプ
 cut256。ザケンナーから逃げるひかりさん
 cut257。俯瞰ひかりさんジャンプ
 cut258。ウラガノス対なぎさ
 cut260。殴られるなぎさ
 cut261。飛んできたなぎさをほのかが受け止める
 cut262。ズザー後ひかりさんイン
 cut263。ウラガノスとどめ指示
 cut264。ウラガノスミサイル
 cut268。着地
 cut273。ウラガノス逃走
 cut276。メガネちゃん起床

 cut278。ゼエゼエなぎさの呼吸の違い
 cut279。ほのかイン
 cut288。なぎさ狼狽
 cut289。メガネテイク
 cut290。メガネ手出し
 cut291。メガネラン
 cut297。タコカフェに到着
 cut301。メガネ到着
 cut310。火花エフェクト
 cut316。メガネちゃん指差し
 cut324。なぎさとひかりさん
 cut338。俯瞰歩き
 cut339。河野走り

テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

本多陽子、声優

 P2Pで違法ダウンロードしたインターネットラジオ「本多陽子の声優生活向上委員会mini」の第2回を聴いていたら思いがけず大興奮してしまいました。「マスターヨーダ」という質問に当てずっぽうで答えるというコーナー内で、質問「ハラミってどこの肉なんですか?」に対して本多陽子は
「ハラミ・・・・孕むって言うじゃないですか?つまり・・・ハラミって言うのは・・・こう・・・・雌にしかない・・・あの・・・赤ちゃんが・・・育つ・・・場所。」
エロっ。多分彼女は子宮が危ないワードだと思って具体名を言うのを避けているんだけど、その思考がむしろエロい。つまり子宮をエロい器官だと考えている訳ですよ。いきなり孕むって言ってしまっているので、それからは中出しセックスのことで頭がいっぱいになってしまったんでしょうね。興奮するなあ。直前に「ハツは心臓を意味するハーツが由来」というのを知って彼女は甚く感心していました。だからこの質問も言葉遊びだろうと思ったんでしょうね。そういえば番組の冒頭で「婚期が90歳くらいな本多陽子です」という、あまりに緩すぎて僕には爆笑ものの自己紹介をしていました。これらがハラミのことを考える際見事に頭の中でリンクして孕むが出てきてしまった。構成作家の方が意図したのかは知りませんが、きれいに嵌っています。

 声優がぽろっと言ってしまったエロ発言はいいですね。井口裕香が「仮面のメイドガイラジオ」で
「お腹の下がキュンキュンしますね。」
みたいなことを言っていたのはたまりませんでした。それに対して小山力也はさすがに冷静に「そんなことはない。」って言っていました。井口裕香の発言は、いわゆる「子宮が疼く」という感覚ですね。そのとき本当に子宮が疼いていたのかは知りませんけど、そういう感覚を経験したことがあって、それが何によるものなのか知らなかったので、興奮すると男性もそういう感じになるはずだと思って問いかけたといったところでしょう。子宮も知らない純粋な娘が自らの性的興奮―――性的なものだと知っていない―――を打ち明けるのに子宮の疼きを持ち出すなんてこの倒錯、性教育を受けている女子小学生の様子に非常に興奮する身としては、死ぬまで記憶に留めておく場面の一つとなりました。

 ここまで書いたことを纏めると、僕は自分を声優ヲタだとは思っていませんが、声優ヲタと呼ばれる人が一般的に持っているとインターネット上ではされている「処女信仰」とやらを僕も持っているのかも知れません。自分で言うのもなんですけど、純粋なんでしょうね。仕事における人格をその人のありのままだと受け止めてしまうので。仕事なんだから金を出してくれる人に好かれる芝居しているに決まっていると思うのが普通なはずです。でもどうしてもそうは思えない。自らの全てを話してくれると思ってるし、嘘を吐くなんて考えられないから。僕ならそうはしないというのもあるでしょう。もし大原さやかがああいった類の発言を狙ってやっていたとしたら僕は間違いなく人間不信になります。人と触れ合った経験が少ないからかなあ。そんな僕でも落伍者と軽蔑せず、両手を広げて歓迎してくれるアニメはありがたいです。本当にありがたい。

テーマ:管理人日記 - ジャンル:アニメ・コミック

フレッシュプリキュア!第6話「消えたハンバーグ!大好きなものを守れ!!」〜未完成篇〜

 当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くにあたって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。予めご了承ください。

 7月5日放送の「フレッシュプリキュア!」稀代の若手天才演出家松本理恵×精鋭軍団スタジオカーペンター回に向けての予習第二弾です。今回もカーペンター特集です。これを機に手持ちのカーペンター回を全て観返す予定だったのですが、前回の記事を仕上げるのに30時間近く掛かってしまったので、とりあえずフレッシュだけは観返しておくことにしました。


アバンタイトル
 cut4。跪いているところから頭を上げるラビリンスの面々です。3コマ打ち4枚です。普通です。
 cut6。cut4の体勢から「・・・!」という感じで頭を上げるイースちゃんとウエスターです。3枚のなんてことないアクションですが、1・2枚目間は2コマ、2・3枚目間は3コマ空いています。意図は全く不明です。
 cut10。cut6同ポジで二人が頭を下げます。3コマ打ち3枚です。普通です。
 cut13。ウエスターとイースちゃんが順に立ち上がります。ウエスターは3コマ打ち5枚のアクションで、0(アクション開始前)・1枚目間のスペーシングが最も広いのは、実際に同じアクションをやってみれば分かります。動画か原画か演出か、誰の功績にせよ気が利いています。
 一方イースちゃんも枚数は同じ5枚のアクションで、1から3枚目は3コマ打ちですが、ウエスターのように0・1枚目間のスペーシングが広くないのは彼より身体が小さいからです。時間もずれていますしね。まあ、気が利いています。それから3・4枚目間で3コマ空いて、4・5枚目間は1コマ空きとなっています。きびきびとしたアクションにさせたかったんだと思うんですけどイマイチです。気が利いていません。
 cut22。offでサウラーの笑い声が入って、ウエスターとイースが順に振り向きます。両人とも3コマ打ち4枚の振り向きです。イースちゃん3枚目時の目線が変で、1・2枚目も怪しい。この間は冗談でラビリンスはロンパリ集団だと書いたんですけど、これを見る限りロンパらせるように指示が出ているのかなあ。
 そんなに何回も巻き戻してないのにもう画面がふにゃふにゃし始めた。この回は、藤井孝博さんパートだと予想される今のところ「フレッシュプリキュア!」のベスト作画があるのに、先が不安だなあ。FUJIFILMの「きれい録り」というVHSテープは巻き戻しに弱いですよ。コマ送りをするようなアニメファンは使わないほうがいいですよ。
 サウラーの格好つけポーズは3コマ打ち4枚です。普通です。
 cut24。サウラーの肩叩きです。3コマ打ち9枚です。3枚でスペーシング広く肩にコンタクト、そこから3枚はスペーシング狭く肩から手を離していき、スペーシング広く3枚でアウトします。画面中央でのアクションだからだけでなく、スペーシングのコントラストも効いて、真ん中の3枚が印象付けられます。サウラーのイヤミな性格が伝わって来ます。
 cut25。3コマ打ち片足7 枚×2のリピート俯瞰歩きです。コンタクト→俯瞰なので断言は出来ませんが恐らくダウン→アップポジションへ→もう一枚アップポジションへ→アップポジション→ダウンポジションへ→コンタクトという構成で、普通です。これ以降の歩きも全て同じ構成のようです。
 cut28。真横からのサウラー3コマ片足6枚フォロー歩きです。一般的な歩きとは異なり、腕が前へと最大に振られるときのスペーシングが最も広くなっていました。力が入っているということでしょうか。気が利いるんですかね。よく分かりません。

Aパート
 cut32。お釣りの受け渡しです。まずお母さんから。1・2枚目間は2コマ空いて、どちらも指を曲げながら手を僅かに引く絵です。この後2コマ打ちが続きます。3枚目も1・2枚目の動作の続き、スペーシングも同じくらいです。4枚目は指を曲げるアクションのスペーシングが少し緩まり、手の引きのスペーシングが広くなります。この後2コマ空いて5枚目で指を曲げるアクションはなくなり、以下手の引きのみです。それから1コマ空いて6枚目でアウトします。
 お客さんのタイミングは、6枚目までお母さんと全く同じで、その後は2コマ打ちです。1枚目でスペーシング小さく手を引きます。このアクションは全ての絵に共通です。2枚目では指曲げが開始され、指はほぼ垂直になっています。3枚目でも指曲げが継続されます。4枚目では指がレシートに接触しました。5枚目で手が少し上に移動し、本格的に手を引くアクションが開始されます。6・7ときて8枚目で手がアウトします。7・8枚目間のスペーシングが広くなっています。
 二人のアクションに共通することは、アクションの開始は3コマ打ちで、その後は2コマ打ちであるということ。つまり動きが加速しているということで、運動科学的な整合性持っています。それは、プリキュアの世界に存在する人達、特に母親に対して生々しい存在感を与えています。多少偉そうなことを言いますと、これは母親(母親を連想する大人の女性も含む)のファーストカットなので、ここが凝っているのは当然なのです。
 cut33。3コマ打ち4枚のお辞儀です。きちんと後ヅメをしています。そして3コマ打ち4枚の振り向きです。こちらもきちんと後ヅメです。
 cut36。美希ちゃんとブッキーちゃんのアクションです。美希ちゃんは、3コマ打ち4枚で腕を組んだところから左手を顎に付けます。ブッキーちゃんは、3コマ打ち4枚でため息を吐きます。どちらのアクションも肩が動いていて、下手糞がよく描く安いロボットのようなぎこちなさはありません。
 cut37。スーパーのレジ打ちです。正面バストショットで手は切れてるとはいえ難しそう。3コマベースです。3枚で頭と肩を傾けます。4から7枚目で頭のスペーシング広く手は狭くレジを通します。5コマ空いてスペーシング広く8枚目で身体が右へ移動した後、スペーシング抑え目で10枚目まで同じアクションが続きます。9・10枚目間は2コマ打ちとなっています。2コマ空いて11枚目、1コマ空いてスペーシングを抑えた12枚目で身体が左にやや戻ります。3コマ空いて13枚目も同じ動き、14枚目で頭を右にやりつつ、傾いていた肩が水平に戻ります。5コマ空いて15枚目では頭が右へ、右手も少し動きます。5コマ空いて16から18枚目まで再び身体が右へ移動し、19・20枚目で左に戻って、21・22枚目はスペーシング狭く戻ります。23枚目で顔をこちらに向けた後、24・25枚目で右に傾けました。スペーシングの広いところが効いていて、単調ではありません。無論それを補完するのはスペーシングの小さなところと、5コマ空いたところなど、つまりタイミングです。長々と説明しましたけど、これ動くと3.5秒くらいですからね。一瞬ですよ。僕が動画だったら効率が悪すぎて発狂しそう。
 ふにゃふにゃに加えて、なんかビデオから「プワ〜」って音がし始めた。ゴミを売りつけるフジフィルム潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ潰れろ。
 cut38。ラブの正面アップです。3コマ打ち3枚で肩を少し上げつつ頭を傾けます。普通です。
 cut39。cut38同ポジで画面左下を向くお母さんです。3コマ打ち3枚できちんと後ヅメです。
 cut42。ラブの正面アップです。cut38同ポジでしょうか。3コマ打ち3枚で開いた手を閉じつつ、顔を傾けます。普通です。
 cut43。cut38同ポジでお母さんが屈む3コマ打ちのアクションです。1から6枚目で屈みます。きちんと5・6枚目のスペーシングを小さくしています。そして7から10枚目で身体を戻します。 特筆すべきなのは10枚目で、身体は戻った、つまり立った状態になっているのですが、身体が右に傾いています。実際にそうなるかはともかく、アクションの方向性見せることで0枚目と対比させ、アクションを補完しています。11枚目で傾きを直し、12・13枚目で頭を左に傾かせます。なるほど、10枚目は13枚目との対比にもなっているんですね。
 cut45。ラブが嫌がります。2コマベースです。1・2枚目で頭を下げ手を上げて予備動作、2コマ空いて3から5枚目でアクションとなっています。普通です。
 cut46。ラブが持っている人参を取る母親です。母子共に3コマ打ちとなっています。まずは母親からいきます。1枚目、母親の手がインしてきます。手首はまだ入っていません。2枚目では手首の下まで手が入ってきて人参の袋の近くにきています。3枚目ではこれまでに比べると手の移動のスペーシングが小さく、指を少し開きます。4枚目も手の移動は少しです。指が完全に開きます。5枚目で4枚目の手の形で掴みに行きます。6枚目で袋を掴みます。7から12でアウトするまで袋を持った手が右上へ移動します。8・9枚目のスペーシング小さくなっています。永島さんパートと思われるところでたまに見る手のアクションの際に大きく開いた手の絵を入れること、これを僕は勝手に永島ハンドと命名したのですが、ここでは見られませんね。でも手が印象付けられるような絵の入れ方はしています。手をインさせた後に手を開くことと、それから2枚で袋を掴むことが挙げられます。後者は早い動きですから、1枚でいってもいいところをわざわざ枚数を使っています。また、8・9枚目のスペーシングが狭いのは重さを感じさせるのが目的だと思われます。
 ラブの方は、人参の袋を持った手がスライドでインした後、母親のアクションの7枚目でアクションを開始します。1枚目で袋が手から離れたため指が描かれます。2枚目で頭が上に移動し手も開きます。3枚目で手が最大に開き頭が最大に上がります。4・5枚目で手はそのままで頭が下がります。もう面倒なので、これからはこういうアクションをアニメーターズサバイバルキットよろしく「テイク」と言わせて下さい。説明文を同書から引用すると
「‘テイク’とは先行動作からアクセント(ハッと驚くポジション)を経て、最後に静止するアクションのことである。」
ここは先行動作がないですけど、やろうとしていることはテイクと同じです。
 永島さんのパートと思われるところのテイクは、頭を上げるところがアクセントになっている構成が多いですね。この回だとcut45もそうです。そしてそれはなかなかの頻度で見られます。プリキュアMH#2だとcut111・120・122・162・164etc...。後3コマ打ち。河野さんのパートと思われるところのテイクは、多種多様で分類できません。本当にどれだけ引き出しがあるんだろうと思ってしまいます。
 cut47。お母さんが人参をレジに通します。3コマ打ち6枚のアクションです。まあ普通。
 次のラブが「そんな〜」と言うカットを以って本シークエンスは終了します。当たり前のように永島さんパートだと言ってますけど、「リアルタイムで永島さんのパートを当てて、実況でチヤホヤされたい!」という方の為に根拠も書いておきましょう。それだけではなく、曲がりなりにもパート予想が出来るようになった身としては、原画パートの判別がしたいのに方法が分からなくて困っている半年前の僕のような方の力にもなりたいので。テイクはそうです。あとは手。手のひらが小さく指が短い。骨や肉はあまり感じられず、例えは悪いですがゴム人形のような手、特に指ですね。そして服のシワに沿った鋭くない影もそうです。顔もですね。殆ど総作監修が入っているようですが、アクションの中の原画と思われるところでお母さんが永島さんっぽい顔をしてるところがあります。後は3コマ打ち、何でもかんでも3コマ打ちでやってしまうのが永島さんです。だから3コマ王子です。ちなみに、作監ですから河野さんは王様でしょう。戦闘・芝居・エフェクト何でもこなせてキャラの顔や身体はえっちぃし、そのうえ手も早いので哲人王です。で、藤井さんはやんちゃな王女様です。虫愛づる姫君みたいな感じの。うはっ、書いててドキドキしてきた。スタジオカーペンターキングダムいいなあ。誰か同人で出して下さい。永島さんの3コマ打ちに話を戻すと、このシークエンスのcut32やcut37のレジのところなんかを見てもそんなに3コマばかりではないですけど、そこは作監修ないし演出指示があったと思われます。都合の悪いデータを上手く解釈することもモチベーションを保つ上で大事です。

タイトル明けて、夜の学校に侵入するサウラーのシークエンスです。
cut53。スイッチオーバーです。0枚目はアップです。1枚目はそのままのポーズでバストショットよりも少し引き、2枚目でウエストショットまで引いて手が左右4時8時くらいまで上がります。3枚目でもっと引いて手は左右3時半8時半くらい、4枚目もまだ引いて左右の手は3時9時、水平になりました。5枚目でカメラ寄ってウエストショットになります。ここから寄っていく間は手に変わりはありません。6・7枚目間の寄りのスペーシングは狭くどちらもバストショットくらい、8枚目でアップになります。9枚目でもっと寄って、10枚目でカメラは止まり、両手がそれぞれ眼の端くらいまでインしてきます。11枚目で両手は真ん中へ。10・11枚目まで2コマ打ちで、後は全て3コマ打ちです。12枚目で手が重なります。10から12枚目までのスペーシングは均等です。13から15枚目で重ねた手をずらし、16から18枚目でまた重なります。15・16枚目間のスペーシングは狭いです。19枚目でスペーシング狭く手が下へ移動し、20枚目も手は下へ、21枚目でスペーシング大きく手が下がり、手は小指の付け根のちょい上で切れています。22枚目でアップショットまでカメラが引かれて、胸の前で手を合わせたポーズになります。23枚目はバストショットまで引かれて手から光が出てきます。24枚目でもまた引かれてもっと光が出ます。また、ワキが開きます。25枚目でもっとワキを開いて、26枚目でカメラは腿切りで手は3時9時へ、27枚目で手がピンと伸び、28枚目はフォロースルーです。アクションをしたことで拡がっていた服が少し戻ります。途中でタイミングが変わることで出来た速度の差がアクセントになって、アクションの中に「動き」を生むのです。(この表現は多分アニメーターズサバイバルキットのパクリです。どのページかは忘れました。現在午前5時半です。6時間でAパートからここまで。たったの21カットしか進んでいません。あばあ)アクションの要はスイッチオーバーが完成を見る26枚目なのは明らかですが、それを生かすために21から25枚目までの予備動作と27・28枚目のリアクションが効いていることを見逃す訳にはいきません。
 cut54。ナケワメーケを生成するのに必要なカードを持っている手がアップになります。2コマ打ちです。以下は手の傾き方についてです。0枚目は7時半くらいで1枚目でほぼ水平、2枚目は9時半くらいになり、3枚目で10時くらいまで上がります。4枚目で9時45分くらいまで下がって、5枚目で9時半くらい、6枚目では9時15分くらいになり、7枚目で水平になります。うん、まあ。
 cut55。「ナケワメーケ、我に仕えよ」です。何かビデオがギィギィ言い出しました。画面も汚く見れたものじゃありません。コマ送りも途中で止まるし。よって不本意ながら今回はこれで終了とさせてもらいます。FUJIFILMの「T-180 F HG J」はゴミです。もう一度、FUJIFILMの「T-180 F HG J」はゴミです。絶対使ってはいけません。「T-180 F HG J」の製造に関わった糞共が全員今日突然母親を亡くしますように。出来れば母親は頸部を圧迫され窒息死した後強姦されますように。ついでにそばで泣き止まない糞野郎も床に叩きつけられるなどされた上首にひもを巻きつけられて窒息死しますように。

テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

メールフォーム

 メールフォームを設置しました。昨日の記事を上げてから天狗になっていて、それはマズいと思って。
 アニメに熱中することで、こんな心境になれるとは思っていませんでした。ヒエラルキー下層の自称オタク達を見下せて凄く気持ちいいですね。そういう連中が河野さんをバカにしていると以前は憤慨していたのですが、今では微笑ましい。何故なら彼らと僕とは全く身分が違うので。奴隷は殺してもいいんです。プリキュア5の作画監督比較画像(「sakuga」でgoogle画像検索をすれば見られます)を取り上げて河野さんのことを書いてあるのを見ても
「おいおい、のぞみとかれんさんはどう見ても『永島さんの河野顔』だろwその程度の区別もできないメクラのクセにどうして作監担当者に詳しいオタクを気取ってるの?ん?」
みたいな。
 気持ちいい!!!!メクラを見下すの気持ちいい!!!!!そのメクラは100%言い返せないから気持ちいい!!!!!!
 いやー、これじゃあ人としてダメでしょう。だから広くご意見を募集したいのです。
 「てめえつまんねんだよ」とか「あまりに自信満々なので突っ込めなかったんですけど、そこ河野さんじゃないです」とか「児童ポルノ写真集を共有しましょう」とか公開させづらいことを伝えるのに使ってください。

追記:作画監督比較画像のりんとうららも永島さんに見えないこともない。

テーマ:管理人日記 - ジャンル:アニメ・コミック

ふたりはプリキュアMax Heart第2話「新入生は摩訶不思議!?はっきり言って謎だらけ!」

 cut○○以下はその数字カット内の説明であるという意です。これは僕が録画したものを観ながら定めたので、その数は正確ではないかもしれないということと、当方の環境では1秒に30フレームあるところを、記事を書くにあたって5の倍数フレームは無視して1秒24フレームとしています。以上二点を予めご了承ください。

 来る7月5日の「フレッシュプリキュア!」第22話、伝説となるであろう松本理恵×スタジオカーペンター回に備えての予習開始です。今日はカーペンター特集です。予習なので、普段の作画関係の記事のように気になったところだけをピックアップするのではなく、アクションをしている、つまり動いているところであれば大概何かしら書いていきます。ゆえに、「松本理恵=神回を連発している人。河野博之=作画崩壊の人、フレプリでは割とまし」みたいな認識しかないくせに通ぶりたいがゆえに騒いでいるニワカ共を見下したい方や、アニメーターストーカーになりたい方以外には有用ではないかも知れません。


アバンタイトル
 cut1。ファーストカットはセル描きの桜です。3コマ打ちです。スペーシングは、輪郭においては一定、影においてはやや先ヅメです。花びらもセル描きでしょうか。奥のは2コマ打ちもありましたが、手前のは次カットに繋げる為か3コマ打ちでした。
 cut2。続いて桜の花びらです。3コマ打ちです。スペーシングは非常に広く、はらはら舞う感じが出ていると思います。
 cut3。セル描きの桜です。動きは非常に小さくて面倒なので追いません。輪郭や影付けからプリキュアSS#11フラッピが具象するところ、同#46のBパート冒頭の戦闘、フレッシュ#14の猫の砂煙と戦闘直前、河野さんだと予想したところのエフェクトが思い出されます。
 cut4。また花びらです。面倒です。
 cut5。ひかりさんの3コマ打ちトラックダウンです。スペーシングは1顔のみ。(T.D前)2首が少し入って。3首が殆ど入ります。4まだ首切りで肩は入りません。5漸く僧帽筋が見えました。6肩まで全部入って・・・後は一定の割合で引いていくだけです。
 cut6は風景です。
 cut7。ひかりさんニーショットに背景描きの桜、そして花びらです。花びらは3コマ打ちでスペーシングは様々です。
 ひかりさんのアクションは1枚で驚きの反応を表現する絵になりしばらく静止、続いて3コマ打ち5枚で見上げる絵まで持って行きます。1枚目はやや半目気味から2枚目は目をつぶった絵、3枚目で半目のようなよくわからな感じになってから後は目に変化はありません。また頭を上げる際、髪の毛が頭の角度に合わせて動いていました。
 cut8。桜です。使い回し?もう面倒なので桜は飛ばします。
 cut14。ひかりさんアップで3コマ打ちの振り向きです。何かに気付いたということで反応を示すため2枚で軽く顔が移動します。その後1/4くらいの目閉じから目全閉じへいきます。この次の絵で先ほどまでほぼ正面にあった顔が一気に振られ、以下4枚でスペーシングが小さな顔振りです。顔振りの後は肩がまた小さなスペーシング3枚で顔の方向へ移動します。反応から顔振り、顔振りから身体の動きへとアクションが追従することでただの振り向きにも動きが与えられています。
 cut15。ロングであかねさんが何か布を触っています。VHSの3倍録画じゃよくわかりません。
 cut16。あかねさんアップの振り返りです。基本3コマ打ちでした。1枚目に左手が手首上までインして、2枚目では両手が手首までイン。3枚目であかねさんの頭がインし手は奥へ。そこからほぼ一定のスペーシングで6枚使って布を掛けた後、6枚で手だけを動かし何か動作をしている様子です。その後5コマ空いて手が離れ、次の絵で頭が後ろへ、その次には軽く振り向きが開始されます。そして8コマ空いた後少しずつ5枚で振り返りました。
 cut19。あかねさんアップで「すいませーん」のカットです。3コマ打ちです。2枚でひかりさんがいると設定されている方をゆっくり向き始めます。3枚目では2枚目ではまだ上の奥にあった右手が一気に手前に来て、身体も完全にひかりさんの方を向きました。以下2枚でポージングが完成します。最終的な絵の構図上の鍵である右手は一枚たりともアウトさせていませんでしたし、右手がくる空間には常に手が存在していました。
 cut21。ロングで手前にひかりさん、奥にあかねさんです。あかねさんのアクションは3コマ打ちです。cut19と同じポージングからほぼ均等に割って8枚で気をつけをさせます。その気をつけを強調するためか、前述したアクションをさせながら5枚目まで頭を下に移動させていき、右手が下がったときに力なく下がっていた左手を外側に少し移動させ3枚でその両手を太腿に付けて気をつけをさせると同時に頭を上に戻していました。また、気をつけの後4枚で左にフラつかせていたのは全く意味が分かりません。

Aパート
 cut24。なぎさの振り返りです。3コマ打ち4枚でやらせています。後姿から次に片目が見えて、そして振り返り、その後身体が画面左へ移動するというものです。非常に普通です。
 cut25。河野さんの河野顔をしたお母さんです。ムラムラします。
 cut26。cut24のポージングからお盆を見せます。3コマ打ちです。身体の方向を変えずに一気にお盆が下までいった後は、スペーシング小さく4枚でお盆をこちらに見せます。
 cut28。なぎさの表情芝居です。目をつむった後1コマ空けて目を開きお盆を見ます。このとき顎が引かれます。18コマ空けてセリフ開始と同時にやや顔を傾け目は半目になります。2コマ空いて顔はより傾き目は半円、そして1コマ空いて同じ表情で顔がもっと傾きます。最初は小気味いい反応が欲しいから2コマ打ちなんでしょう。また、最後の2コマ打ちは、頭の重さのせいで首をかしげる動きは開始されたら一気になされるだろうということ?
 cut30。なぎさが廊下を後ずさりします。最初のセリフまでは3コマ打ちで、ケツからインして続いて全身イン。身体を倒して左足を出した後、均等割4枚でそれを引き右足が前に出ます。セリフの後は、左足を引く動作3枚・右足を戻す動作2枚の2コマ打ちで後ずさりしていきます。コミカルな歩き・走りは河野さんの得意分野でしょう。プリキュアMH#26のなぎさの家の追いかけっこ、5GoGo!#46のブンビーさんの忍び足、フレッシュ#14の猫ラブのアオリ走りなんかを思い浮かべることが出来ます。
 cut31。河野さんの河野顔をしたお母さんです。たまらん、ちょっと抜いてきます。
 cut32。なぎさが机の上に盆を下ろします。3コマベースです。均等なスペーシングの4枚で机の上に盆を置いて5コマ空けます。続いて手を盆から離して床に着けます。4枚で手を上方に上げると同時に頭も上へ、そして2枚でスペーシング広く手が床に着きます。特に9枚目から10枚目のスペーシングは非常に広く、それは体重が大きな意味を持つ下方向へのアクションだからだと思います。また、5枚目で目を1/4程閉じ、6枚目で目を閉じてまばたきをします。
 それから、後ヅメで長老が3コマ打ち2枚でスペーシング広くイン、続いて番人がスライドインしてきます。それに際してなぎさのリアクションは1枚です。この後お互いに同じせんべいを取ります。長老は3コマ打ち4枚でせんべいを掴みます。予備動作に2枚使い手をきちんと見せることで、アクションが印象付けられるようになっています。番人は3コマ打ち3枚です。後ヅメ気味なのは番人が屈むから、つまり下方向へのアクションだからです。
 せんべいの取り合いに移ります。3コマベースです。3枚でせんべいが上にきます。後ヅメ気味なのとこの後5コマ空くことでで力の拮抗がよく分かるようになっています。続いて番人が2枚でペットボトルに手をかけます。力を入れるためです。4枚目と5枚目のスペーシングが広いのは単純に早い動きだからでしょう。この後お互いに取り合うのですが、スペーシング・タイミングをその都度変えて面白い動きになっています。
 その取り合いになぎさが介入してきます。3コマベースです。1枚目はは大きく手の平を見せ印象付け、2枚目でせんべいを掴みます。それから2枚を使って長老の方へ頭を持っていきセリフ、続いて4枚で番人の方に顔を向けます。
 cut35。なぎさが「ウーン」と唸っているところから「せんべいは一人一枚」と言います。3コマ打ち4枚のアクションです。アクションのポイントである左手は2枚目で先の方だけがインしてきました。
 cut37。引きで走り回るポルンとシークンです。まずなぎさからいきます。ポルンに蹴られてから3コマ打ち5枚で倒れてきます。うち4枚で顔が確認できます。やはり顔をやられたということの強調かと思われます。5枚目では顔が見えなくなった代わりに手が万歳をしているようになっています。倒れているということの強調でしょう。そして2コマ空いて完全になぎさは消えます。
 続いてポルンです。なぎさを蹴った2枚目の絵の後2コマ空くのは強調です。3枚目と4枚目は1コマ打ちです。早い動きでかつ方向転換するので必要だったんでしょうか。2コマ空いて5枚目になるのはなぎさのお陰で勢いがついたから。この後2コマ打ち2枚でベットに着地して、2コマ溜めてから8枚目でジャンプします。この後は着地して溜めるときには2コマ空け、他は2コマベースになっていますが、ジャンプしているときに2コマ空くときがあります。この2コマ空き、そして着地前の絵と着地している絵のスペーシングを狭くしていることでポルンに浮遊感が出ています。また、飛び上がろうとしている絵と着地しようとしている絵のみを入れて飛び上がったように錯覚させることで、枚数を無駄に使わないのでクドく見せなかったり、自然にフォロースルーも効いています。こういうのを何気なくやってしまうのが河野さんなんだなあ。
 シークンは3コマ打ちでまあ普通です。
 cut38。まずはポルンから。ポルンがなぎさを踏むというのがこのカットの主題ですから、それを明確に見せるためにはポルンをしっかり追ってもらうことが必要です。なので3コマ打ち3枚でなぎさを踏みます。踏んでからは深刻にならないよう重すぎず、流されてしまわないよう軽すぎずというのが大事ですから、1コマ空いてややスペーシング広く飛び上がります。そして1コマ打ちでアウト寸前までいくのはカメラが近いから。
 河野顔でのびているなぎさが踏まれることで取るアクションの一枚目は最高です。取り敢えず食らったということで反射をさせないといけないので、1コマ空けてアクションの残りすなわちリアクション、それから意思を持った行動にいくまでの思考時間ということで2コマ空けて起き上がります。
 cut39。なぎさ起き上がって「走り回るなー」です。2コマ2枚で起き上がらせた後、2コマ空けて顔をこちらへ向けます。「フリ」と「オチ」みたいなものです。そして以下ののアクションは3コマベースです。4枚目で叫び始め、止め口パクを挿んだ後、4枚で頭を左へ持っていきます。特にラスト3枚で同方向へ続けて動かしてやることにより、感情を露わにしていることが伝わってきます。
 cut40。河野顔のエッチなお母さんです。3コマベースです。1枚で頭のアクションをさせたあとは3枚フォロースルーでした。11コマ空いた後、5枚で頭を上げるアクションとなります。動いているとかなり印象に残るのですが、コマ送りするとそれぞれの動作は慎ましやかなんですよね。頭のアクションにおいてスペーシングの差異が効いているからでしょうか。4・5枚目は目をつぶっており、6枚目は3/4開きとなっていました。
 cut41。長老のひげからせんべいを持ったシークンが出てきます。3コマ打ちです。1枚目では1/10くらいせんべいの表面が見えて、2枚目では1/2程、3枚目では4/5くらい、4枚目では9/10くらい、5枚目ではせんべいが左へ動き側面がこちらに向けられます。シークンも確認できます。6枚目はせんべいが左へ、シークンの頭が見えてきます。それから9枚目まで同じ動き同じようなスペーシングです。最初のせんべいを均等割りにしないことで面白いカットとなりました。
 cut42。ぜいぜい言うなぎさです。3コマ打ちリピートです。息を吸うときのスペーシングが一番広くなっています。この後ゆかながジュースを差し出します。アクション開始のときのスペーシングが一番広くなっています。当たり前のことをきちんとやっていますね。
 cut43。なぎさがジュースを受け取って飲みます。3コマベースです。1枚目には手がイン、スペーシング狭く2枚目へ手が少し動きます。手を強調することでこれからやることを補完しているんですね。3枚目では一気に手がコップを掴みにいきます。この後4・5枚目はまたスペーシングが狭くなっています。アクションの身体運動化学的整合性(正しい使い方なのか知らん)と手を強調する役割を同時に得ています。5コマ空けて手を一気に左へ移動した後は2枚使ってまたスペーシング狭くコップを口の前へ。5コマ空けて9枚目で飲み始めますが、10枚目と11枚目の間は3コマ開いています。今自分でやってみたところ、確かに飲み始めてすぐに少し溜めた後コップをより傾けますね。恐れ入りました。
 cut45。なぎさがジュースを飲み終わります。3コマベースです。コップを口から放す1・2枚目間のスペーシングが広いのと、3枚目での位置で5コマ空けて頭を下げるのは
勢いよく飲み終わったことを表しています。
 cut56。メップルとミップルが番人の方を向きます。3コマ4枚です。1・2枚目間のスペーシングが広くなっていますが素早く番人の方を向いたことを表しているんでしょうか。番人は3コマ打ち3枚のアクションです。これについては特になし。
 cut60。せんべいを食う長老と番人です。長老は、せんべいを割ってから1コマ空いて少し手が移動した絵、後は3コマ打ちで一気に手を離し、それから少しずつまた手が離れていきます。番人は、せんべいに顔を近づけた後、2コマ空けてせんべいをかじり、5コマ空いた後せんべいを割ります。1コマ空いて完全に割れたところと手にあるせんべいが離れ、後は3コマ打ちで顔とせんべいを離していきます。見所は番人のせんべい食いですね。せんべいの角度を変えたりして何気なくやってるけど難しいと思うんですよねえ。
 cut62。頭をかかえるなぎさです。スペーシング広く頭を倒した後2枚使ってゆっくりあるべきポジションに持ってきてから、特異な体勢を強調するため5コマ空けます。ここまで2コマ打ちです。そして頭を左右に振ります。両端にきたとき2コマ溜め、移動中は1コマの4枚リピートです。
 cut63。正面アップで「ぶっちゃけありえな〜い」3コマ打ちです。頭が垂直に上がっていったと思ったら右斜めに移動して面白い軌道を描きます。

 タイトル開けてcut64です。鏡の前でいろいろポーズをとるシークンです。ディフォルメキャラとはいえややこしそうなカットです。スライドイン後のそれぞれのアクションは3コマ打ちでした。最後は4枚で振り返らせており、3枚目と4枚目のスペーシングが非常に広くなっています。
 cut66。長老が湯のみを机に置きます。3コマ打ち5枚で、スペーシングは均等です。老人であることが非常に伝わるアクションです。その後の振り向きは3コマ打ち3枚で、1・2枚目間のスペーシングを若干広くしています。
 cut68。はい、皆様覚えましょう。手前のなぎさが分かり易く「永島さんの河野顔」をしています。この後少し首を回すのは3コマ打ち2枚です。普通です。
 cut69。長老がひげに手をあてるアクション早ええ。3コマ打ち2枚でスペーシングが非常に広いです。ファーストシリーズを見てないので知らないんですけど、見た目とは裏腹に長老って実は物凄く早く動けたりするんでしょうか。手前のシークンは3コマ打ちでスペーシングは小さめで均等です。
 cut81。長老うつむきは3コマ打ち4枚で1枚目のスペーシングが一番広いのは、前述した下方向へのアクションだからです。
 cut82。引きのショットでなぎさが乗り出してきます。3コマ打ち6枚でやらせています。体重が感じられないのは、手と足が同調して動いているからと、手・足がそれぞれ机・床に着く絵とその前の絵とのスペーシングが非常に狭いから。その後なぎさが座るところはいいんですが。3コマ打ち6枚でゆっくりやらせており、座りの体勢に入り始めると一気にスペーシングが広くなって、それから3枚使ってゆっくり座らせるという今度は体重が感じられるアクションでした。
 cut95。番人のアクションです。カーペンター三銃士ストーカーなら、身体中の穴と言う穴から体液を垂れ流して狂喜するカットです。タイトル明けてからは永島さんだと思われますが、ここはタイミングが全く違うので河野さんの修正が入っているようです。2コマベースです。1枚目はスペーシング広く予備動作、2枚目も先ほどよりは狭いですがやはりスペーシング広く予備動作です。3枚目で少し戻ってアクション開始でこの後2コマ開くのは一気に腕が移動することを表す為、4枚目ではオバケが軽く入った右腕が見えます。5枚目で身体が一気に引かれて左下には物凄いオバケの右腕、6枚目では対角線に画面を横切る右腕です、完全にオバケが画面を支配しています。7枚目で右腕のオバケは消え一旦動きは停止ゆえに2コマ空きます、8枚目から右腕が今度は左上方へ半円を描くように移動開始します。8枚目はそれの続きで9枚目で一旦あるべきポジションにきた為2コマ開けて、10枚目はまたオバケ、11枚目の袖には軽いオバケの残り、12枚目でまたオバケ入ってフォロースルー開始して、13から16枚目は袖のフォロースルー、段々スペーシングが小さくなっていき15・16枚目間は2コマ開きます。オバケオバケ言ってるのは単にオバケが好きだからなんですけど、全身を使ったアクションも見所ですね。
 cut97長老の茶飲み3コマ打ちです。3枚で湯のみをスペーシング狭く近づけた後、4枚目ではスペーシング広く一気に引き寄せます。それからはまたスペーシング狭くゆっくりお茶を飲みます。
 cut101。3コマベースでなぎさの頬杖です。5枚でゆっくり頭を上げつつ右手を頬にあてます。5コマ空いて2枚で頬杖までいきます。なるほど。だって動きは派手じゃないところは特徴となり得るかも知れない箇所のストックが目的なので、なるほどとしか書けないですよ。
 cut102。3コマ打ちです。「そうだね」からのなぎさアクションは2枚、キョロキョロはなぎさ・ほのか二人して3枚でした。
 cut104。「あそこから出て行ったポポ」を受けて「えー」です。まずなぎさからいきます。3コマ打ちです。まず3枚で立ちます。2・3枚目で一気に上体が起きるので、スペーシングが広くなっています。4枚目は立った絵で、5枚目で走り出します。そこから6枚目で急に躓いているんですよね。そこから1枚で体勢を戻して後は2枚で再び走っていきます。ポイントは躓きでしょうが、こういう絵の入れ方をしますか。そうですか。
 続いてほのかは1枚で立って走り出します。以上です。
 cut108。3コマ打ち6枚で空を見上げるひかりさんです。ゆっくりということです。

 cut111。3コマベースのなぎさ振り返ってひかりさんに気付くアクションです。1・2枚目では顔と身体は同じくらいの割合で進みますが、3枚目からは顔の方が進んでいます。5枚目では肩が一気に移動し身体は大分こちらを向き、顔と同じくらいになりました。6枚目で手すりに手をかけるため両腕を軽く開かせて、7から9枚目で振り返りのアクションは終了します。1秒近く空いてからひかりさんに気付くアクションに入り、3枚で終わります。それに際して若干身体が上に移動します。
 cut114。ほのかの振り返りです。3コマベースです。後ろ向きから3枚でなぎさの方へ。5コマ開けてから3枚でひかりさんの方を見ます。
 cut116。cut114の続きでほのかが完全ひかりさんの方を向きます。3コマ打ち4枚です。身体の振り返り方も手の動きも2・3枚目間のスペーシングが最も広くなっています。
 cut120。驚くなぎさとほのかです。3コマ打ちの2枚で身体を上にもっていくアクションを終わらせてから後はフォロースルーです。スペーシング狭く3枚で髪が外にふわっと開きます。4コマ空いて1枚目、2コマ空いて2枚目、1コマ空いて3枚目です。何てことないところでの永島さんの2コマ打ちは珍しいんじゃないでしょうか。
 cut122。なぎさ3コマ打ち2枚で身体を上にもっていくアクションです。ふーん。
 cut126。強風が吹いてなぎさ・ほのかの3コマ打ちアクションです。二人とも3枚で手の前に腕を持っていった後、2枚で軽くリアクションします。2・3枚目間のスペーシングが非常に広いのでリアクションをさせてます。そして3枚リピートで風に吹かれてなびく髪や服を見せています。これを2コマ打ちから途中で1コマ打ちへと変化させ、風がますます強くなったことが表されました。
 cut128。なぎさ「あれ?」です。3コマ打ちでゆっくり顔を覆った手をどけます。4コマ開けてキャラが思考する時間を見せてから、3コマ打ち3枚で驚かせています。

 cut138。真横からの引き気味のカメラでなぎさ・長老・番人を見せています。番人は、まず3コマ打ち5枚、スペーシングを段々小さくしていく予備動作の後で飛び上がります。この後2コマ打ち3枚で飛び上がっていきます。その3枚目、なぎさに掴えられる直前の絵で2コマ空くのは、直前の状態を長く見せて印象に残し、そのアクションを明確見せるためですね。
 一方なぎさは、スペーシングを段々小さくしていく3枚の予備動作の後、一気に右手が番人の方へ移動します。ここまでが3コマ打ち、それから2コマ打ち3枚で番人を掴むアクションになります。掴んだ瞬間の絵が1枚目、のこり2枚はリアクションと言ってもいいでしょう。そして2枚でゆっくり顔の前に番人を持ってきていました。予備動作ときの肩の上がり方と掴むときの左手でアクションを補完しており、非常に魅力的なカットでした。
 cut140。まずはクローゼットに長老が3コマ打ちでインしてきます。いきなり半身ほどが入りそれからスペーシング小さく奥に行かせてやることで、自然に強調出来ています。長老が指定のポジションに着いたら番人を持ったなぎさの手が右上にインしてきます。2コマ開けて長老の頭に番人を置いてまた2コマ空きます。勿論これも強調です。この後は1コマ打ち5枚でリアクションです。ここも非常に面白いですね。長老の頭に番人を置いたところの絵がいいのでリアクションが効いています。
 cut143。「ここで大人しく・・・」です。3コマベースです。3枚で身体を起こし、3枚で扉を掴み、扉を閉め始めてからは動きが早くなったので2コマ打ちで3枚使います。そして3コマ開けて扉閉めの仕上げに入ります。扉を閉めるとき、あるところまできたら普通減速するでしょう?アクションを強調する役割もあるでしょう。扉閉めてから3コマ打ちでリアクション、扉に寄りかかり開始して2枚目で1コマ打ちが入るのはぐたっとなった証拠で、後はまた3コマ打ちでゆっくり振り向きつつもたれかかりつつです。スペーシングが突然広くなるのは力が抜けたことを示しています。

 cut144。真横で藤p先輩に衝突するなぎさです。まっすぐな体勢から一気に胸を出した体勢に移ります。2コマ開けて藤p先輩の背中になぎさの顔がぶつかります。2コマ開けてリアクションをします。ここまで3コマ打ちなのはアクションを明確に見せたいからでしょう。そして1コマ空けてスペーシング狭くリアクションの続きです。
 cut145。2コマ打ちで倒れるなぎさを正面から見せています。まず体勢右に2枚、つぎに左へ2枚、そして4枚目の絵のままスペーシング広く倒れて、5枚目はその続き、6枚目ラクロスの器具を持った手で、7枚目でアウトします。ポイントはやはり6枚目でしょう。これを見せるために体勢を左右に振っていたんですね。
 cut147。しゃがむ藤p先輩です。3コマ打ちで3枚小さなスペーシングから、4枚目で一気にしゃがんで、5から7枚目でそのリアクションをさせています。
 cut148。藤p先輩に起こしてもらうなぎさです。先輩は大したこと無いので、なぎさ3コマ打ちのアクションを書きます。1から3枚目で起き上がり、スペーシングは段々小さくなっていきます。4枚目でなぎさの身体が少し上へ、5枚目で下に戻ります。これは普通にスライドしているような軌道だとつまらないから?6・7・8枚目で3枚使ってリアクションをします。9枚目で予備動作をし、10枚目で飛びのきます。11・12枚目でリアクションをし、13から15枚目体勢を戻しつつ猫背になります。恥ずかしいんでしょう。そして16・17・18・19枚目でまっすぐになります。みっともない格好は見せられないと背筋を意識的に伸ばしました。最後の2アクションの他に、9から10枚目にかけて予備動作が1枚であることでも彼女の心理を作画で補完していました。
 cut162。なぎさ正面で「あー、びっくりしたー」です。3コマ打ちです。まず6枚で頭を下げ肩を上げます。その後3枚で頭を上げ肩を下げてから、行き過ぎたところを2枚で戻します。
 cut164。ゆかにゃん「何を頑張るの?」です。なぎさがびっくりするアクションは3コマ打ちで、1枚目にスペーシング広く肩を上げ頭を下げて、2枚目でそのリアクションをして、3枚目で振り返り開始、4枚目で振り返り完了です。あああああ。永島さんは3コマ打ちばかりだから何も書くことがない。普通の動きのスペーシングの大小は動画に拠るところもあるだろうから取捨選択をせないかん。それが滅茶苦茶面倒くさい。
 cut165。焦るなぎさの振り向き。どうせ3コマでしょ。後ヅメです。

 cut173。ガラスに手をあててひかりさんの方を見るなぎさです。3コマ打ちです。1枚目で身体をガラスの方に倒します。2枚目で一気に手がインしてきました。ここは手の芝居ですから手を強調したいでしょう。身体だけ一旦動かしといて「今から動きますよ」ということを明確にしておき、その上で一番見て欲しい手を入れてきたということですね。3・4枚目では体と手が動きます。早目に手をインさせたことで充分に手が強調されました。そして5枚目で手がガラスにつき見せたいアクションは完了しました。6・7枚目で顔を下げてきちんと物語的な意味を持たせ、当然尻切れトンボにはしません。
 cut175。ほのか振り向きです。3コマ打ち4枚です。2・3枚目のスペーシングが非常に広くなっています。一気に顔見せまでいきたかったから?
 cut177。3コマ打ちなぎさ振り返りです。1から3枚目で頭を一気に振った後の3枚のスペーシングは小さくなるのは、カメラがなぎさの頭の動きに追従して振られる為、そのアクションが良く見えるようにしたかったんでしょうか。7枚目でまたスペーシング広くほのかの方を向いてアクションが終了します。

 cut179。ドツクゾーンの館で走り回る少年とそれを追いかける執事ザケンナーABの足です。絵の構成は皆同じ、3コマ打ちでコンタクト→ダウン→アップ→コンタクトのリピートです。執事ザケンナーAのみダウンポジションが凝っています。
 cut180。3コマ走りの少年です。7枚目かけてカーブを曲がらせています。やはり時間を使って印象付けでしょうか。
 cut181。面白そうな走りをしていますけど、前述の通り低画質なのでよく見えません。
 cut182。カーテンを振り払って走る執事ザケンナーAと、カーテンにからまるシツジザケンナーBです。3コマ打ちです。Aはまず2枚で走ってきた後、1枚でリアクション、2枚で身を少し屈めて、次の絵で一気に寄ってカーテンを振り払います。それからは2枚同じような絵から、画面右へ走っていきます。
 cut183。走りながらテーブルクロスを引っ張る少年です。3コマ打ちです。まず少年は動作の主役である手を広げてインしてきます。クロスを掴む前はスペーシング広く、クロスを掴んでからはスペーシングを狭くすることと、身体がアウトしてもクロスを掴んだ手が残っていることで動作がより強調されています。
 cut184。それを見て驚く執事ザケンナーAです。2コマ打ちです。スペーシング広く1枚で頭を下げた後は、2枚で頭を上げて驚きのポージングです。
 cut186。ろうろくの台が床に落ちてろうそくが折れます。台がインして2枚で台が落ちろうそくが折れています。それから2コマ打ち2枚で飛び散るろうそくが描写され、1コマ空いてそれらはアウトします。一方台は全アクション3コマ打ちで、4枚でバウンドして再び地面に接触させ、その後はゆっくりリアクションさせます。スペーシングは概して小さめでした。
 cut188。走ってきた少年が次の絵で尻を引いたポージング、そしてジャンプし、着地、そしてリアクション3枚という3コマ打ちのアクションをしていました。うーん、軽い。

 cut190。永島さんっぽい丸いエフェクトです。これを基準に覚えておいても差し支えないと思われます。
 cut191。サーキュラス登場です。面倒くさい。3コマ打ちで絵をオーバーラップさせ続けるとなかなか面白くなりますね。
 Aパートが終わりました。20時間くらい掛かりました。誰が読むんだこんなの。

Bパート
 cut195。TAKO・CAFEを見つけて走り出すなぎさ、追いかけるほのかです。アウト直前の絵ではそれぞれ手・髪の毛が描かれています。
 cut202。3コマで移動してアウトするあかねさんです。振り返って歩き出すというアクションなのですが、cut14のように動きを追従させていません。あと顔の振りより身体の移動の方が先に行われます。うーん。前者は仕方ないとしても後者はありえないなあ。動画の方頼みますよ本当に。なんかBパート入ってからトレスが雑ですし。手なんて論外でしょう。
 あと、やはりアウト直前の絵では手が描かれています。
 cut215。あかねさんが手を叩きます。手が下ろされた上体から3コマ打ち5枚で上げて2枚で叩きます。ゆっくり見せて強調しています。ひかりさんのことを思い出したから手を叩くアクションをしているのに、何でいつまでも顔がそのままなんだろう。フィリピン動画危ういなあ。
 cut222。ひかりさん「あちらの席でお待ちください」です。3コマ打ち4枚で手を画面右へ向けます。手のアクションですけど、印象付けの為のタメツメもありません。この時点では正体不明のひかりさんですから、無難にしたのかも知れません。
 cut226。揺れるソフトクリームです。3コマ2枚でなぎさがソフトクリームを持ち上げた後、2コマ空けてソフトクリームが右へ、そこから3コマ打ちで3枚で11時の方向まで戻り、以下2コマ打ちでますます左へ傾いていくというものでした。
 cut228。cut226と同ポジです。スペーシング狭く10時の方向から右へ動いていって12時半まできたところで2時半まで傾かせて落としていました。
 cut229。飛び散るソフトクリームは、1・2枚目間のみ2コマ打ちで、後は3コマ打ちでした。3枚目でも割と飛び散っているのに3コマですか。
 cut230。なぎさの3コマ打ちアクションです。スペーシング狭く5枚で身体を伸ばし、3枚でひかりさんの方に身体を向けて、4枚で身体を伸ばし、3枚少し戻すという構成でした。
 cut232。ひかりさんが3コマ打ち5枚で振り向いていました。動作をゆっくりやらせたいんでしょう。

 cut235。メップルのハートフルコミューンが暴れだしたのに気付いたなぎさの3コマ打ちアクションです。スペーシング広く一旦肩をすくめ頭を下げて驚きの描写があってから2枚で顔を向けていました。
 cut236。メップル「お腹が空いたメポー」です。基本3コマ打ちです。2コマ2枚で頬を膨らませて、3枚目で口開けて歯が見えます。4枚目で大きく口を開けて、5枚目はもっと大きくなります。
 cut237。なぎさの3コマ打ちのアクションです。予備動作2枚で右に体重が掛かり、その体重を基にアクションの序盤3枚、それに続くアクション3枚でした。ここは、予備動作の後を表す2・3枚目間はスペーシングが広く力が入ったことを見せたり、5・6枚目間で3から5枚目までのアクションの根拠である左手がアウトすることでアクションが次の段階に進んだことが表されていたことで非常に体重の感じられるアクションでした。
 cut240。カードを差し込んだ後の3枚のリアクションのお陰で、ハートフルコミューンにカードを差し込むアクションは初見では非常に上手く見えました。
 cut244。オムプが銀の蓋を開けます。1枚目で頭を倒して蓋が開きます。アクション前の絵とのスペーシングは広いです。蓋と共に頭も戻っていき3枚目元に戻ります。そして蓋が完全に取られた5枚目でアクション終了です。
 cut249の蓋が取られたときのエフェクトとcut190のエフェクト、cut249のステーキの湯気のようなエフェクトとcut191のエフェクトみたいなやつからAパート終了間際とこのシークエンスは永島さんだろうと予想をする訳です。ネット上で誰かが発信した情報をただ覚えるだけでなれる為非常に敷居が低くなっている自称作画オタクではなく、自称ストーカーは伊達じゃないので、その予想を補完する背景知識も当然持っていますけど。ここではエフェクトの他にも信憑性が高いやつでは顔・手・影が他のアニメの永島さんだと予想したところで見た感じでした。

 cut253。シークン「じゃあ」です。なぎさが飛んでいくシークンを掴まえるアクションは2コマ打ち5枚でやらせています。スペーシングはほぼ一定で、手を広げてから掴むまでに指を曲げて掴みにいっている絵が1枚入っています。これまでとは違い、なぎさなのに極端に手の強調をしていないですね。顔も何だか「永島さんの河野顔」っぽくないですね。
 cut258。サーキュラスの足がインします。1枚目爪先がインして、2枚目で爪先が地面にコンタクトします。3枚目はスペーシング小さく踵が下がって、4枚目では踵が地面に着く寸前です。ここまでが2コマ打ち、以下3コマ打ちです。5枚目で完全に足が地面に着いて、6枚目はスペーシング小さなリアクションです。
 cut259。驚くなぎさとほのかです。1・2枚目は2コマ打ちで肩をすくめ、頭が下がります。ここから3コマ打ちで3枚頭をあげて軽く仰け反ります。スペーシング狭く1・2枚目のアクションをやらせた上に、2コマ空いて次のアクションに移ったので、タメの効果が非常によく出ていました。
 cut263。藤井顔ですなあ。ハァハァ。
 cut266。サーキュラスの指差しです。3枚で腕を反転させます。2・3枚目間のスペーシングが非常に広いです。4枚目でスペーシング小さく指差しを開始します。5枚目は続きで、6枚目も指差しの続きですが、身体の動きと髪の毛のフォロースルーでアクションを補完しています。7枚目で指が差されました。その後マントが3枚でフォロースルーをしています。そのマントのフォロースルーの2・3枚目間のみ2コマなのは何でだろう。
 cut269。3コマ打ち5枚でなぎさがほのかの腕を掴みます。その後は2コマ打ちでほのかがアウトします。非常に姿勢のいいなぎさに注目です。
 cut271。サーキュラスが着地して振り返ります。最後のマントと髪の毛のフォロースルーは何で1コマなんだろう。確かにギュィって振り向いたみたいで格好いいですけど。藤井さんの特徴の一つ「何かよく分かんないところで1コマ」出ましたね。最高です。ハアハア。
 cut274。土手にパンチを自爆するサーキュラスです。エフェクトは、発生後3枚まで2コマで後の2枚は3コマでした。

 cut278。サーキュラス「出でよザケンナー」です。3コマ打ち6枚で万歳みたいな体勢を取ってから5コマ空いて上腕が上がったせいで持ち上げられていたマントが戻ります。凄い。何で5コマも空けるのか全然訳が分からない。以前も書いたように藤井さんのパートは藤井ワールドで、藤井さんにしか分からない摂理の基に構築されているんだなあ。藤井ワールドを改悪する演出家全員1コマディレイパンチ食らえ。
 cut280。なぎさのジャンプです。スペーシングの小さな予備動作から、2コマ空いて少し浮きます。後は2コマ打ちでギザギザ2枚でアウトします。
 cut281。ほのかジャンプは全て2コマ打ちで、予備動作なく3枚でギザギザ入りつつアウトします。それぞれのプリキュアにきちんと個性を出させるというのは、演出家が誰であれやらせているみたいですね。
 cut283。2コマベースのプリキュア着地です。1枚目で爪先イン、2枚目で股間くらいまでイン、3枚目で足コンタクト、ここまで爪先にはギザギザが入っています。4枚目で片足が完全に着地し、2コマ空いて5枚目で両足が完全着地してアクションの勢いにより屈みます。3コマ空いて6から9枚目で身体を戻しつつ頭を上げます。
 cut285。3コマ打ちの「ザケンナー」です。1・2枚目で身体を軽くかがめ手も少し前にやると、ここから2枚スペーシングが大きくなって一旦ファイティングポーズみたいなのを取ります。5枚目で両手を上への移動を開始して6から10枚目はスペーシング小さく同じ動き、11枚目で頭を上げた後12枚目で仰け反ってアクションが完成しました。
 cut286。引きでザケンナーパンチとそれを回避するプリキュア達です。ザケンナーパンチは、5枚で腕を引いて予備動作、スペーシングは段々大きくなっていきます。その後6コマ溜めて、ギザギザの入ったパンチが打たれます。あの白い線はどうせ演出か撮影の野郎が勝手に入れやがったんだろうなあ。お前らみたいな凡人にどうして藤井ワールドが理解できるだろうか(いや、できない)。1コマ空いて手が地面に接触し、エフェクトが発生します。そしてスペーシング小さな3コマ打ちのリアクションが描写され、体重を意識させます。
 プリキュアはジャンプして回避します。1枚目2枚目で後にいくにつれてスペーシング大きくなる3コマ打ちの予備動作、そこから3コマ溜めて飛び上がります。ジャンプの2・3枚目のスペーシングが小さいのは、アクションをきちんと見せるためでしょうか。
 エフェクトは3コマ打ちでした。
 cut287。なぎさ回転キックです。3枚で回転しつつインして、4枚目で腕を上げて予備動作が開始されます。5・6枚目でがに股になり、7枚目でこちらを向きます。6枚目までが3コマ打ち、7枚目から2コマ打ちです。この後2枚はスペーシング広く、8枚目でキック開始、9枚目では足が画面外に出ます。そして10・11枚目でリアクションです。
 cut288。2コマ打ちでほのかが回転しています。4枚でインしてスペーシング広く次の動作、3枚で足を開いてスペーシング広く次の動作、一定のリズムにならないような絵の入れ方でした。
 cut290。2コマ打ちのほのかキックです。1枚目でいきなり画面左下にギザギザの入った足が現れます。2枚目でもギザギザ入ったままキックします。3枚目でコンタクト、4枚目にはキックの力でザケンナーの腕が押され、5から8枚目はリアクションでした。
 cut292。サーキュラスが飛び上がります。3コマ打ち2枚で予備動作とも言いづらい足の動きが入った後、3コマ溜めて、ギザギザ入りつつ2コマ打ちのジャンプ開始です。4枚でアウトします。
 cut296。サーキュラスとなぎさの空中戦です。意図不明のブラーと変な撮影処理のせいでしょぼくなっていて、分析する気がなくなりました。基本2コマ打ちで、リアクションに3コマ打ちを使っています。
 cut299。ザケンナーにぶん殴られて地面に叩きつけられるほのかです。コンタクトの絵では、ほのかの太腿が露わになっています。藤井さんたまらん。ハァハァ。
 cut300。なぎさのキックです。スペーシング広くキックの体勢までもっていった後2コマ空いて、2コマ打ち3枚でキックをします。3枚目では、なぎさのムチムチの太腿が露わになっています。ハァハァ。そして3コマ打ち2枚でリアクションをしています。
 cut301。サーキュラスが手のひらをこっちに向けます。3コマ打ち3枚で引いてってからの4枚目!5枚目!ギザギザ!2コマ打ち!ハァハァ。藤井さん・・・。
 cut304。てっ・・・!手前のなぎさぁ・・・・・ふ・・ふじいがおっ!!!どぴゅぅ・・・どぴゅっ!どぴゅっ!!
 cut307。ほのか指差しは、まず頭を下げつつ3コマ打ち4枚の指差しから、2コマ打ちで2枚で頭を上げてアクション終了です。3・4枚目間のスペーシングが広いので、2コマ打ちのアクションが非常に生きていました。
 cut309。マーブルスクリューマックスを食らうまいと逃走するサーキュラスは3コマ打ち4枚で予備動作、ジャンプしてからは2コマ打ちでした。

 cut316。背動です。なんじゃこりゃ。かっけー。


 終了〜。予習?知ったことじゃない。藤井さん最高。藤井さんこそ至高。松本理恵さんなら藤井さんの力を最大限引き出してくれるでしょう。林とか志田なんか蹴散らしますよ、そんなん。

テーマ:プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

ねぎぼうずのあさたろう第28話「花嫁と荒くれ野武士」 

cut○○以下はその数字カット内の説明である、という意です。またこれは僕が放送を観ながら定めたものですから、その数は正確ではないかもしれないということを予めご了承ください。

 演出は芝田浩樹さんでした。僕が一番好きな演出家です。この回は全体的に手堅い仕上がりでした。


アバンタイトル
 cut1。川です。最初の船で馴染ませておいてから次にカットの主題であるあさたろう達が乗っている船を持ってくる、さすがだなあ。
 cut2。あさたろう・にきち・こもも正面です。キャラ紹介なら当然正面でしょう。cut1でも正面を向いていることにより強調もなされました。
 cut3。ロングの俯瞰です。イスタブリッシングショットです。ズームアウトしているのはcut1・2の船と川から周囲の状況へと意識を散らすためでしょうか。
 cut4。船首方面からカメラでこちら向きの三人の芝居です。楽しそうな顔でかつカメラ方面へ視線を向けてやることで親近感を得られるとか。
 cut5。中州に着く船です。
 cut6。俯瞰のロングで中州に降り立つあさたろう達です。一応前カットから少し時間が飛んでいます。時間は連続していると思っているから飛ぶと不自然に感じる訳で、止めでそうではないということを見せてくれることにより、全くつっかえることなく観られます。
 cut7。右手前に後ろ姿のあさたろうで、左奥に次に乗る船です。次にキャラクターがすることを彼らと同時に見ることで自然に物語に入っていけます。
 cut8。前カットからカメラ回り込んであさたろう達です。cut7の補完が主目的です。当然視線は画面左にやっています。
 cut9。こももがお金を船頭に渡すカットです。前カットで彼らがアウトしたことで画面外に意識が飛んだので、時間がやや飛んでいても気になりません。寄り気味なのは空間的な違和感を軽減しています。
 cut10。奥に前カットの船頭とこももを入れつつ手前ではあさたろうとにきちが船に乗り込みます。一番手前にいることによりカット内の主導権を持っているあさたろうがリアクションをすることで、自然に次の展開へ意識を向けることが出来ます。
 cut11。あさたろうの肩の方からPANしていって、リアクションの由来である侍の他にモブも手前に入れ込んで擬似的な主観を作り出しています。これも視聴者を誘導する工夫ですね。
 cut12。前カットの主題の侍です。繰り返して強調でしょうか。
 cut13。真横から引きの船です。状況説明と方向性の明示を兼ねています。
 cut14。モブのリアクションを見せつつPANしてあさたろう達へ。モブで馴染ませてあさたろう達です。

Aパート
 cut15。船を漕ぐ竹棒?のアップです。
 cut16。俯瞰のロングでイスタブリッシングショットです。前カットがあることで船が漕ぎ出されたということがより明確になりました。
 cut17。真横からの船で侍真ん中、おばあさんが右からインしてきます。位置関係を説明する役割が主でしょう。
 cut18。前カットで侍が右下を見たことを受けて俯瞰でおにぎりのアップです。全てのカットが取るに足る役割を担っている。本当に自然で素晴らしい。
 cut19。正面バストショットのおばあさんです。紹介も兼ねています。そこから左斜めにカメラ移動していって(専門用語で何て言うのか知りません。PANじゃないみたいだし。)侍のリアクションです。カットを割らないことでストレートな同時間同空間の描写が出来るでしょう。それはこのカットの内容を表現するのに相応しいです。
 cut20。俯瞰で、おばあさんとリアクションをする侍とモブです。そこから右斜めにカメラが移動していってあさたろう達です。船上の状況を表す為と、次のカットに繋げる為です。
 cut21。あさたろう達バストショットでリアクションです。
 cut22。cut19のおばあさんのとこと同ポジでおにぎりを落っことします。
 cut23。繰り返されたおばあさんと侍の空間描写が生きてきます。侍の袴におにぎりが落ちました。cut19とは異なりカットを割ったのは強調したくなかったから?おにぎりをカメラが追ったりおにぎりを追うためにガタついたりすると、視聴者は違和感を持ち画面に引き付けられるはずです。ここは大したポイントではないので軽く流して貰いたいはずです。
 袴からPAN UPして侍アップでリアクションです。
 cut24。バストショットのおばあさんです。おばあさんの口の悪さが存分に発揮されます。
 cut25。前カットのインパクトといったらないでしょうから、画面左手前におばあさんを入れて反復強調しつつ右奥に侍です。また被写体が単一のショットが続いたため、空間を復習してみせる役割もあったでしょう。
 cut26。切り返して侍越しのおばあさんです。これは後のギャグのためですね。cut25は沢山役割を担っているなあ。一見何の変哲もないのに凄い。
 cut27。cut23と兼用です。ギャグです。
 cut28。侍の顔が動くことで強調されます。怒り心頭です。
 cut29。おばあさんを手前に奥に侍です。ややアオリで緊張感を出しつつ、おばあさんは次カットの空間的伏線です。
 cut30。おばあさんリアクションです。
 cut31。侍越しにおばあさんとモブです。船上の状況の描写です。直前のcut29を根拠にしつつ船の空間を反復して見せています。これは次カットあさたろうの行動の空間的根拠となっています。何て有機的なカット達なんだろう。凄すぎ。
 cut32。cut29同ポジでおばあさんと侍の間にあさたろうが割って入ります。
 cut33。あさたろう手前に奥おばあさんです。主役の登場ですからこのポジションは必要でしょう。
 cut34。侍バストショットです。
 cut35。cut33同ポジですが、ここはおばあさんが半端ないです。
 cut36。cut34同ポジです。リアクションを見せています。このリアクションのためのcut34ですか。確かに芝田さんが意味のないポジションなんか取るはずがありません。
 cut37。cut33同ポジです。手前にいるあさたろうを押しのけて完全におばあさんが主役です。あさたろうがおばあさんの方に半分振り返ったような形になっているからです。カット内の主導権を持つ被写体に視線誘導をさせているわけです。同ポジであることであざとさも感じませんし、少しは省力にもなるのかな。
 cut38。cut34より少し寄った侍です。寄って感情をより明確に見せています。
 cut39。真横から侍・あさたろう・おばあさんです。寄ったアクションだと無用な切迫感が出る可能性があるので引いたんでしょうか。
 cut40。あさたろうバストショットです。そろそろ主役の出番です。
 cut41。真横からcut39よりもっと引いて船上の状況を見せています。なるほど、cut39の真横はこのカットを自然に見せる為の1クッションの役割もあったんですね。
 cut42。左に船頭右に侍です。侍は船頭の方を向いて中州に戻るよう言います。cut41の空間を意識させつつなので半分振り返っています。
 cut43。cut16と同ポジで戻ってくる船です。レイアウト等から薄っぺらなメッセージを読み取らせるアニメじゃないので兼用でいいんです。
 cut44。接岸する船です。侍が飛び降りて・・・。
 cut45。中州に降り立つ侍の足です。ここら辺は早いカット割で繋げます。今後の展開を予想されたくないからでしょう。
 cut46。侍フルショットからズームアウトで、船を漕ぐ竹棒を持っているあさたろう。 cut47。あさたろう決め台詞は当然真正面です。
 cut48。cut15同ポジ?船が出るということでオチが明確に表されました。
 cut49。手前侍で奥に出て行く船です。cut48の補完をしつつ空間を構築しています。
 cut50。前カットの主目的は侍の状況を見せることでしたから、次なるカットは勿論彼のリアクションでしょう。
 cut51。侍の主観?遠ざかる船です。
 cut52。前カットを受けての侍リアクションです。
 cut53。侍の状況を見せてからズームアウトし、あさたろう達が安全であることが示されました。
 cut54。侍リアクションです。アップであることで滑稽さを見せているんでしょう。
 cut55。怒り狂う侍と水しぶきをあげて進む船、これで完全にあさたろう達が安全であることが示されました。
 cut56。前カットで懸念が晴らされたので、今度は船上の状況を見せています。
 cut57。半端ないおばあさんの反復です。また、背後のモブで船上の状況を補完しています。
 cut58。あさたろう・にきち・こもものリアクションです。メインキャラクターにいちいちリアクションさせてやることで鍵を見落とさないようにとの配慮です。
 ここまででこのシークエンスは終了ですが、シークエンスを通じてカメラは一つ残らず同一方向から被写体に向けられていました。これは位置関係云々ではなく、このシークエンスでは船の移動というのがポイントでしたから、今船がどこに向かっているのかを明確に表すためにそうしたんだと思います。

 cut59。松の木からPAN DOWNして俯瞰ロングで目的地に到着した船の客達です。簡単に言えばイスタブリッシングショットです。後者のほうが分かり易くていいでしょう。通ぶるために使ってるんじゃないんですよ。本当に。
 cut60。真横であさたろう達とおばあさんです。マスターショットでしょうか。だから通ぶってないですって。
 cut61。あさたろう達が振り返ったことで、切り返しっぽいポジションへの移行が至って自然ですね。前カットのおばあさんの行動を受けてのあさたろう達リアクションですから、おばあさんがそこそこの力を持つ構図となっています。
 cut62。cut61に主導権を持っていたあさたろう達を受けて、俯瞰でおばあさんを捉えています。カットの終わりの方にあさたろうがインしてくるので全然主観ではないです。主観だとあさたろうが意味も無く力を持ち過ぎです。
 cut63。おばあさんの顔クローズアップです。画面枠付近を陰にしています。サブリミナル的に挿入されるカットは、このように陰を付けて情報量を増やし印象に残すのがセオリーなんでしょうか。
 cut64。真横からおばあさんとあさたろうです。このシークエンス真横二回目ですね。意図は、比較をすることで老人の小ささを見せ、おばあさんの狡猾さを強調する狙いのように思えますがちょっと分かりません。
 cut65。あさたろう・にきち・こもものリアクションです。後カットの空間的な根拠となっています。
 cut66。あさたろう顔アップから引いていつの間にか後ろにいるおばあさん。あさたろうに感情移入をさせることが必須なシークエンスですから、あさたろうと同じタイミングでおばあさんを認識すべきです。
 cut67。前カットに対するあさたろう達のリアクションで、cut65が生きるカットです。おばあさんがあさたろうの背中に乗っかったということを補完しつつ、リアクションで感情誘導です。
 cut68。振り返ってあさたろうです。何かやたら振り向きが多いですね。芝田さんってそんなに振り向きをお使いになっていたかなあ。確かに空間を繋げるには有用でしょう。動きが出る構図だというのもあるかも知れません。
 cut69。切り返してにきちとこももです。リアクションですね。

 cut70。イスタブリッシングショットです。「イスタブリッシングショット」で検索をかけたら上位にきて嫌なんですよね。ここなんかより、もっと読むべきサイトがあるのに。
 山からPAN DOWNして道へ。綺麗にカットが繋がります。
 cut71。あさたろうの顎切りのフォロー歩きほぼ正面です。座古明史さんもそうなんですけど、場面転換の際には、イスタブリッシングショットともう一つ何か関連するショットを見せといて内容に入りますね。何か法則があるんでしょうか。
 cut72。ロング真横からです。方向性の明示でしょう。
 cut73。おばあさんの話が今回の本題に関わることに移ったときにカメラが寄ります。
 cut74。正面ローリングのこもも、PANしてにきちです。リアクションで感情誘導でしょう。
 cut75。振り返っておばあさんです。山本圭子さんハマりすぎでしょう。あさたろうって声優も凄く豪華なんですよね。

 cut76。イスタブリッシングショットです。ズームインしているのは意識を村の中に誘導するためでしょうか。
 cut77。おばあさんの家の外観です。これもイスタブリッシングショットですね。再びズームインしています。今度は家の中に意識を誘導しているんでしょうか。
 cut78。正面にきち・こもものリアクションです。cut74との対比ですね。
 cut79。名前なんか知るか、彼女がゆかなだと気付いたときからこの娘はゆかなです。ゆかにゃんです。初見では、このときはまだゆかなだと気付いていません。「ん?野中か?」って思って確認するためにテレビの音量を上げました。「ん?野上か?」とは思っていません。改名なさってから当たり役も掴んで、いい加減ほとぼりも醒めてきたんだから野上とか言うなよ。
 cut80。ロングで位置関係の描写です。やっぱロングは早いうちに入れた方がいいですね。いつまでも全体を確認できないと何か窮屈です。
 ここはそこそこ長回しなんですけど、ゆかなはずっと後ろ姿ですね。
 cut81。cut80でじらされたがゆえにここで爆発です。ゆかなたまらんハアハア。

 cut82。やかんです。時間を見せる為に小道具を使うのは芝田さんの得意分野かもしれません。あさたろう第19話でもありました。ここでは前シークエンスから時間が飛んだことを示しています。当然それだけではなく後々構図・色彩のワンポイントとしても登場します。
 cut83。ロングの俯瞰です。セオリーでしょう。
 cut84。おばあさんとゆかなほぼ正面です。まあセオリーでしょう。
 cut85。手前にゆかにゃんの顔、奥にこももとにきちです。cut78を反復しています。これも感情誘導でしょうか。二組を同時に見せるのにここではピン送りを使っています。1アイディアですね。
 cut86。差し出されるお茶です。時間が飛んでいます。前カットではゆかなからにきち達へと焦点が移りました。よって主役はにきち達(特ににきち)へと移ったためゆかなの存在感が薄れ、時間が飛んでもそこまで違和感を持たなかったのかなあ。
 cut87。ゆかなとあさたろうです。フルです。あさたろうは正面です。ハアハア。
 cut88。おばあさんリアクションです。
 cut89。ゆかにゃんリアクションです。たまらん。初見ではここでゆかにゃんだと気付きました。それで「え?ゆかな?おお!ゆかな!」って言いました。
 cut90。にきち・こももリアクションです。
 cut91。俯瞰でおばあさんとゆかな、あさたろうです。位置関係の明示ですね。
 cut92。cut90同ポジで再びリアクションです。こももccccccccccccccccccc。稲上晃さんのキャラたまらん。ハアハア。マスコットキャラとかディフォルメキャラが無茶苦茶可愛いんですけど。プリキュアオールスターズを見ても稲上さんデザインキャラの八匹の可愛さがずば抜けていました。
 cut93。cut91同ポジです。位置関係を反復しつつ、ゆかなが動くことで次カットが時間的整合性を獲得しています。
 cut94。こももちゃんのリアクションからズームアウトしてにきちとゆかな、そしてあさたろうです。流石に三回続けるのはくどいので変えたんでしょう。cut91の位置関係を反復してかつ次カットに自然に繋げる役割です。
 cut95。あさたろうリアクションです。
 cut96。おばあさんです。やかんがなかったらどんなにしょぼいカットだったろうと考えざるを得ません。
 cut97。ゆかなとにきちです。ゆかなリアクションを受けてのにきちリアクションなので、また空間を獲得するためにも同一カットでしょう。
 cut98。アオリのおばあさんです。画面のはるか外に視線をやって、この状況が変わる予兆です。
 cut99。おばあさん越しにみんなのリアクションです。
 cut100。手を叩くおばあさんアップです。
 cut101。cut99同ポジです。村の者がインしてきます。なるほど、cut99でおばあさんが手前にるのは、彼女がいなくて村人だけだとカット内の馴染みが薄くて物語として少し危ういからなんですね。
 cut102。新たに登場した村人を手前に置いて前カットを反復しつつ、彼らと馴染みが深いおばあさんです。前の村人の間からちらちら見えるあさたろうは後でズームインするからで、空間を獲得するためかカットを割らないんですね。シークエンスラストは本シリーズ主役でこの出来事の当事者であるべきです。

 cut103。祝言の準備をする村人たちを引きで、PANしていってそれを見ているこももです。時間が飛んだのでまず状況説明からです。
 cut104。こももリアクションです。感情誘導ですね。
 cut105。あさたろう・にきち・こももがいる室内です。続いて位置関係の明示です。
 cut106。前カットのにきちのポージングを受けて、擬似主観で俯瞰のにきちの膝です。
 cut107。右手前にきちで奥あさたろうです。にきちが喋っているということを受けつつあさたろうのリアクションへと誘導します。
 cut108。あさたろうの主観にきち正面です。
 cut109。cut107同ポジで再びあさたろうリアクションです。
 cut110。cut108同ポジです。ギャグだから正面?
 cut111。あさたろう正面に左にきち、右こももです。前カットでは左向きで泣いていたにきちが右向きになっています。主観だからどうでも良かったのかな。よく分かりません。
 cut112。カットズームインであさたろうバストショット正面です。自然にこれをとるための前カットだったんでしょう。
 cut113。cut105での位置関係を反復しています。そしてまた振り向き。今度はカメラの方ではありません。
 cut114。障子外に置いたカメラであさたろう達を見せるカットを自然に見せるために、前カットでの後ろ振り向きで意識をそちら側へ飛ばしておいたんですね。
 cut115。村人ズームアウトでそれを見るおばあさん達です。何が大変かまだ分かりません。画面右方向から倒れた村人が運ばれてきて、何が大変か少しは分かりました。
 cut116。画面手前に倒れた村人は構図上の絶対的な主導権を持っています。これで完璧に何が大変か分かりました。三段階で見せることによって強調したかったということでしょうか。
 cut117。前カットの最後にあさたろうがイン、そしてこのカットではあさたろうとおばあさんのリアクションです。ここまで見せてきた老獪なおばあさんの性格からは想像も付かない青ざめた表情をしています。CM前のカットに相応しいですね。

Bパート
 cut118。おばあさん家の外観です。屋根です。
 cut119。Aパートラストで出てきた怪我人を反復しつつ奥にあさたろうです。つまりマスターショットも兼用しているんです。
 cut120。あさたろうを中心としたリアクションから入ります。「怪物?」というセリフもあさたろうの世界にはあまり似つかわしくないですね。「ツカミ」としての効果はあるでしょう。
 cut121。切り返してゆかにゃんとおばあさんです。cut120・121で早速cut119の反復を行っています。最後にゆかにゃんにズームインします。なるほど、おばあさんからゆかにゃんへとカットを繋ぐよりこのように1カットで見せる方が空間を獲得出来るので有効ですね。
 cut122。回想に入ります。わざと色合いを変えて回想であることを補完しています。映っているのはゴンタの家の外観で、家の扉の前に集まる村人達を描写したものですが、何よりレイアウトがいいですね。以前も書きましたけど、物の多さでもってガッチリ構成されている重厚なレイアウトです。
 cut123。木のワレメから中を除いている村人達です。イスタブリッシングショットの後に多少非凡なカットです。場面転換後の進め方も上手いですね。
 cut124。前カットの村人達の擬似主観でワレメから見えるゴンタの後姿からアクションです。意図して動画として処理されていないゴンタの動きが淡い回想のイメージと合致しています。この回想は全てそうなっています。
 cut125。cut122同ポジで逃げる村人達です。今度はイスタブリッシングショットを有効利用しました。本当に無駄がないです。エコですね。
 cut126。舞台は変わり、カボチャのアップです。
 cut127。カボチャを食うゴンタズームアウトです。カボチャで繋げています。一応時間が飛んでいるのですが、回想中は動画が入らないので全く不自然ではありません。
 cut128。畑でカボチャを食うゴンタの背中からズームアウトしていってそれを見る村人達です。動画が入らない代わりにカメラを動かすことで画面内で時間が静止しないよう工夫しています。
 cut129。村人達で繋げて、それを見る村人達前面からPANしています。
 cut130。三度場面転換です。ゆかにゃんの後姿と手前に花の木がインしてきます。ゆかにゃん振り返って・・・。
 cut131。花の木の陰から顔を出すゴンタ、今回の軸となる話なのでインパクトが必要でしょう。ゆえに、頬を染めるゴンタと花、先ほどの回想からはイメージ出来ない組み合わせを正面から見せています。
 cut132。ゆかにゃんリアクションです。当然のごとくcut130の位置関係が基準となっており、画面左を向いています。
 cut133。cut131の続き。ズームインします。反復して強調です。
 cut134。cut119同ポジです。回想前のカットを繰り返すということは回想の終わりを示すのに有用なんでしょうか。
 cut135。cut120同ポジです。上に同じ。
 cut136。真横からあさたろう達です。cut119から寄った形です。このシークエンスは、動きがないのでやたらめったらカメラポジションを取れません。以下ここまで出てきたカットを基準として、それを少し変えることで乗り切ります。
 cut137。cut120を基準としてゆかなの方へ少し寄った形です。
 cut138。ピン送り二回目です。手前に前カットから繋いだゆかなの顔、奥それを見るにきちの顔です。決めのカットに使う技法は、自然に見てもらうために前もって使っておくと。cut85で出てきています。松本理恵さんもそういうことをやっていたような。・・・・思い出せません。
 cut139。cut119基準で今度はおばあさんのみバストショットです。
 cut140。手前にあさたろう見切れの奥こももです。ほう、cut119であさたろう以外が割かし中途半端に映っているのは、このシークエンスはカメラポジションの選択肢が少ないからか。単調にならないように少しずつ変えて見せるためなんですね。
 cut141。cut139同ポジです。おばあさんとゆかなは寧ろきちんと映ってなくちゃいかんでしょう。だって沢山喋るからです。この理由じゃダメでしょうか。
 cut142。cut119基準のあさたろうとこもも、そこからPANしていってにきちへ。リアクションさせてそこからカメラがリアクションの根拠へと向けられる、ベタですけどダメじゃないでしょう。
 cut143。cut136同ポジです。にきちの発言に対する周囲のリアクションです。
 cut144。にきちの顔、キメ台詞なのでアオってます。
 cut145。あさたろう・こもものリアクションです。
 cut146。ゆかなとおばあさんのリアクションです。今度のリアクションはきちんと見せたいんでしょう。
 cut147。俯瞰でにきちとあさたろう達です。こももちゃんかわええ〜。俯瞰なのは単調にさせたくなかったから?
 cut148。あさたろうリアクションです。その由来であるこももちゃんを手前に入れています。繋がる時間・繋がる空間、これこそが僕が芝田さんを好きな理由です。
 cut149。あさたろう達のコントばかりだとゆかなの意識が希薄になりそう。それを食い止めるために手前に彼女をフルサイズで入れて主導権を持たせて奥にやや引き気味のあさたろう達です。にきちが彼女に近寄って・・・。
 cut150。cut120基準のゆかなです。リアクションです。PANしていって村人達です。彼らが地味にずっと立っていたのはここだけのためのようです。
 cut151。再び俯瞰です。これも単調にさせたくなかったからかなあ。ちょっと分からない。
 cut152。前カットでにきちがアウトした方面からカメラを向けて自然な繋がりでした。そして正面でリアクションのあさたろうとこもも、彼らがアウトしてゆかなとおばあさん達です。1カットでそんなもん見せちゃいますよ。時間が繋がる空間がつながるあああああ。「行くぞ、すもも」「こももだよ」って相当面白いと思うんですけど、お子様には受けてるのかなあ。

 cut153。cut122同ポジです。まあ問題なし。にきち達がゴンタの家にやってきました。
 cut154。俯瞰でにきちを見せています。うーん、これはあさたろう達がインするということを明確に見せたかったから?前カットでいたのがこのカットでは消えていてそして出てくるというのは記憶に残りやすいとか。
 cut155。にきちの振り向きで繋げて、にきちナメからズームインするとワレメからゴンタの目が少し見えます。先ほどの回想で登場したワレメを有効活用しています。無駄がない。
 cut156。にきち達三人正面ズームインです。ゴンタ登場が「オチ」だとすると「フリ」に当たるカットです。彼らの感情を素直に見せるなら正面でしょうね。
 cut157。cut155の続きで扉に寄っていくカメラ。「フリ」です。
 cut158。cut156の続きでにきちに寄っていくカメラ。上に同じ。カメラのズームが止まると・・・。
 cut159。手前三人、奥の扉が開いてゴンタが登場します。身長がでかすぎて表情のアドバンテージを持っている目は見えません。cut155で目を見せているのにここであえて見せないことでゴンタの体格の異様さが強調されているんですね。
 cut160。俯瞰でリアクションの三人です。なるほど、cut154の俯瞰はこのゴンタのでかさを補完するカットで使うために一旦使っておいたんですね。じゃあcut151はcut154をあざとく見せないためでしょうか。正面が続いたことで希薄になった位置関係を反復していることも見逃せません。
 cut161。ややアオリで手前三人、奥ゴンタ入り口をくぐって登場します。俯瞰が続いたので、また存在感を出すならここはアオリですね。
 cut162。俯瞰のにきちです。再びゴンタの大きさを補完しています。
 cut163。俯瞰の切り返しならアオリです。顔見せの役割も兼ねてゴンタのアップです。
 cut164。cut161同ポジでアクション開始です。同ポジの使い方の参考になります、としか書けません。
 cut165。アクションにスピードとテンポを出す為だと思われる足のアップです。
 cut166。cut164で位置関係が変化したので、真横からにきちとゴンタを捉えて新しい位置関係を見せています。また体格差を見せるのにも真横は有効でしょう。
 cut167。前カットで見せた位置関係を補完しつつにきちアクションです。
 cut168。位置関係を見せるには当然切り返しで、ゴンタリアクションです。
 cut169。切り返してにきちリアクションです。切り返しが三回続いたので、これをどのように終わらせるか興味が出てきます。
 cut170。あさたろうとこもものリアクションでした。いざとなればいつでも第三者のリアクションのカットを取ることが出来るので、まずは切り返しを続けて位置関係をきちんと見せようということでしょうか。
 cut171。ゴンタアクションです。寄り気味のサイズが続いたので少し引いたということでしょうか。
 cut172。にきちリアクション、上に同じ。
 cut173。ゴンタ桶投げアクションの予備動作です。さっき引いたから今度は寄ってもいいだろうということですかね。アクションカットは特によく分かりません。ほぼ正面なのはアクションのヤマ場だったからだと思います。cut166から169、171、172で位置関係の認識は獲得済みなので問題ありません。
 cut174。にきちほぼ正面リアクションです。今気付いたんですが、ここはにきちの不利が分かるようにアクションを構築していったはずです。分かんないと言っていても仕方がないので、ここの「必殺技→効かないリアクション→転げさせる」いうのはアクションを見る基準にしようと思います。
 cut175。cut173同ポジのゴンタ桶投てきです。
 cut176。引きの長回しでにきちリアクションです。
 cut177。前カットで次々に飛んでくる物、普通に考えればゴンタが投げているんですが、それを描写しないようじゃ不親切でしょう。ゴンタの丸太投てきです。
 cut178。cut176同ポジです。
 cut179。前カットで最後に飛んできた丸太ナメのあさたろう・こももリアクションです。カットが繋がる時間が繋がる。
 cut180。前カットから顔の向きをより強調したポジションのあさたろうアップ、そして振り向いて走り出し、アウトします。カットが繋がる空間が繋がる。
 cut181。手前走っているあさたろう真後ろからで、奥にゴンタです。カメラポジションが低いのは走りを補完するためと、飛び上がるアクションを強調するためですね。
 cut182。ネギ汁噴射です。ゴンタに対するアクションなので、cut180で見せた位置関係を補完しています。
 cut183。ゴンタリアクションです。位置関係を見せているのは勿論のこと、俯瞰なのもあさたろうが高く飛び上がっている前カットの影響です。
 cut184。あさたろう・こもものリアクションです。ゴンタ・あさたろう・こももの位置関係を見せつつ、cut191のこももの空間的伏線となっています。
 cut185。手前あさたろう、奥ゴンタでアオっています。カメラが傾いているのは異常性の描写で、あさたろうが手前なのはcut184の主導権を持っているから。
 cut186。前カットでゴンタが高く持ち上げた石ナメの奥あさたろうリアクションです。俯瞰なのは高さの強調の為です。
 cut187。ゴンタの目クローズアップです。cut63画面枠付近を同様陰にしています。ここから素早くカットが切り替わっていきますが、勿論それは切迫感を出す為でしょう。この後再登場するゆかにゃんのアクションは何と言ってもこの回最高のヤマ場なので、そのイメージを鮮明に持ってもらうには、その前の状況が悪ければ悪いほど効果的なはずです。
 cut188。持ち上がっている石をサブリミナル的に。
 cut189。あさたろう俯瞰のリアクションです。ゴンタのカットが2カット続いたので、俯瞰の方が按配がいいでしょう。また、cut185も効いています。
 cut190。ゴンタ石投てきです。ヤマ場なので勿論正面です。カメラの傾きはcut185と同じ効果です。
 cut191。こももちゃんのリアクションです。可愛いよね。
 cut192。石。ゆかにゃんが投げた石なんですけど、この時点ではゴンタが投げた石だと思わせています。面白いよね。
 cut193。ゴンタの石にゆかにゃんの石がヒットしてあさたろうは救われました。良かったよね。スローモーションなのは・・・別に誰でも分かるからいいや。ゴンタとあさたろうの振り向きを見逃すわけにはいきません。
 cut194。こももちゃん真横から、そして振り向きます。cut184を根拠にcut193を補完している空間が溢れているカットです。
 cut195。cut193で振り向いた二人からズームインしていって見えてきたのはゆかny・・・。
 cut196。ゆかにゃんだー!ゆかにゃんにゃん。止め絵にズームしていくと同時に線が太くなっていくのはアニメの宿命です。でも結果的に普通にズームインしていくより強調された気がしないこともない。
 cut197。アオリのあさたろうとゴンタです。何でアオリなんだろう。インパクトのあるポジションが欲しかったのか知らん。
 cut198。cut196の同ポジです。繰り返して強調です。ゆかにゃん力持ちだね。
 cut199。あさたろう・こもものリアクションです。ゆかにゃんはほぼ正面なので位置関係を反復しておこうということでしょうか。
 cut200。前カットの二人を右下に、奥にゴンタとゆかにゃんのロングです。位置関係を明確に見せています。にきちが埋まっている場所が映ったということにも注意を向けておくべきです。
 cut201。ゴンタのフォロー歩きです。まあ位置関係の補完でしょうね。
 cut202。ゆかなです。左を向いて石を投げることにより、これも位置関係を補完しています。
 cut203。ゴンタの手前に落ちた石とゴンタ、そしてゴンタにズームインしていきます。ゴンタが思考しているということをはっきり表す為のズームインでしょうか。まあ、視聴者ターゲットは子供ですからね。
 cut204。ゴンタ俯瞰で石を投げます。俯瞰なのは、このカットが繰り返された後に軽いヤマ場のカットがあるからでしょうか。ヤマ場は当然正面の寄りなので、それが際立つように俯瞰にしたのかなあ。
 cut205。ゆかな石投げです。引き気味なのは、このカットが繰り返された後に軽いヤマ場のカットがあるからでしょうか。ヤマ場は当然正面の寄りなので、それが際立つように引き気味にしたのかなあ。
 cut206はcut204兼用です。
 cut207はcut205兼用です。
 cut208はcut204兼用です。
 cut209。手前に飛び交う石をみせつつ、奥であさたろう・こもものリアクションを見せています。当然ここら辺はゆかなとゴンタに主導権があるので、彼らに寄るのはご法度でしょう。そしてにきちが登場します。
 cut210。にきち正面です。時間を置いて再登場したにきちにはまあ正面でしょう。
 cut211。にきち越しのゆかな石投てきです。
 cut212。あさたろうの為とは言え、ゆかなとセックスしたいなあぐらいは考えていたに違いないにきちのリアクションは当然正面です。
 cut213はcut204兼用です。
 cut214はcut211兼用です。cut212を受けてるんでしょうね。
 cut215。カメラが寄ってゆかなの投てきを見せました。
 cut216。ゆかなの目のアップです。cut63・187と同じ感じです。cut215はこれを生かす為でしょうか。cut214からここにいくよりは自然ですし、目線の方向が同じなので強調しているんでしょう。目線の方向は当然ここではゴンタの方を向いていなくてはならず、それが分かるのは正面ではなく画面左のはずです。
 cut217。ゴンタの目アップです。cut63・187・216と同じ感じです。この2カットで使う為に前もって使っておいたということでしょうか。
 cut218。石です。cut217の目線の方向を生かして正面から飛んでくる石です。ちなみに前カットでのゴンタは別にゆかなの方を見ている描写の必要はないですよ。ゆかなの気持ちの揺れこそが本回の軸なので。ゴンタは一途にゆかなを好いているだけです。ゆえに別に対になっていなくてもいいんです。
 cut219。石とゴンタです。スローモーションなのは・・・別に誰でも分かるからいいや。真横なのは前2カットで希薄になった位置関係の補完でしょうね。
 cut220。そしてゴンタ正面のヤマ場です。腕にズームインしてお子様にも分かり易くしています。
 cut221。ヤマ場のカットの主役を入れ込むのは当然で、見せたいのは奥でのゆかなのリアクションです。
 cut222。また俯瞰のゴンタですね。なんだなんだ、俯瞰は高い位置にいるゆかなを連想させる役割だったんだ。
 cut223。ゆかなリアクションです。おばあさんがインしてきてカメラが引かれます。カットの主役は物思いに沈むゆかなですから、カメラが寄りすぎているせいでおばあさんが力を持たないようにとの配慮でしょう。
 cut224。おばあさん指ナメのにきちとゴンタです。時間が空間が。
 cut225。前カットを構図的に見ても完全な主役であるにきち、リアクションをしてしかも後ろを振り返りましたから彼に目がいかない視聴者はいなはずです。そんな彼をナメてゴンタです。カットが。
 cut226。にきちのリアクションです。
 cut227。cut200と同ポジです。何でここでロングなんだろう。確かに重要なところではないからどんなポジションでもとっていいんだけど。
 cut228。ゴンタのバストショットです。この状況でこのサイズなら当然重要なセリフです。
 cut229。切り返してゆかなアップでリアクションです。見切れているおばあさんは、ここでは空間的な整合というより構図的な力を発揮しています。おばあさんは結婚反対の象徴ですから、存在するだけでカットをそのようにイメージさせる効果があるはずです。また、重要なゆかなのリアクションをきちんとしたサイズで見せつつ、おばあさんを入れるとなると見切れるでしょう。むしろ見切れていることで存在が際立っているとも言ます。それはここまでのカットで積み上げてきたもの、そして何より声が一体となった効果であり、演出家が音響も担当する東映システムの正しさを雄弁に物語っているのです。つまり東映以外の演出家は全てウンコなのです。東映以外でまともな演出家は育ちようがないのです。
 cut230。ゴンタの顔アップで重要だったcut228のアングルを生かしつつのリアクションです。
 cut231。cut200・227同ポジです。ロングでゴンタが移動している様をきちんと示し、新たな位置関係を明示しています。cut227はこのカットの伏線でしたか。
 cut232。あさたろう・こもも手前後姿で、奥歩いているゴンタです。こういうのが挿入されると、次また格好いいカットがきそう。
 cut233。あさたろう・こももがゴンタの移動に合わせて首を振り、方向性の補完がなされました。なぜゴンタの移動に合わせてと言えるかというのは、cut232が効いているからです。
 cut234。当然前の2カットは伏線ですね。ここでの主役はゆかななんですから。ゆかなもあさたろうと同じ向きに首を振り、ゴンタを見ているということが表されました。ゆかなの後ろにはおばあさんが、cut229同様見切れています。しかし、ここでのゆかなはゴンタの方を見ているため、おばあさんに背を向けていると取ることが出来ます。ここら辺はこの回演出的な最重要ポイント、ゆかなの心理描写を時間・空間・構図それぞれが絶妙に役割を果たしているカットで見せており、観たアニメファンは必ず芝田さんを崇拝せざるを得なくなるのです。
 cut235。ゴンタの後姿です。cut234との馴染みがいいですね。繋がる繋がる。
 cut236。cut234同ポジのズームインです。
 cut237。cut235同ポジで続きです。
 cut238。cut236の続きです。繰り返されたということは当然cut234が重要であることを示しています。ゆかなの顔がアップになったところでシークエンスが終わります。これも当然、ゆかながポイントでだからです。

 cut239。金屏風です。ズームアウトしています。
 cut240。引いたポジションで再び金屏風からズームアウトしていくとばあさんがイン、続いてにきちがインします。イスタブリッシングショットで且つ次カットにきちんと繋げる役割です。
 cut241。前カットでは後ろ姿でしたから顔をきちんと見せます。おばあさん正面バストショット、PANしてにきち正面アップショットです。
 cut242。にきちを手前に入れて奥にこももです。何、このバケツリレーみたいな堅実なカットのつながり方。お見事。

 cut243。イスタブリッシングショットです。見せたいのは勿論真ん中にいるゆかなです。
 cut244。ゆかな真横です。このポジションから撮っているのにも当然意味があります。それは後で。
 cut245はcut130兼用です。ここから回想に入ります。
 cut246はcut131兼用です。
 cut247はcut132兼用です。
 cut248はcut133兼用です。
 cut249。cut131基準のショットでフルショットのゴンタです。それがフェードアウトして・・・。
 cut250。回想ラストの前カットと同じポジションのカットが現れます。cut244のポジションは、このカットで初出させて強調させたい花の木を背景に入れ込まないためでした。
 cut251。cut244同ポジでゆかなリアクションです。フェードアウトして・・・。
 cut252。画面一杯の花です。フェードアウトして・・・。
 cut253。cut251同ポジです。フェードアウトの反復は、劇的なシークエンスなので幻想的なイメージを持たせたいからでしょう。
 cut254。cut228兼用です。回想が2カット入ります。ここは前の回想とゴンタに関する対比になっています。
 cut255。cut235兼用です。
 cut256。cut253同ポジです。あさたろうの声がoffで入って・・・。
 cut257。手前に花を入れてこのシークエンスここまでの空間を補完しつつ、奥にゆかなとあさたろうで位置関係を見せています。俯瞰なのは花が力を持ちすぎないように。ここはあさたろうが格好いいところですから。
 cut258。右手前にあさたろう、左奥にゆかなです。至って普通の会話のポジションですが、最重要ポイントなので奇をてらう必要は全くありません。
 cut259。前カットとゆかなの顔の向きが変わっていますが、切り返しならそれは有りなんでしょう。cut85・138三回目のピン送りです。どう考えてもここが決めのカットでした。今回の軸であるゆかなの悩んでいる表情を見せつつ、ここでの鍵であるあさたろうの重要性を過不足なく伝えています。
 cut260。cut258同ポジです。
 cut261。切り返して左手前にゆかな、右奥にあさたろうです。ここ2カットはcut258の意図と同じですかね。多分。
 cut262。cut257同ポジです。最後にゆかなが花を見てゴンタを想う描写でリユースされました。また、cut244があるからこっち側のポジションなんでしょうね。
 cut263。cut252兼用でしょうか。

 cut264。花の後はゴンタで繋げます。バケツリレーです。
 cut265。ゴンタ真横から歩きのフォローショットです。石が落ちる効果音が入ってリアクションをします。真横は方向性を見せるのに最適です。
 cut266。リアクションの理由を見せるゴンタ手前の奥に石です。そしてゴンタが振り返りリアクションをすることで、意識をcut256において画面外に飛ばしておいて・・・。
 cut267。石からPAN DOWNしてゆかな正面です。正面以外にどこがあるって言うんです。
 cut268。切り返してゴンタ正面アップです。正面以外にどこがあるって言うんです。
 cut269。cut267同ポジでゆかなが石を投げます。
 cut270。ゴンタアオって彼の上方に石が飛んでいきます。cut268を強調しつつ事象を見せつつなのでこのポジションです。
 cut271。スペースに石がはまります。
 cut272。cut266同ポジです。石がはまったということを前出したポジションで見せて対比させ補完しています。
 cut273。前カットで振り向いたゴンタを左手前にナメて堅実に繋げて、右手前にゆかなです。
 cut274。続いてゆかなナメのゴンタです。うーんここ2カットは分かんない。
 cut275。俯瞰で手前におばあさんとあさたろう、奥に三宅健太・ゆかな夫妻です。画面右上には石もありますし、これまでの流れを一旦総括しつつ、シークエンス初出のキャラを見せて次の段階へ思いやりのあるパスです。
 cut276。前カットでゆかながゴンタの方へ歩いてきました。ゆえに二人の位置は近づき、ゴンタの大きさが強調される寄り気味の俯瞰でもゆかなを収めることが出来たのです。影もそのゴンタの大きさを補完しています。
 cut277。ゴンタリアクション正面アップです。正面以外にどこがあるって言うんです。
 cut278。cut275同ポジです。そうか、cut275でのゆかなの歩行は、歩行自体に大した意味はないからここの空間的伏線を見せるのと同時にやらせていたんだ。半端ねえな。
 cut279。あさたろうとおばあさん正面バストショットです。このシークエンスできちんと登場するのは初めてですから正面でしょう。PANしていってこももとにきちも同じサイスです。彼らを先に見せなかったのはギャグ要員だから?天才テレビくんに出ていた学術的に笑いを研究しているという大学教授のおっさんが「笑いは以外性から生まれる」みたいなことを言っていました。しかしこももちゃん可愛いね。こももちゃんの桃色ウンコ食いたいムシャムシャ。理論上は笑いが生まれたはずです。
 cut280。前カットの最後でこももちゃんとにきちがゴンタとゆかなの方を見たことを受けて、ロングのゴンタとゆかなです。
 cut281。そして前カットを意識させるアオリのあさたろう達三人とおばあさんです。今回はゆかなが軸でもシリーズの主役はあさたろう達ですから、ラストカットにあさたろう達はいなきゃいかんでしょう。そしてPAN DOWNしていって赤い花が映ります。花で連想するのはやはりゴンタとゆかなですから、これはささやかな存在の主張です。補色関係にある赤と緑が印象的ですが、これは互いに引き立てあう理想的な夫婦を象徴しているんでしょうか。切ないピアノの音色から聴き慣れた三味線が入り物語の終わりを示すとき、画面には一杯の花。そして僕らは幸せな結末に至るまでの困難な道のりを思い出し、無垢な涙を流しているのです。


 いやいや、ねぎぼうず面白すぎです。つまんなかった回は漂流する回しかない。あれは僕の中での物語のイメージを壊したので。あとは超ハイアベレージです。でも、あまり話題になっているようには思えないなあ。そうなるとTAFで見た着ぐるみはどうするんだろうというあまり考えたくないことが頭をよぎりますが、とにかく今は面白いと言い続けるしかないでしょう。
 今回は長峯さんの回と違って全然書くのが苦じゃありませんでした。芝田さんは相当だと思うんですけどねえ。僕の好きなものは世間に受け入れられないのかなあ。

テーマ:ねぎぼうずのあさたろう - ジャンル:アニメ・コミック

松本理恵×河野宏之

 7/5の「フレッシュプリキュア!」は松本理恵さん演出に、河野宏之さん率いる僕らのスタジオカーペンター軍団だそうですね!!!!!!ついさっきそれを知って、びっくりしすぎて軽く下痢を漏らしてしまいました。今は鼓動が半端じゃない速度になっています。客観的に判断してもこの二組は本シリーズの演出・作画それぞれのベストでしょう。これは歴史に残る回になりますよ!絶対!!!
 これから一ヶ月間、松本理恵さんと河野さんを観返しまくってしっかり予習しようと思います。

テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

坂東さん達

 坂東英二やりました!
 希少天然うなぎを捕獲!

 センスいいなあ。昼のテレビ番組で出ていたテロップです。
 こういう位置にいるタレントの面白さって何なんだろう。彼らが取る行動全てが笑えます。
 薬丸さんのホームページのトップにでかでかと登場した強烈な写真を僕は鮮明に思い出せます。ブログの普及によってウェブページの作成・管理が容易になったお陰で、こういう位置のタレントでも皆ブログをやっているので、笑うことに関しては事欠かなくなりました。坂東さんのブログのトップの写真も凄く緩いなあ。勿論内容も良いです。
 そんなタレントの中でも僕の一番のお気に入りは照英で、CSの旅チャンネルでやっている「照英にっぽん一人旅」は最高に面白いです。例えば秘湯を見つけて
「ああ、あの正方形のやつですね」
みたいなことを言うんですけど、全然正方形じゃないんですよね。こんなことがざらにありますから凄いでしょう。照英最高なんですよ。だから今、日本で一番面白いのは照英だと思っています。二番目は大沼心さんです。

テーマ:管理人日記 - ジャンル:アニメ・コミック

フレッシュプリキュア!第18話「プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!」

 記事を書くにあたってcut○○というのを使いますが、cut○○以下はその数字カット内の説明である、という意です。またこれは僕が放送を観ながら定めたものですから、その数は正確ではないかもしれないということを予めご了承ください。

アバンタイトル
 cut1。一般的にファーストカットは演出家が特に気を遣うところらしいです。ここのポイント、一つはラブ・ブッキーの正面バストショットで顔見せです。二人がこちら側にくることで顔見せを補完して、その顔を少し崩して視聴者に肩の力を抜いてもらいます。もう一つはリアクションですか。いきなりリアクションから入ることで半ば強引に視聴者を物語の中に引きずり込む役割を担っています。
 cut2。前カットのリアクションの理由を示す切り返しシフォン正面フルショットです。サイズから見てこれも顔見せ的なカットのようです。
 cut3。ここまで出てきたラブ・ブッキー・シフォンを入れつつ美希を正面で捉えています。長峯達也さんはあまり引いたポジションを取りませんからこれがマスターショットでしょう。美希の顔見せも兼用しています。
 cut4。前カットで見せていたリンクルンに寄ります。リアクションの背景を明確にするのとスポンサーの意向を同時に満たしています。ズームインしているのは一気に寄った違和感を軽減するため?分かりません。
 cut5。ラブとブッキーです。このシークエンスでは美希、ラブ・ブッキー、シフォン三組の位置関係をきちんと見せないといけません。ここでは美希左・ラブ達右、ラブ達・シフォン正面、シフォン左・美希右としていました。ラブ達左・シフォン右とする手もあるんでしょうが、あまり右にやったり左にやったりするとややこしくなるでしょうし、同ポジを使えるところなら使った方が美術さんは楽でしょう。だとするとcut3の半端と言えなくもないマスターショットも理解できます。ただ、三組の描写はもっとうまくやる方法があるかも知れません。今度から注意してみようと思います。
 cut6。美希とシフォンですcut3の顔見せだと少し弱いと感じたのか、美希はバストショットでほぼ正面です。
 バンクです。
 cut7・8。それぞれcut2・1と同ポジです。前述したとおりです。
 cut9。cut8を受けて美希は画面右方向を見ています。そこに画面左手前にいるシフォンが動いて美希はそちらに顔を向けました。キャラクターの位置関係を意識させつつ動かしてやることでなんとか分かり易くしようということでしょうか。三組の中で唯一位置関係が左右変化する美希に焦点をあてたカットです。
 バンクです。
 cut10・11。それぞれcut2・1と同ポジです。前述したとおりです。
 cur12。シフォンを抱く美希奥と手前両サイドにラブとブッキーです。美希がシフォンを抱いたことで位置関係が変化し、美希・シフォンとラブ・ブッキーは、シフォンとラブ・ブッキーと同じ位置関係となりました。でも何の前触れもなく美希がシフォンを抱いているんですよね。時間・空間の意識が希薄なところがちょこちょこあったのが初見ではイマイチ興奮しなかった理由だと思います。
 cut13。タルトの顔見せです。
 cut14。cut13からカメラが180°回り込んで手前タルトの後姿と奥にプリキュア達です。
 cut15。長峯さんの回でよく見かける主観カメラ風のポジションを取ったカットで、ここでは美希のお母さん主観風で美希の部屋にいる人も妖精も全て見せています。こういうのって何か呼び方があるんでしょうか。分からないので以下擬似主観カメラとします。cut13から15にかけてまた新しい人や妖精が登場してきて、折角美希とシフォンを一組にしたのに面倒くさくてしょうがない。そうなると位置関係云々は無視してもう正面切り返しでいいんでしょうか。

 cut16。病院の外観です。
 cut17。美希の擬似主観カメラです。和希くん正面で左奥にラブ・ブッキーが確認できます。いきなりcut15の緊張が溶けるわけですからインパクトのあるポジションが必要なはずです。キャラクターが正面にくる擬似主観なら間違いないと思います。また和希くんの顔見せもするなら正面でしょう。
 cut18。引いてプリキュア+和希くんのマスターショットです。画面右に見切れている車椅子の車輪は・・・格好いいのかは知りませんけど後の伏線です。
 cut19。美希のアップショットで早速cut18を生かして画面左方向を向いています。
 cut20。美希と和希を真横から捉えて二人の距離感の描写です。画面左に見切れているラブにより美希の行動が異常であることが子供達にも分かり易く伝わるはずです。
 cur21。画面右にまだ美希がいて隣に弟・ラブ・ブッキー、単調にならないようにとの配慮からかやや俯瞰です。
 cut22。cut19同ポジで美希が戻ります。これを入れるためにcut21の美希なんですね。
 cut23。cut18同ポジです。まあ美希の対比でしょう。
 cut24。前カットの最後にブッキーが喋りだのを補完しつつ、美希からシフォンに主導権を移すためシフォンのフルショットやや俯瞰です。なるほど、cut23は美希の対比を行いながらも、引きであることで彼女のアドバンテージが縮小していることも同時に示していたんですね。
 cut25。女の子初登場です。nを三回も連打するの面倒だなあ。名前がわかんないからヲコでいいや。ヲコが走ってきます。
 cur26。俯瞰でヲコの行動に対するラブ・ブッキーのリアクションです。感情誘導と言うべきでしょうか。
 cut27。今後の重要人物であるヲコを印象付けたいはずですから、前カットで後ろを向いていたのを一変させて今度は目の辺りのクローズアップから引いていったり、ヲコの動きに合わせてカメラが動いています。
 cut28。ヲコ左に右プリキュア達と和希くんリアクションです。ヲコを押さえつつプリキュア達のリアクションもきちんと見せておきたいから繰り返したんでしょう。
 cut29。視聴者がプリキュアに意識がいったとすればシフォンの行動に注意するはずですし、きちんと覚えていなかったとしてもctu24を受けるカットがないと何となく不安になるはずです。この二つを同時に満たすのがシフォンアップのリアクションです。カットズームインのちズームインはシフォンに意識を向けさせるためでしょうか。

Aパート
 cut30。ラビリンス外観です。
 cut31。ウエスターです。わざと全体を見せないのは後できちんと見せて印象付けをさせたいからでしょうか。
 cut32。サウラーバストショット正面で、イースちゃんがインしてきます。サウラーのリアクションは位置関係を意識させるものです。
 cut33。前カットのリアクションを受けてのショットです。
 cut34。cut33・34と正面が続いたことでウエスターの印象付けがなされました。
 cut35。cut33で獲得した位置関係を押さえつつ切り返しです。
 cut36。雑誌です。前カットから一気に時間が経過しました。さっき書いた時間・空間の意識が希薄なところ二回目です。
 cut37。cut35から36で時間が一気に飛んで位置関係が変わりましたから、ウエスター左・サウラー右、イースちゃん左・先の二人右という新たな位置関係を見せたショットです。
 cut38。イースちゃん俯瞰アップで画面右向きです。早速新たな位置関係を利用しています。
 cut39。ウエスターアップです。画面左を向いています。イースちゃんと会話しているということの補完ですね
 cut40。雑誌です。
 cut41。イースちゃんcut38と同じアングルですが顔に寄っています。寄って感情移入ですか。
 cut42。画面傾きのウエスターとサウラーです。ウエスターが画面左を向いているのがわかるポジションによって、イースちゃんとの位置関係を補完しつつ新たな対話の開始を明確に表しています。
 cut43。雑誌です。
 cut44。cut42同ポジです。全くの妄想ですけど、テレビの青山さんだからそんなに動かせない(動かさない?)。ゆえに画面を持たせるためのcut43の雑誌カットインでしょうか。
 cut45。イースちゃん正面です。
 cut46。cut37同ポジです。
 cut47。サウラーアップです。
 cut48。また正面のイースちゃんです。そういえばcut37では、イースちゃんが手前でカット内のアドバンテージを持っています。こうもイースちゃん推しなのは、もうすぐ登場する4人目のプリキュアだからでしょうね。
 cut49。正面のイースちゃんで希薄になった位置関係を画面左を向いているウエスターで補完しています。
 cut50。あ、また正面のイースちゃんだ。可愛いね。
 cut51。ウエスターのアップショットです。ズームインしています。寄って感情移入ですかね。
 cut52。ロングでウエスターほぼ正面で前景にテーブルと椅子もあります。引きであることと主な人物以外のものが入ったことで視聴者を客観的なポジションに連れて行き、敵キャラのシークエンスの終わりに相応しいカットとなりました。ちなみにcut32・33でテーブル椅子を補完していました。この後タイトルです。

 cut53。cut2と同じようなポジションです。アバンのラストカットであるシフォンで一気に病院まで連れ戻します。それには勿論正面が効果的です。
 cut54。シフォン左・ヲコ右です。意図はよく分かりませんが、プリキュア達の主観ないし擬似主観であるとミスリードされる可能性を排除したのでしょうか。主観である場合、誰の主観であるかもカット内で重要な意味を持ってきますし、むしろアドバンテージはその誰に当てはまる人物が持っています。ここでプリキュア達が頭をよぎるとヲコとシフォンというこの回の鍵を見落とすかも知れませんから、それを避けたのかなあ。そういえばcut55の位置関係であれば映っているはずのプリキュア達がいませんね。ますます訳が分かりません。
 cut55。イスタブリッシングショットです。
 cut56。ヲコです。画面右を向いています。
 cut57。ヲコの主観です。
 cut58。右にヲコ、左にプリキュア達です。一応マスターショットなのかな。
 cut59。ヲコの主観カットでシフォンです。
 cut60。ヲコが画面左方向を向いています。立て続けにヲコが深く関係するカットが挿入されたので、シークエンスの主役は完全にヲコのようです。
 cut61。アクセサリー製作機です。
 cut62。アクセサリーを作るヲコ真ん中に捉えてプリキュア達との位置関係を見せつつ、アクセサリー製作機の全体を見せて宣伝(?)もしつつのカットです。
 cut63。またヲコの主観カットです。プリキュアのリアクションが宣伝に一役買ったかもしれません。
 cut64。シフォンの耳にアクセサリーをかけるヲコです。
 cut65。カットズームアウトでヲコとシフォンです。cut54とは真逆でヲコ左・シフォン右となっています。別にプリキュアの主観のような感じはしないのですが、お子様はそう感じるかも知れません。よく分かりません。実際カットの最後で目線を右上にやりますしね。あら、cut58はマスターショットじゃないようです。位置関係を正確に定めないのは何でだろう。確かにリアルタイムで観ているときにはそこまで混乱をきたしませんでした。主観がところどころに入ることで位置関係の意識が希薄になったのかもしれません。だとすれば限定的に位置関係を崩したカメラポジションを取っても問題ないのかなあ。このカットは位置関係がはっきりする真横ではなくほぼ正面です。
 cut66。cut55同ポジです。さっきアップショットでリアクションを見せたなら今度は引きでやるしかないでしょう。
 cut67。またヲコ主観です。
 cut68。cut65同ポジです。
 cut69。病院外の茂みからタルトの後頭部がインしていきます。cut16から少し寄っただけなので場面が変わったことが分かり易く示されました。
 cut70。タルト正面です。「タルトですよ」ということでcut69の補完です。
 cut71。効果音とフェードインで回想の開始の分かり易い合図からです。
 cut72。cut70同ポジです。cut71が回想であったことの明示です。このカットで病院でのタルトのシーンは終わります。これはまあ別にカメラポジションをいろいろ取る必要はないですからね。
 cut73。cut61兼用であることで場面が変わったことが分かり易く示されました。
 cut74。アクセサリーを付けたブッキーの手がインしてきます。関連するもので繋げて場面転換の明示にもう1カットですね。
 cut75。手前に美希とブッキー正面。奥にヲコとラブです。寄り気味のカットが続いたので少し引いたということでしょうか。リアクションで宣伝です。
 cut76。ラブの顔正面アップショットです。前カットの美希・ブッキーの表情とは全然違っているため違和感を持たせたところで、手とぐちゃぐちゃなアクセサリーがインしてきました。動かして注目させることと対比を使ったギャグ演出でした。
 cut77。美希・ブッキーのリアクションです。引きなのは微妙な雰囲気を出すためでしょうか。
 cut78。ヲコほぼ正面です。
 cut79。前カットでシフォンが喋ったことを受けて、ヲコのリアクションのためアップショットです。シフォンが喋った瞬間のラブ達のリアクションを見せないことで、やはり主題はシフォンのことを騙しすかすラブ達ではなく、ヲコとシフォンであるということの証明となっています。
 cut80。ラブアクションです。
 cut81。cut77同ポジです。また微妙な雰囲気を見せるためのカットでした。
 cut82。ラブ主観で俯瞰のヲコです。
 cut83。切り返してアオリのラブです。
 cut84。手前にブッキーと美希、奥にヲコです。繰り返されたcut77とは逆になって、ヲコは画面左を向いています。もう訳が分かりません。手前の二人はcut86の伏線です。
 cut85。スクラップブックです。
 cut86。またラブの主観っぽいカットです。
 cut87。cut84の位置関係を基準にラブ左・ヲコ右となっています。
 cut88。ヲコの主観カットです。cut86の手の解答です。
 cut89。またスクラップブックです。次カットで時間が飛んだことが示されて頭が処理不能になり始めました。
 cut90。左プリキュア・右ヲコです。全員を入れたカットで一応マスターショットということでしょうか。
 cut91。ヲコとブッキーです。うおお、ことぶっきぃみたいになった。すごい。
 cut92。奥にラブと美希、手前にヲコとシフォンで全員バストショットです。ここ2カット顔が画面のかなりの割合を占めています。感情を見せやすい顔を強調することで叙情的な話題に移そうとしているようです。
 cut93。シフォン正面のショットです。人外キャラで感情誘導ですか。僕の経験上、手軽に泣かせることが出来るのは人外キャラだと思います。
 cut94。看護婦さんの腰あたりが扉の陰からインしてきます。いきなり関係の浅いものがカットインされるのは場面転換の予感です。
 cut95。引きで手前にプリキュアとヲコ、奥にヲコのお母さんと看護婦さんです。イースターの館でも出てきた引きで傍観者ですか。
 cut96。cut91から93までとはうってかわってやや引き気味のヲコとシフォンです。
 cut97。cut93より寄ったシフォン正面です。繰り返して強調ですね。

 cut98。ラブバストショットで画面左を向いています。
 cut99。カメラが180°回り込んで引きでプリキュア達とヲコのお母さんを捉えたカットです。当然ラブは画面右を向いています。
 cut100。前カットでラブ達に見下ろされていることを受けて俯瞰でお母さんのアップショットです。
 cut101・102・103。さっきのタルトのところと同じく分かり易い回想です。ヲコのバストショットから入ってあと2カットは手元のみなのは、手紙ということを強調しているんだと思います。
 cut104。cut100と同ポジで回想終わりの分かり易い明示でした。
 cut105。手紙を握り締めるお母さんです。前カットでは顔が芝居をしてアドバンテージを持っていたのでそれを生かすためか俯瞰です。
 cut106。cut99同ポジです。
 cut107。cut98より少し寄ったラブです。cut106から切り返すから最初からあんなポジションだったんですね。
 cut108。どっかの丸窓越しのヲコです。要するにcut98から107は検査室の外だったんでしょう。全然分かりませんでした。
 cut109。前カットでヲコが首を振ったことを受けてヲコの視線の方向にあるものを見せています。ヲコにカメラが追従することでやはりヲコ中心に感情誘導をさせています。
 cut110。画面左を見ているヲコバストショットです。cut109から不安そうなヲコの顔バンと入ることでヲコの気持ちを理解するわけです。
 cut111。ヲコの擬似主観です。ヲコ推しは続きます。
 cut112。ヲコがシフォンに話しかけますから分かり易いように、そしてcut113が効果を持つように正面です。
 cut113。cut93サイズのシフォンです。
 cut114。アオリで開く扉です。今後はラブが中心に進むのでヲコ推しの流れを切るのが目的でしょう。
 cut115。全員正面で手前ヲコアップに奥ラブ・母・看護婦さんニーショットです。新しく入ってきた人物と元々その空間にいた人物との位置関係をはっきりさせるためにも正面で四人入れています。
 cut116。ラブバストショット画面左向きです。空間を損なわないようにお母さんが見切れています、
 cut117。フカンで検査室から出てくるヲコとそれを迎えるプリキュア達です。マスターショットですね。
 cut118。手前ヲコアップ画面左、奥ラブ股間上から画面右です。散々見せてきたヲコの感情をこぼさないでかつcut116のラブを受けるならこのサイズでこのアングルでしょう。少なくともプリキュアにおいて長峯演出は顔です。顔だけ見てれば全て分かります。
 cut119。画面左にラブナメて右奥にヲコです。cut118で手前にいることでアドバンテージを持っていたヲコの行動を受けつつ、至って自然に切り返しを誘導しています。
 cut120。切り返してラブアップです。長峯顔演出ここに極まれりです。
 この後の病院散歩シークエンスは同ポジをたくさん使っていた以外特に何もなし。病院帰りシークエンスもラブの顔を途中まで全然見せないことが結果的に顔の強調となっていた以外特になし。Aパートはこれで終わりです。

Bパート
 変身バンク終わってcut138。手のクローズアップです。プリキュア達は今どこにいるのか、何をやろうとしているのか全くわかりません。ここで1クッションあることでラブ達がプリクラで遊んでいることが何倍も強調され、それが外で見張るタルトのギャグのカットが生き生きとするんですね。
 cut139・140・141。写真です。当然突っ込みがあったと思うんですけど僕も一応。ブッキーのポージングは何なんだろう。両手でサムズアップって普通日本人はやらないでしょう。しかもこの後の集合写真でも同じことをやっていました。気に入りすぎだろうと思いました。
 cut142。前述した外で見張るタルトです。まあCM開けての彼のファーストカットなら正面しょう。
 cut143。カットズームアウトでやはり見張るタルトです。
 cut144。前述した集合写真です。ダメだ、ブッキーは面白いけど全然可愛くない。河野さんが一番可愛くてすごい。
 cut145。ロングで誰かの家です。イスタブリッシングショットでしょう。誰の家か分からないのでイスタブリッシュ出来てないですけど。
 cut146。ミユキさんのポスターでラブの家だと分かりました。と思ったらcut154でブッキーの家だと分かりました。それはともかくラブアップショットです。右向きです。
 cut147。とっても陽気でズレてるブッキーです。アップです。画面左向きです。イスタブリッシュ出来てます。
 cut148。146同ポジで美希が左からインしてきます。
 cut149。cut145同ポジです。美希の位置がcut148とは逆になっています。イスタブリッシュ出来てません。まあこれはcut148がおかしいんですけどね。どう考えても美希のいる位置とは遠い方からインしてきたので。あとこのカットでおかしいのはブッキーちゃんの拍手です。2コマ2枚で拍手しています。つまり1秒間に6回も手を叩いてるんですよ。それも物凄い笑顔で。ブッキーちゃんは人間じゃなかったんだ。怖いよう。
 cut150。シフォンとタルトです。cut145では手前に位置していることでこの二人はアドバンテージを持っていました。それがようやく生きました。そしてこのカットではシフォンが手前でアドバンテージを持っています。これは次のカットに生かされます。
 cut151。明示はされないですけど、ほぼ間違いなくシフォンのものと思われる回想です。
 cut152。回想開けてシフォンのアップになったのでやはりそのようです。
 この後の病院での奇跡は何とも言いようがないので飛ばして、cut2同ポジの病院の外観が朝になるカットの次からです。

 cut182。ぬいぐるみです。時間が経過したことを示すために、先のシークエンスまで動いていた人形が生気を失いあるべき姿に戻っています。またcut181を受けてカーテンを透けて入ってくる光が描写されており中々格好良いです。
 cut183。シフォンの耳のアクセサリーです。ヲコが物語の主導権を持つのは先のシークエンスまでです。だから視聴者がヲコと感覚を共有する必要はなく、むしろここからは戦闘ですからプリキュアの方に意識を向けてもらわなくてはいけません。ゆえにヲコと同じタイミングでアクセサリーを初見しなくて良いのです。
 cut184。目を覚ますヲコです。まずは顔を見せるのが長峯演出と言ったところでしょうか。
 cut185。イスタブリッシングショットです。cut160でシフォンが魔法をかけて人形が浮かび始めるカットと同ポジなので、あの病院での奇跡を思い出します。と言うか対比ですね。
 cut186。だから同じタイミングで初見しなくていいって言ってるでしょう。
 cut187。正面リアクションヲコです。まあ正面でしょう。
 cut188。cut61同ポジです。
 cut189。アクセサリーと作り始めるヲコです。真横なのは楽だから?分かりません。
 cut190。cut185同ポジです。三度同情の引きで傍観者ですね。
 この後プリキュア再び登場から「まっててね〜」まではファーストカットの足以外あんまり格好良くないので飛ばします。

 cut196。前カットで一つだけ色みが違ったタワー、それに寄ったカットでウエスター再登場です。ロングでも分かり易くするならやはり髪の毛の色でしょう。ゆえに後ろ姿です。
 cut197。正面バストショットウエスターです。前カットを補完しました。この後はナケワメーケ呼び出しバンクの後ナケワメーケ登場です。またあんま格好よくないのが続くのでヲコの病室まで飛ばします。

 cut208。cut206・207と色紙で繋げてヲコを連想させといてのヲコです。後ろを見ているのは振り向くというアクションを強調するためと表情を見せるためでしょう。振り向いて画面左を向きます。これは後の切り返しと方向性が逆なんですけど、アクセサリーを手前に持ってきて強調したかったからでしょうね。何故なら色紙とアクセサリー、贈り物という共通項で彼女らは今物語的にも映像的にも繋がっているからです。
 cut209。ヲコ手前で奥お母さんと看護婦さんです。振り向きの補完です。
 cut210・211・212前述したヲコとお母さんの切り返しです。
 cut213。閉まっている扉とアクセサリーです。また時間が飛びました。

 映像的にはともかく、個人的にはどうでもいい止めのモブが2カット続いて、その後俯瞰のイスタブリッシングショットでその次です。cut217。ウエスターリアクションは後ろからです。次に背後で何かが起こることを予感させます。
 cut218。アオリピラミッド型の構図のプリキュアです。アオリでピラミッドって安定させたいのかさせたくないのか分かりませんけど、存在感は出るでしょう。
 cut219。手前にプリキュアで奥のナケワメーケがプリキュアの方を見ます。プリキュア左・ラビリンス右という位置関係が明示されました。
 cut220。ほぼ?正面ウエスターです。悪役から一言あるのはセオリーでしょう。あと、ラビリンスの人ってメビウス様に薬でコントロールされているからか、皆ロンパっててどこ見てるか良くわかんないんですよね。イースちゃんも薬漬けなの?可哀想だねぺろぺろ。
 cut221。ナケワメーケ必殺技バンクです。cut218から少し寄ってプリキュアのリアクションを見せた後ここから飛ばしたところの同ポジが続きます。
 cut226。画面左方向を見ているウエスターです。cut219を補完しています。
 cut227。cut219同ポジです。
 cut228。ナケワメーケが攻撃開始です。画面左向きです。位置関係の参連続描写で次に何か大きなアクションを起こすんでしょうね。
 cut229。プリキュア真後ろ回避です。方向性の描写はこれのためですか。うーんイマイチ。
 cut230。真横からアクションを見せています。ロングです。
 cut231。プリキュア正面パンチです。
 cut232。切り返して正面ウエスターです。
 cut233。引きでウエスターの回避行動です。
 cut234。ウエスターが後ろを向いて着地し振り返ったことで、位置関係の変化を予感させます。
 cut235。切り返して正面俯瞰プリキュア達です。
 cut236。また正面です。
 cut237。シフォンとタルトです。リアクションなので寄ってます。
 cut238。真横のショットでプリキュア左、ラビリンス右という新たな位置関係が明確に示されました。この後病院のシークエンスがありますが、大したことはないのでパスします。
 cut242。引きで攻撃を受けるプリキュアです。位置関係はcut238で示されたまんまでした。
 cut243。プリキュアのリアクションです。画面手前に落ちてくることでより悲惨に見える仕組みです。
 cut244。ラブアップでリアクションです。顔を見せて詳しくリアクションを見せるんですね。なるほど、cut243は外的なリアクション、つまり状況を伝えるリアクションで、ここは内的なリアクション、つまりキャラクターの感情を伝えるリアクション、このように分けられるでしょう。この後、リアクションは充分見せたので、次の話に移るため目を開けさせて視聴者の意識を画面の外に散らしていました。
 cut245。ラブの視線を受けてアオリのナケワメーケです。
 cut246。一応イスタブリッシングショットになるんでしょうか。
 cut247。ウエスターのバストショットです。カメラの傾き付きです。cut245・247を見る限りとにかく画面を落ち着かせたくないんでしょうね。
 cut248。街頭スクリーンでcut248に対するプリキュアの内的なリアクションを見せるとは。なかなか面白いです。
 cut249から252はテレビを見ている人たちです。カメラポジションは普通に考えたらまあこんなところでしょうね。
 cut253。cut247同ポジです。舞台が戻ったってことでしょう。
 cut254。正面ラブです。立ち上がります。ヤマ場ですから正面でしょう。
 cut255。カメラ傾きのアオリ手前プリキュア奥ラビリンスです。ラビリンス圧倒的有利なのにも関わらずラブのあのセリフですから、傾かせて異常性を出しているんでしょうかね。
 cut256。手前ラブの乳に奥ブッキーです。別にラブの顔を見せても差し支えないだろうに、わざわざ首下で切って乳を強調しているかのように見えます。素晴らしいことに長峯さんってたまにこういうエロいカットが入るんだよなあ。と言っても今はプリキュアSSの第31話、ミズシタターレのおっぱいしか思い浮かばないんですけど。今後も見かけるようでしたら氏の特徴としてエンタイトルも検討します。
 cut257。正面青山顔アップのラブです。プリキュアオプティミスティックパワーが全開になるカットですからアップで間違いないですね。うーん、やっぱ藤井さんが一番恐ろしくてすごい。
 ここで決めポーズバンクが入りヲコが小型テレビでプリキュアの状況を知った後、再び戦闘へ戻ります。
 cut263。飛翔しているプリキュア達を俯瞰フルで捕らえています。主導権は完璧にプリキュアなので、手前にいます。
 cut264。ウエスターアクションです。前カットでプリキュア達は右へ移動していましたから、位置関係を見せるカットでもあります。指まで指して分かり易いことこの上ないです。
 cut265。真横ナケワメーケアクションです。完全にプリキュア右・ラビリンス左という位置関係が示されました。
 cut266。アクションの速度感を容易に出すには正面より横でしょう。他には大したアクションはないのでこれがキーのアクションのはずで、これをきちんと見せるためのcut263・264だったんですね。
 cut267・268・269。さっきから病院のところは飛ばしまくってますけど、ここで少し書きましょう。プレゼントという共通項を持っているということからプリキュアとヲコは繋がっていると見ていいはずです。そう言えばcut238でプリキュアは敵の攻撃から逃げていた一方、その後のヲコは手術から逃げていました。バンクの決めポーズでプリキュアは息を吹き返した一方、その後のヲコはプリキュアの活躍で元気を取り戻していました。そしてここではプリキュアは闘っている一方、ヲコは一生懸命応援をしています。有名なコピペで「みんなはプリキュア。お父さんもプリキュアです。」というのがありましたが、この回はまさにそれを体現しているんですよ!残念ながら伝説の戦士に選ばれなかった者たちはプリキュアを応援する、その応援が力になりプリキュアは敵を倒す、間接的とは言え僕らは敵と戦っているのです。
また、同回はプリキュアとプリキュアに憧れる普通の女の子という現実世界そのものの構造をアニメで同様に描いています。女の子たちはプリキュアをモニタ越しで見ているというダメ押しは見事です。ヲコとプリキュアとの関係を中心に見せ、ヲコとプリキュアのテンションを中心にそれぞれがそれぞれに呼応し物語のテンションが倍倍へと上がっていく構成は素晴らしい。最後にプリキュアの必殺技を真似してヲコが「はああああああ」とやるのをテレビの前の僕らも同じようにやったらもう制作者の勝ちですよ。

 cut270。cut265で示された位置関係を守りつつプリキュアアクションです。
 cut271から275。テレビの前の子供達です。cut249以降と同ポジですが、絵の順番は変えています。こういうのは変えるのが普通なんでしょうか。
 cut276。画面左へトリプルプリキュアキックです。
 cut277。勢いを切らない程度の長さでナケワメーケの内的リアクションを俯瞰で見せます。
 cut278。プリキュア達の足です。キックがヒットしました。
 cut279。アオリでほぼ正面ナケワメーケの外的リアクションです。これだけしっかり見せたので位置関係は無視して構わないでしょう。
 cut280。ナケワメーケの外的リアクションの勢いを見せるために真横です。
 cut281。ウエスターが落ちます。
 cut282。プリキュア達颯爽と着地して正面です。この後必殺技バンクです。必殺技前ならまあ正面でしょう。
 cut283。はあああああああ。
 cut284。アオリのタワーです。どっかの同ポジです。
 cut285。ウエスター捨て台詞です。
 cut286。cut251同ポジでテレビを見ている子供です。
 cut287。cut252から少し寄って正面のヲコです。cut283の続きとして見せるので問題ないでしょう。
 cut288。顔に寄ってヲコの内的リアクションです。はあああああの棒をきちんと見せたいのでやや斜めからです。

 cut289。三人病院の近くの建物に降り立ちます。ラブが画面左方向へ走っていって位置関係の明示です。
 cur290。ラブが振り返ります。ラブの気持ちをきちんと伝えたいので正面アップです。
 cut291。美希とブッキーウエストショットです。cut289の位置関係が効いています。
 cut292。手術に向かうヲコです。夕日でcut289以下と同時間であることを示しています。
 cut293。ヲコ越しのプリキュアロングです。前カットのリアクションを補完する、すなわちヲコがきちんとプリキュア達を見ているということを示すにはヲコ越しでしょう。
 cut294。プリキュアです。擬似主観でしょうね。
 cut295。ヲコのリアクションです。cut292とほぼ同じサイズなのにポジションじゃないのは、あからさまに展開を予感させたくなかったからでしょうか。cut295は窓側にカメラがありました。
 cut296。前カットのカメラポジションから意識されるのは窓の向こうのプリキュア達でしょう。自然に繋げて今度はプリキュアの状態を示すカットです。ヲコの方を見ているんですから病院も入れなくてはいけません。
 cut297。プリキュア達の正面にカメラが入って彼女達の内的リアクションです。
 cut298。企画発案者のラブのリアクションです。当然正面アップですね。シークエンスラストカットらしくフェードアウトします。

 cut299。cut16同ポジです。
 cut300。cut62同ポジです。シークエンスが変わっても舞台は変わりません。室内だとポジションは限られますし、手間も考えると同ポジでいいでしょう。
 cut301。cut65の同ポジです。
 cut302。ラブとヲコのリアクションを同時に見せるならまあここでしょうね。
 cut303。ヲコのリアクションを見せるための顔が正面にくるカットです。
 cut304。また時間が飛んだ。あばぁ。ぼへぇほじょぬいり。
 cut305。cut302同ポジです。
 cut306。cut67から少し引いた程度のポジションで(ヲコの主観?また唐突だなあ)再びプリキュア達のアクセサリーのリアクションを見せて宣伝です。
 cut307。cut64兼用です。
 cut308。cut65同ポジです。
 cut309。ヲコ正面アップです。セリフを補完してヲコの気持ちを汲み取らせるカットです。
 cut310。シフォン画面左向きです。cut309のシフォンバージョンです。
 cut311。cut309同ポジです。ヲコのリアクションですね。
 cut312。cut55同ポジです。
 cut313。前カットとのセリフの親和性が高いのにラブがシフォンを抱いているということはまた時間が飛んでる。あと、またブッキーの手を振る仕草が超高速です。
 cut314。ヲコも速ええ。1コマ打ち6枚で一往復ということは1秒間に4往復かい。下腕以外大して動いていないにどんな身体してるんだろう。手術で改造されたのかなあ。可哀想だから今度ヲコスジきれいきれいしてあげるね。ちゅっ。
 cut315。シフォンバイバイの空間的伏線です。
 cut316。cut314と同ポジです。ヲコのリアクションを見せます。
 cut317。シフォンが扉から顔を出します。
 cut318。cut314同ポジです。リアクション再び。cut315との対比でもあります。
 cut319。シフォンがバイバイします。こおろぎ半端ねえな、おい。
 cut320。cut314同ポジです。リアクションです。
 cut321。プリキュアがくれた色紙にズームインしていって・・・。
 cut322。ヲコとシフォンとの思い出は、プリキュアがくれた色紙という形となっても残りました。おしまい。

 うひょー、終わったー。メモ取り3時間・執筆時間12時間という渾身の記事ですから、是非この記事を参照しつつもう一度本編を観て頂きたいです。

テーマ:フレッシュプリキュア - ジャンル:アニメ・コミック

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Author:スジ乙女(ゆずる)
2010年度の受験を目指しています。
趣味はアニメを観ることです。
好きな言葉は「何だかよく分からないけれどお友達みたいね。」です。

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